次のコマンドを実行し、バックアップ・ファイルをリストします。
ocrconfig -showbackup
ocrconfig -showbackup
コマンドにより、バックアップ場所、タイムスタンプおよびOracle Clusterwareで作成されたバックアップ・ファイルの元のノード名が表示されます。デフォルトでは、-showbackup
オプションによって、自動および手動の両方のバックアップに関する情報が表示されますが、auto
フラグまたはmanual
フラグを含めると、自動バックアップまたは手動バックアップのいずれかの情報のみを表示することができます。
次のコマンドを実行し、内容を検査してバックアップ・ファイルの整合性を検証します。
ocrdump -backupfile backup_file_name
1日に1つ以上のバックアップ・ファイルが自動的に生成されますが、これらのファイルは、任意のバックアップ・ソフトウェアを使用して、プライマリOCRが存在するデバイスとは別のデバイスにコピーすることもできます。
LinuxまたはUNIXシステムでバックアップが生成されるデフォルトの場所は、Grid_home
/cdata/
cluster_name
(cluster_name
はクラスタ名)です。Windowsでバックアップが生成されるデフォルトの場所は、同じパス構造を使用します。デフォルトのバックアップはローカル・ファイル・システム上にあるため、標準のオペレーティング・システムまたはサード・パーティのツールを使用して、OCRCONFIGユーティリティによって作成されたバックアップ・ファイルをオペレーティング・システム・バックアップの一部に含めることをお薦めします。