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Oracle® Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71322-07
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crsctl status server

1つ以上の特定のサーバーのステータスおよび構成情報を取得するには、crsctl status serverコマンドを使用します。

構文

crsctl status server {server_name [...] | -w "filter"} [-g | -p | -v | -f] |
    [-category category_name | -w "filter"]

パラメータ

表E-68 crsctl status serverコマンドのパラメータ

パラメータ 説明
server_name [...]

1つ以上のサーバー名を空白区切りで指定します。

-w "filter"

表示対象のサーバーを決定するフィルタを指定します。フィルタは二重引用符("")で囲む必要があります。値にカッコまたは空白が含まれる場合、一重引用符('')で囲む必要があります。たとえば、"STATE = ONLINE"と指定すると、オンラインのサーバーのみが表示されます。

関連項目: フィルタを参照してください。

-g | -p | -v | -f

Oracle Clusterwareで特定のサーバーのステータスをチェックする場合には、次のパラメータのいずれかを指定できます。

  • -g: 指定したサーバーが登録されているかどうかをチェックする場合にこのパラメータを使用します。

  • -p: 指定したサーバーの静的な構成を表示する場合にこのパラメータを使用します。

  • -v: 指定したサーバーの実行時の構成を表示する場合にこのパラメータを使用します。

  • -f: 指定したサーバーのすべての構成を表示する場合にこのパラメータを使用します。

-category category_name

ステータスの取得対象として、特定のカテゴリのサーバーを指定できます。

-w "filter"

表示対象のカテゴリを決定するフィルタを指定します。フィルタは二重引用符("")で囲む必要があります。値にカッコまたは空白が含まれる場合、一重引用符('')で囲む必要があります。たとえば、"STATE = ONLINE"と指定すると、オンラインのサーバーのみが表示されます。

関連項目: フィルタを参照してください。

例1

crsctl status serverコマンドでは次のような出力が戻されます。

NAME=node1
STATE=ONLINE

NAME=node2
STATE=ONLINE

例2

特定のサーバーの構成全体は次のようになります。

NAME=node2
MEMORY_SIZE=72626
CPU_COUNT=12
CPU_CLOCK_RATE=1711
CPU_HYPERTHREADING=0 
CPU_EQUIVALENCY=1000
DEPLOYMENT=other
CONFIGURED_CSS_ROLE=hub
RESOURCE_USE_ENABLED=1
SERVER_LABEL=
PHYSICAL_HOSTNAME=
STATE=ONLINE
ACTIVE_POOLS=ora.pool1
STATE_DETAILS=
ACTIVE_CSS_ROLE=hub