Oracle Clusterwareエージェント・フレームワークは、Oracleが定義したポータブル・データ型を使用して文字列および数字を表します。これらのデータ型を使用することで、複数のプラットフォームでエージェント・プログラムを作成および実行できます。表G-1では、エージェント・フレームワークで使用されるOracleデータ型について説明しています。
表G-1 エージェント・フレームワークで使用されるOracleデータ型
Oracleデータ型 | 説明 |
---|---|
ub4 |
符号なしの32ビット整数 |
sb4 |
符号付き32ビット整数 |
oratext* |
CスタイルのNULLで終了する文字列で、char *に明示的にキャストする必要があります |
エージェント・フレームワークAPIによって戻されるclsagfwret
型のステータス値は、次のとおりです。
CLSAGFW_SUCCESS
: 関数が正常に完了しました。CLSAGFW_FAIL
: パラメータ内または関数の実行でエラーがありました。APIによって戻された文字列値は、現在のコマンド・エントリ・ポイントの範囲のみでアクセスできます。エージェントは戻された文字列値をエージェント独自のバッファにコピーして値を保持できます。