表9-2 予想されるリソースの状態
状態 | 説明 |
---|---|
ONLINE |
リソースは実行されています。 |
OFFLINE |
リソースは実行されていません。 |
UNKNOWN |
リソースの停止の試行に失敗しました。Oracle Clusterwareでは、この状態のリソースはアクティブに監視されません。アプリケーション固有のアクション(プロセスの停止など)を実行してリソースをオフラインにし、 |
INTERMEDIATE |
次の2つのイベントのいずれかにより、リソースがINTERMEDIATE状態になる場合があります。
Oracle Clusterwareでは、INTERMEDIATE状態のリソースはアクティブに監視され、通常、ユーザーの介入は必要ありません。前述の理由1のためリソースがINTERMEDIATE状態になっている場合、Oracle Clusterwareは、リソースの状態が確立されるとすぐにリソースをINTERMEDIATE状態から遷移させます。 前述の理由2のためリソースがINTERMEDIATE状態になっている場合、リソースは、部分的にオンラインであるかぎり、この状態のままになります。たとえば、VIPのホーム・サーバーは、VIPがスイッチオーバーできるようにクラスタに再度参加する必要があります。データベース管理者は、データベース・インスタンスをオープンするコマンドを発行する必要があります。 ただし、いずれの場合も、Oracle Clusterwareでは、リソースは適切になるとすぐにINTERMEDIATE状態から自動的に遷移します。 |