現在、エージェント・フレームワークは、リソース管理コマンドおよびリソース上で実行される操作に相当する7つのエントリ・ポイントを定義します。エージェントは、START、STOP、CHECKおよびCLEANコマンドのエントリ・ポイントを登録する必要があります。その他のコマンド・エントリ・ポイントはオプションです。エージェントは、各リソース・タイプおよびコマンドにclsagfw_set_entrypoint()
APIをコールすることでエントリ・ポイントを登録します。表G-2では、エントリ・ポイント・タイプおよびそれらに相当する型コードについて説明しています。
表G-2 エントリ・ポイント・タイプ
名前 | 説明 | 型コード |
---|---|---|
START |
リソースを起動しオンラインにします |
CLSAGFW_ACTION_START |
STOP |
リソースを停止しオフラインにします |
CLSAGFW_ACTION_STOP |
CLEAN |
リソース上でコマンドが失敗した後にクリーンアップします |
CLSAGFW_ACTION_CLEAN |
CHECK |
リソースの状態を確認します |
CLSAGFW_ACTION_CHECK |
ABORT |
時間切れになった実行中のコマンドを終了します |
CLSAGFW_ACTION_ABORT |
DELETE |
リソースは削除されます |
CLSAGFW_ACTION_RES_DELETED |
MODIFY |
リソースは変更されます |
CLSAGFW_RESATTR_MODIFIED |
ACTION |
リソース上のカスタム・アクションを起動します |
CLSAGFW_RES_ACTION |
関連項目:
エントリ・ポイントの詳細は、「Oracle Clusterwareリソースおよびエージェント」を参照してください。