データ・マイニングSQL言語関数は、Oracle Data Miningを使用してデータをスコアリングします。これらの関数は、マイニング・モデルのスキーマ・オブジェクトをデータに適用することも、分析句の実行によって動的にデータをマイニングすることもできます。SQL関数は、スコアリング操作をサポートするすべてのデータ・マイニング・アルゴリズムに使用できます。表2-5では、データ・マイニングSQL関数をリストしています。
表2-5 データ・マイニングSQL関数
関数 | 説明 |
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予測対象のクラスタのIDを戻す。 |
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予測対象のクラスタに関する詳細情報を戻す。 |
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予測対象のクラスタの重心からの距離を戻す。 |
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特定のクラスタに属するケースの確率を戻す。 |
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特定のケースが属している可能性のあるすべてのクラスタのリストと、ケースが含まれている確率を戻す。 |
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最も高い係数値を持つ特徴のIDを戻す。 |
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予測対象の特徴に関する詳細情報を戻す。 |
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考え得るすべての特徴が含まれているオブジェクトのリストとその係数を戻す。 |
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予測対象の特徴の値を戻す。 |
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ターゲットの最適な予測を戻す。 |
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不正確な予測のコストの測度を戻す。 |
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予測に関する詳細情報を戻す。 |
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予測の確率を戻す。 |
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分類モデルの結果を戻す(各ケースについての予測および関連する確率を含む)。 |
例2-7では、CLUSTER_ID
関数の結果を戻す問合せを示しています。この問合せでは、特定の特性を共有する顧客のグループを検出するモデルem_sh_clus_sample
を適用します。この問合せでは、クラスタの識別子および各クラスタの顧客数が戻されます。
例2-7 CLUSTER_ID関数
-- -List the clusters into which the customers in this -- -data set have been grouped. -- SELECT CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) AS clus, COUNT(*) AS cnt FROM mining_data_apply_v GROUP BY CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) ORDER BY cnt DESC; SQL> -- List the clusters into which the customers in this SQL> -- data set have been grouped. SQL> -- SQL> SELECT CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) AS clus, COUNT(*) AS cnt 2 FROM mining_data_apply_v 3 GROUP BY CLUSTER_ID(em_sh_clus_sample USING *) 4 ORDER BY cnt DESC; CLUS CNT ---------- ---------- 9 311 3 294 7 215 12 201 17 123 16 114 14 86 19 64 15 56 18 36
関連項目:
データ・マイニングSQL関数に関する詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。