バインド変数を使用すると、同じSQL文に様々な値を指定して複数回使用できるため、SQL文に必要な解析回数が減少します。たとえば、表に4行挿入する場合は、SQL文を1回解析し、行ごとにバインドして実行できます。1つのSQL文に0個以上のバインド変数を使用できます。
バインド変数を使用してパススルーSQL文を実行する手順は、次のとおりです。
カーソルをオープンします。
Oracle以外のシステムでSQL文を解析します。
変数をバインドします。
Oracle以外のシステムでSQL文を実行します。
カーソルをクローズします。
図3-1に、バインド変数を使用した非問合せ実行のフロー図を示します。