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Oracle® Database Heterogeneous Connectivityユーザーズ・ガイド
12cリリース1 (12.1)
E52376-02
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バインド変数の概要

バインド変数を使用すると、同じSQL文に様々な値を指定して複数回使用できるため、SQL文に必要な解析回数が減少します。たとえば、表に4行挿入する場合は、SQL文を1回解析し、行ごとにバインドして実行できます。1つのSQL文に0個以上のバインド変数を使用できます。

バインド変数を使用してパススルーSQL文を実行する手順は、次のとおりです。

  1. カーソルをオープンします。

  2. Oracle以外のシステムでSQL文を解析します。

  3. 変数をバインドします。

  4. Oracle以外のシステムでSQL文を実行します。

  5. カーソルをクローズします。

図3-1に、バインド変数を使用した非問合せ実行のフロー図を示します。

図3-1 非問合せ用パススルーSQLフロー図