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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース4.2 for Oracle Database 12c
B71338-03
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4.5 バグの管理

バグは、ソフトウェアの不具合を追跡するものです。バグは、割当て、マイルストンへの関連付けおよび追跡(期日、ステータスなどの属性を使用)が可能です。

内容は次のとおりです。

4.5.1 バグの表示

バグを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。

  2. 「バグ」アイコンをクリックします。

    バグ・ダッシュボードが表示されます。バグ・ダッシュボードには、ソフトウェアの既知の不具合の概要が表示されます。「バグ・ダッシュボードについて」を参照してください。

  3. 「バグ」タブをクリックします。

    バグ・ページが表示されます。「バグ・ページについて」を参照してください。

4.5.1.1 バグ・ページについて

バグ・ページには、各バグの詳細が表示されます。ページの上部にある検索バーを使用して、ページの外観をさらにカスタマイズできます。検索バーで使用可能なコントロールは次のとおりです。

  • 「検索」アイコン: 虫めがねに似ています。このアイコンをクリックして、検索を特定の列のみに絞ります。すべての列を検索するには、「すべての列」を選択します。

  • テキスト領域: 大/小文字を区別しない検索基準(ワイルドカード文字は暗黙的に定義される)を入力し、「実行」をクリックします。

  • 「実行」ボタン: 検索を実行したり、フィルタを適用します。

  • レポートの表示: 各バグをレポート内の1行として表示します。「アクション」メニューを使用して、このレポートをカスタマイズします。

  • 詳細の表示: 各バグの詳細情報が表示されます。表示される情報量を減らすには、「基本」をクリックします。

  • 「アクション」メニュー: このメニューを使用すると、レポート・ビューをカスタマイズできます。「「アクション」メニューについて」を参照してください。

4.5.2 バグの作成

バグを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。

  2. 「バグ」アイコンをクリックします。

    バグ・ダッシュボードが表示されます。

  3. 「バグの作成」をクリックします。

  4. 該当するフィールドに入力します。必須フィールドには、赤いアスタリスク(*)が付いています。

  5. 特定のフィールドの詳細は、アイテムのヘルプを参照してください。「フィールドレベル・ヘルプについて」を参照してください。

  6. 編集可能な選択リストに新しい値を追加するには、「新規」というタイトルが付いたフィールドに値を入力します。たとえば、「割当て先」リストに名前を追加するには、「新規割当て先」に値を入力します。

    入力した値が追加されます。

  7. 「作成」をクリックします。

4.5.3 バグの編集

バグを編集するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「チーム開発」アイコンをクリックします。

  2. 「バグ」アイコンをクリックします。

    バグ・ダッシュボードが表示されます。

  3. 「バグ」タブをクリックします。

    バグ・ページが表示されます。

  4. バグの編集方法は、検索バーで選択したビューによって異なります。オプションは次のとおりです。

    • 詳細の表示: バグ番号をクリックするか、「編集」アイコンをクリックします。

    • レポートの表示: 「編集」アイコンをクリックします。

  5. 該当するフィールドを編集します。

  6. 編集可能な選択リストに新しい値を追加するには、「新規」というタイトルが付いたフィールドに値を入力します。たとえば、「割当て先」リストに名前を追加するには、「新規割当て先」に値を入力します。

    入力した値が追加されます。

  7. 「変更の適用」をクリックします。

4.5.4 バグへのファイルの添付について

ワークスペースレベルで有効にすると、To Doにファイルを添付できます。詳細は、『Oracle Application Express管理ガイド』で、チーム開発での添付ファイルに対するサポートの有効化に関する説明を参照してください。

内容は次のとおりです。

4.5.4.1 バグへのファイルの添付

バグへファイルを添付するには、次の手順を実行します。

  1. 「To Do」ページにナビゲートします。「バグの編集」を参照してください。

  2. 「アクション」から、「ファイルの追加」をクリックします。

  3. 「ファイルの追加」で、次の項目を指定します。

    1. ファイル: アップロードするファイルを探します。

    2. 説明: ファイルの説明を入力します。

    3. 「ファイルの追加」をクリックします。

    「ファイル」という新しいリージョンがページの下部に表示されます。

4.5.4.2 添付ファイルの表示、編集および削除

添付ファイルを管理するには、次の手順を実行します。

  1. 「バグ」ページへナビゲートします。「バグの編集」を参照してください。

  2. 「ファイル」までスクロールします。

  3. 「ファイルの表示および管理」をクリックします。

    「ファイル」ページが表示されます。

  4. ファイルを表示するには、名前をクリックします。

  5. ファイルの説明を編集するには、「編集」アイコンをクリックします。

  6. 添付ファイルを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。

4.5.5 バグ・レポートの表示

バグ・レポートを使用して、バグを様々な観点から表示します。

内容は次のとおりです。

4.5.5.1 バグ・ダッシュボードについて

バグ・ダッシュボードには、ソフトウェアの既知の不具合の概要が表示されます。ダッシュボード・ページには、次のリージョンがあります。

  • クローズ率

  • 割り当てられた開発者

  • 重大度

  • ステータス

ダッシュボードを編集するには、次のステップを実行します。

  1. ページ上部の次のフィールドを編集し、「設定」をクリックします。

    • 表示

    • リリース

  2. ダッシュボードをデフォルト表示にリセットするには、「リセット」ボタンをクリックします。

4.5.5.2 カレンダについて

「カレンダ」ページの「表示」リストを使用して、推定クローズ日付のあるオープン・バグ、推定クローズ日付のないオープン・バグまたはクローズ・バグを表示します。「前へ」および「次へ」ボタンをクリックして、他の月を表示します。特定のバグを表示するには、バグの説明をクリックします。新しいバグを作成するには、「バグの作成」をクリックします。

4.5.5.3 開発者別について

開発者別ページには、バグが開発者別に表示されます。特定の割当て先に関連付けられているバグを表示するには、グラフの該当するセクションをクリックします。バグを開発者別に示したレポートが表示されます。

チャートを変更するには、別のリリースを選択し、「設定」をクリックします。デフォルトのチャートに戻すには、「リセット」をクリックします。新しいバグを作成するには、「バグの作成」をクリックします。

4.5.5.4 日別について

日別ページには、オープン・バグおよびクローズ・バグの数が日別に表示されます。チャートを変更するには、別のリリースを選択し、「設定」をクリックします。デフォルトの棒グラフに戻すには、「リセット」をクリックします。新しいバグを作成するには、「バグの作成」をクリックします。