目的
Oracle ACFSファイルシステムをディスマウントします。
構文および説明
umount -h umount [-v] -l -n volume_device |mount_point umount -a -l -n [-t acfs]
umount
-h
は使用方法のテキストを表示して終了します。
表16-5に、umount
コマンドで使用可能なオプションを示します。
表16-5 Linux umountコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
使用方法のヘルプ・テキストを表示して終了します。 |
|
Linuxでのファイルシステムのタイプを指定します。 |
|
verboseモードを指定します。操作が発生すると、進捗状況が表示されます。 |
|
このノードのすべてのOracle ACFSファイルシステムをディスマウントすることを指定します。 |
|
遅延アンマウントを指定します。Oracle ACFSファイルシステムがディスマウントされますが、ファイルシステムへのすべての参照のクリーンアップはシステムがビジーでなくなったときに発生します。 |
|
|
|
|
|
このファイルシステムがマウントされるディレクトリを指定します。 |
umount
は、現在のノード上のファイルシステム階層からOracle ACFSをデタッチします。ファイルシステムがビジーである場合、umount
は失敗します。
umount
コマンドを実行するには、root
権限が必要です。
例
次の例は、Oracle ACFSファイルシステムのディスマウント方法を示しています。1つ目の例では、ボリューム・デバイス・ファイルを使用し、2つ目の例ではファイルシステムを使用しています。
例16-4 umountコマンドの使用方法
# /bin/umount /dev/asm/volume1-123 # /bin/umount /acfsmounts/acfs1