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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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システム生成のファイル名(完全修飾されたファイル名)

Oracle ASMで作成されたすべてのファイルには、システム生成のファイル名(完全修飾されたファイル名)が付けられます。これは、ローカル・ファイルシステムでの完全パス名と類似しています。

Oracle ASMでは、次の形式に従ってファイル名が生成されます。

+diskGroupName/databaseName/fileType/fileTypeTag.fileNumber.incarnation

次に、完全修飾されたファイル名の例を示します。

+data/orcl/CONTROLFILE/Current.256.541956473

前述の完全修飾されたファイル名では、dataがディスク・グループ名、orclがデータベース名、CONTROLFILEがファイル・タイプとなります。

ASMCMDではスラッシュ(/)のみがサポートされます。ファイル名の大文字と小文字は区別されませんが、保持されます。小文字でパス名を入力すると、ASMCMDは小文字で保持します。

Oracle ASMのファイル名の詳細は、完全修飾ファイル名形式を参照してください。