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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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ディスク・グループ・メタデータの内部整合性のチェック

CHECKキーワードを指定してALTER DISKGROUP文を使用し、ディスク・グループ・メタデータの内部整合性をチェックできます。この文を使用すると、ディスク・グループ内の特定のファイル、ディスク・グループ内の特定のディスクまたはすべてのディスク、あるいはディスク・グループ内の特定の障害グループをチェックできます。これらのチェックを実行するには、ディスク・グループをマウントする必要があります。

デフォルトでは、CHECK DISK GROUP句ですべてのメタデータ・ディレクトリを検証します。Oracle ASMにサマリー・エラーが表示され、エラーの詳細がアラート・ログに書き込まれます。CHECKキーワードによって、次の処理が実行されます。

REPAIR | NOREPAIR句は、チェック中に検出されるエラーをOracle ASMが修復を試みる必要があるかどうかを指定します。デフォルトはNOREPAIRです。NOREPAIR句を使用して非一貫性に関するアラートを受信し、Oracle ASMがエラーを自動的に解決しないようにします。次の例の文では、data1ディスク・グループ内のすべてのディスクについてメタデータの整合性をチェックします。

ALTER DISKGROUP data1 CHECK ALL;

関連項目:

CHECK句の構文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。