注意:
この機能は、Oracle Database 12cリリース1(12.1.0.2)以降のLinuxシステムで使用可能です。
Oracle ASMフィルタ・ドライバ(Oracle ASMFD)は、Oracle ASMディスクのI/Oパスに存在するカーネル・モジュールです。Oracle Grid Infrastructureのインストール後、Oracle ASMFDをシステムにオプションで構成できます。ASMLIBが既存のOracle ASMインストールに構成されている場合、既存のASMLIB構成をOracle ASMFDに明示的に移行する必要があります。
注意:
この項のプロシージャの手順では、$ORACLE_HOME
環境変数はOracle Grid Infrastructureホームのディレクトリ・パスに設定されています。#
がオペレーティング・システム・プロンプトとして表示されているコマンドは、ルート・ユーザーとして実行する必要があります。$
がオペレーティング・システム・プロンプトとして表示されているコマンドは、Oracle Grid Infrastructureホームの所有者として実行する必要があります。
この項の内容は次のとおりです。
Oracle ASMFDを管理するためのASMCMDコマンドの詳細は、「ASMCMD Oracle ASMフィルタ・ドライバ管理コマンド」を参照してください。
すべてのASMCMDコマンドの詳細は、「ASMCMDについて」を参照してください。
Oracle Enterprise Managerを使用したOracle ASMFDの管理の詳細は、「Oracle Enterprise ManagerによるOracle ASMフィルタ・ドライバの管理」を参照してください。
関連項目:
Oracle Grid Infrastructureのインストールおよび構成の詳細は、使用しているオペレーティング・システムの『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』を参照してください。