すべてのOracle ASM管理タスクは、図7-1に示すようなOracle Enterprise Manager Cloud ControlのOracle Automatic Storage Managementの「ホーム」ページから始まります。Oracle Automatic Storage Managementの「ホーム」ページには次の内容が表示されます。
Oracle ASMインスタンスのステータス。
各ディスク・グループの使用済領域と空き領域、およびディスク・グループの内部の使用状況を示すグラフ。
Oracle ASMインスタンスによって提供されるデータベースのリスト。
Oracle ASMインスタンスによって提供されるOracle Automatic Storage Managementクラスタ・ファイルシステム(Oracle ACFS)ファイルシステム。
他の非Oracle ACFSボリュームのリスト。
Oracle ASMインスタンスおよびホスト・コンピュータに対するアラートのリスト。
Oracle ASMの「パフォーマンス」ページ、「ディスク・グループ」ページ、「構成」ページ、「「ユーザー」ページ、およびOracle ACFSページへのリンク
図7-1 Oracle Automatic Storage Managementの「ホーム」ページ
単一インスタンス・システムでOracle Automatic Storage Managementの「ホーム」ページにアクセスするには、次のようにします。
Oracle Enterprise Manager Cloud Controlにログインします。
ページの上部にある「ターゲット」ドロップダウン・メニューで、「すべてのターゲット」を選択します。
「すべてのターゲット」ページにあるターゲットのリストで、Oracle ASMインスタンスのターゲットをクリックします。
Oracle ASMのログイン資格証明を要求された場合は、ユーザーSYS
、およびインストール時にOracle ASMインスタンスに設定したSYS
パスワードを入力し、SYSASM
として接続します。Oracle Automatic Storage Managementの「ホーム」ページは、図7-1のページのように表示されます。
認証の詳細は、「Oracle ASMインスタンスにアクセスするための認証」を参照してください。