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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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pwset

目的

Oracle ASMまたはデータベース・インスタンスのパスワード・ファイルの場所を設定します。

構文および説明

pwset { --asm  | --dbuniquename string } file_path

表10-15に、pwsetコマンドのオプションを示します。

表10-15 pwsetコマンドのオプション

オプション 説明

--asm

--asmオプションは、ASMCMDがログインしているOracle ASMインスタンスに、パスワード・ファイルを関連付けます。

--dbuniquename string

--dbuniquename stringオプションは、パスワード・ファイルに関連付けられた一意のデータベース名を特定します。

file_path

file_path値は、パスワード・ファイルが存在する場所を特定します。

pwsetは、Oracle ASMまたはデータベース・インスタンスのパスワード・ファイルの場所を、file_pathで指定した値に設定します。CRSDリソースを特定するには、--dbuniquenameまたは–-asmのいずれかが必要です。

Oracle ASMおよびデータベースのパスワード・ファイルを管理するには、SYSASMまたはSYSDBA権限が必要です。

次の例では、ディスク・グループにOracle ASMパスワード・ファイルの場所を設定します。

例10-17 ASMCMD pwsetコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > pwset --asm +DATA/orapwasm