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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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offline

目的

ディスク・グループに属しているディスクまたは障害グループをオフラインにします。

構文および説明

offline -G diskgroup 
        { -F failgroup |-D disk}
        [-t {minutes | hours}]

表10-56に、offlineコマンドの構文オプションを示します。

表10-56 offlineコマンドのオプション

オプション 説明

-G diskgroup

ディスク・グループ名。

-F failgroup

障害グループ名。

-D disk

1つのディスク名を指定します。

-t minutes | hours

指定されたディスクを削除するまでの時間をnmまたはnhとして指定します。mは分を、hは時間をそれぞれ指定します。たとえば、120mまたは2hです。デフォルトでは時間単位になります。

障害グループが指定されている場合、そのグループに属するディスクはすべてオフラインになることを意味します。

次に、offlineコマンドの例を示します。1つ目の例では、dataディスク・グループのfailgroup1障害グループをオフラインにします。2つ目の例では、ディスクの削除までの時間を1.5時間と指定し、dataディスク・グループのdata_0001ディスクをオフラインにします。

例10-67 ASMCMD offlineコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > offline -G data -F failgroup1

ASMCMD [+] > offline -G data -D data_0001 -t 1.5h