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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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online

目的

ディスク・グループに属するすべてのディスク、単一のディスクまたは障害グループをオンラインにします。

構文および説明

online -G diskgroup { -a | -F failgroup |-D disk} 
       [--power n] [-w]

表10-57に、onlineコマンドの構文オプションを示します。

表10-57 onlineコマンドのオプション

オプション 説明

-a

ディスク・グループ内のすべてのオフライン・ディスクをオンラインにします。

-G diskgroup

ディスク・グループ名。

-F failgroup

障害グループ名。

-D disk

ディスク名。

--power n

ディスクの再同期およびディスク・グループのリバランスのためのリソースのレベルを決定する指数オプション(1から1024まで)を指定します。値を大きくすると、ディスクの再同期およびディスク・グループのリバランスが高速になります。デフォルトは1です。

-w

待機オプション。ユーザーに制御を戻す前にディスク・グループをリバランスする間、ASMCMDは待機することになります。デフォルトは、待機なしです。

障害グループが指定されている場合、そのグループに属するディスクはすべてオンラインになることを意味します。

次に、onlineコマンドの例を示します。1つ目の例では、waitオプションを有効にして、dataディスク・グループのfailgroup1障害グループのすべてのディスクをオンラインにします。2つ目の例では、dataディスク・グループのdata_0001ディスクをオンラインにします。

例10-68 ASMCMD onlineコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > online -G data -F failgroup1 -w 

ASMCMD [+] > online -G data -D data_0001