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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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rebal

目的

ディスク・グループをリバランスします。

構文および説明

rebal [--power power] [-w] diskgroup

表10-58に、rebalコマンドの構文オプションを示します。

表10-58 rebalコマンドのオプション

オプション 説明

diskgroup

ディスク・グループ名。

--power power

指数設定。

-w

待機オプション。ユーザーに制御を戻す前にディスク・グループをリバランスする間、ASMCMDは待機することになります。デフォルトは、待機なしです。

指数レベルには、ASM_POWER_LIMIT初期化パラメータと同じ値を設定できます。値0の場合、リバランスは無効です。リバランス指数が指定されていない場合、値はデフォルトでASM_POWER_LIMIT初期化パラメータの設定になります。指数レベルの詳細は、ASM_POWER_LIMITおよびリバランス操作の調整を参照してください。

ASMCMD lsopコマンドを使用すると、リバランス操作が発生しているかどうかを判別できます。lsopを参照してください。ディスク・グループのリバランスの詳細は、ディスク・グループの手動リバランスを参照してください。

次に、rebalコマンドの例を示します。この例では、指数レベルを4に設定してfraディスク・グループをリバランスします。

例10-69 ASMCMD rebalコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > rebal --power 4 fra

ASMCMD [+] > lsop
Group_Name  Dsk_Num  State  Power
FRA         REBAL    RUN    4