ディスク・グループは複数のディスクで構成され、Oracle ASMが管理する基本オブジェクトです。各ディスク・グループには、ディスク・グループ内の領域の管理に必要なメタデータが含まれています。ディスク・グループの構成要素は、ディスク、ファイルおよび割当て単位です。
ファイルは、ディスク・グループから割り当てられます。Oracle ASMファイルは、単一のディスク・グループ内に完全に含まれます。ただし、複数のデータベースに属するファイルがディスク・グループに含まれている場合や、複数のディスク・グループのファイルを単一のデータベースで使用する場合もあります。ほとんどのインストールでは、少数(通常は2つ)のディスク・グループしか必要とされず、3つより多くなることはめったにありません。ディスク・グループ管理の詳細は、「Oracle ASMディスク・グループの管理」を参照してください。