Oracle ACFSプラグイン機能によって、ユーザー領域アプリケーションは、オペレーティング・システム環境からジャストインタイムのOracle ACFSファイルおよびOracle ADVMボリュームのメトリックを収集できます。アプリケーションは、Oracle ACFSプラグイン・インフラストラクチャを使用して、Oracle ACFSファイルシステムおよびボリュームの詳細データを含めるように一般アプリケーション・ファイル・メトリック・インタフェースを拡張する、カスタマイズされたソリューションを作成できます。
Oracle ACFSプラグイン機能は、スタンドアロン・ホストにマウントされた個々のOracle ACFSファイルシステム上で、またはOracle ACFSファイルシステムがマウントされているOracleグリッド・クラスタの1つ以上のノード上で、有効化できます。この機能では、ノードローカル・プラグインが有効化されたOracle ACFSファイルシステムと、Oracle ACFSプラグインのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を使用した関連するユーザー領域アプリケーション・モジュールとの間で、メッセージ通信を行うことができます。
プラグイン・メッセージAPIでは、メッセージ配信モデルおよび複数のメッセージ・ペイロード・タイプのポーリングとポスティングの両方がサポートされています。
Oracle ACFSのプラグイン・コマンドの詳細は、「Oracle ACFSコマンドライン・ユーティリティ」を参照してください。Oracle ACFSプラグインのアプリケーション・プログラミング・インタフェースの詳細は、「Oracle ACFSプラグインの汎用アプリケーション・プログラミング・インタフェース」を参照してください。