目的
エイリアスが参照するファイルは保持したまま、指定したエイリアスを削除します。
構文および説明
rmalias [-r] alias [alias...]
表10-40に、rmalias
コマンドの構文オプションを示します。
表10-40 rmaliasコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
|
エイリアスを再帰的に削除します。 |
|
ファイル名またはディレクトリのエイリアス。 |
-r
フラグにより、現行ディレクトリおよびその下のディレクトリ・ツリー全体のすべてのエイリアスを削除できます。エイリアスを削除するとユーザー作成のディレクトリが空になる場合は、それらのディレクトリも削除されます。システム生成のファイルおよびディレクトリは削除されません。
例
次に、rmalias
コマンドの例を示します。この例では、エイリアスsysaux.f
を削除しますが、そのエイリアスが参照するデータファイルは保持します。
例10-50 ASMCMD rmaliasコマンドの使用方法
ASMCMD [+data/orcl/datafile] > rmalias sysaux.f