目的
V$ASM_CLIENT
ビューから現在のOracle ASMクライアントについての情報を表示します。Oracle DatabaseやOracle ASM動的ボリューム・マネージャ(Oracle ADVM)などのクライアントでは、ASMCMDが現在接続しているOracle ASMインスタンスによって管理されるディスク・グループを使用します。
構文および説明
lsct [--suppressheader] [-g] diskgroup
表10-7に、lsct
コマンドのオプションを示します。
表10-7 lsctコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
(なし) |
|
|
|
|
列ヘッダーを非表示にします。 |
|
ディスク・グループを指定します。 |
クライアント情報は、指定したディスク・グループにのみリストされます。
例
次の例では、data
ディスク・グループにアクセスするクライアントの情報を表示します。
例10-8 ASMCMD lsctコマンドの使用方法
ASMCMD [+] > lsct data DB_Name Status Software_Version Compatible_version Instance_Name Disk_Group +ASM CONNECTED 12.1.0.0.1 12.1.0.0.1 +ASM DATA asmvol CONNECTED 12.1.0.0.1 12.1.0.0.1 +ASM DATA orcl CONNECTED 12.1.0.0.1 12.0.0.0.0 orcl DATA