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Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
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lsct

目的

V$ASM_CLIENTビューから現在のOracle ASMクライアントについての情報を表示します。Oracle DatabaseやOracle ASM動的ボリューム・マネージャ(Oracle ADVM)などのクライアントでは、ASMCMDが現在接続しているOracle ASMインスタンスによって管理されるディスク・グループを使用します。

構文および説明

lsct [--suppressheader] [-g] diskgroup

表10-7に、lsctコマンドのオプションを示します。

表10-7 lsctコマンドのオプション

オプション 説明

(なし)

V$ASM_CLIENTビューから現在のクライアントの情報を表示します。

-g

GV$ASM_CLIENTビューから選択します。出力には、GV$ASM_CLIENT.INST_IDが含まれます。

--suppressheader

列ヘッダーを非表示にします。

diskgroup

ディスク・グループを指定します。

クライアント情報は、指定したディスク・グループにのみリストされます。

次の例では、dataディスク・グループにアクセスするクライアントの情報を表示します。

例10-8 ASMCMD lsctコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > lsct data
DB_Name  Status    Software_Version  Compatible_version  Instance_Name  Disk_Group
+ASM     CONNECTED       12.1.0.0.1          12.1.0.0.1  +ASM           DATA
asmvol   CONNECTED       12.1.0.0.1          12.1.0.0.1  +ASM           DATA
orcl     CONNECTED       12.1.0.0.1          12.0.0.0.0  orcl           DATA