目的
Oracle ADVMボリュームに関する情報を表示します。
構文および説明
volinfo { --all |{ -G diskgroup { -a | volume } } }
volinfo {--show_diskgroup |--show_volume} volumedevice
表15-6に、volinfoコマンドのオプションを示します。
表15-6 volinfoコマンドのオプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
|
すべてのディスク・グループ内のすべてのボリュームを指定します。 |
|
ボリュームを含むディスク・グループの名前。 |
|
指定したディスク・グループ内のすべてのボリュームを指定します。 |
|
ボリュームの名前。 |
|
ディスク・グループ名のみを戻します。ボリューム・デバイス名が必要です。 |
|
ボリューム名のみを戻します。ボリューム・デバイス名が必要です。 |
|
ボリューム・デバイスの名前。 |
例
1つ目の例では、dataディスク・グループのvolume1ボリュームに関する情報を表示します。これはLinux環境で生成された例です。2つ目の例では、dataディスク・グループのvolume1ボリュームに関する情報を表示します。これはWindows環境で生成された例です。
Mountpathフィールドには、ボリュームが現在マウントされているパスまたはボリュームが最後にマウントされたパスが含まれます。
例15-5 ASMCMD volinfoコマンドの使用方法
ASMCMD [+] > volinfo -G data volume1
Diskgroup Name: DATA
Volume Name: VOLUME1
Volume Device: /dev/asm/volume1-123
State: ENABLED
Size (MB): 10240
Resize Unit (MB): 64
Redundancy: MIRROR
Stripe Columns: 8
Stripe Width (K): 1024
Usage: ACFS
Mountpath: /acfsmounts/acfs1
ASMCMD [+] > volinfo -G data -a
Diskgroup Name: DATA
Volume Name: VOLUME1
Volume Device: \\.\asm-volume1-311
State: ENABLED
Size (MB): 10240
Resize Unit (MB): 64
Redundancy: MIRROR
Stripe Columns: 8
Stripe Width (K): 1024
Usage: ACFS
Mountpath: C:\oracle\acfsmounts\acfs1