目的
Oracle ADVMボリュームのサイズを変更します。
構文および説明
volresize -G diskgroup -s size [ -f ] volume
表15-7に、volresize
コマンドのオプションを示します。
表15-7 volresizeコマンドのオプション
オプション | 説明 |
---|---|
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ボリュームを含むディスク・グループの名前。 |
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Oracle ACFSボリューム以外のボリュームの圧縮を強制し、警告メッセージを非表示にします。 |
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ボリュームの名前。 |
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ボリュームの新しいサイズ。単位は |
ボリュームが非Oracle ACFSファイルシステムにマウントされている場合、サイズの変更の前にファイルシステムをディスマウントします。新しいサイズが現在より小さい場合、データ破損の可能性が警告されます。-f
(強制)オプションを指定しないかぎり、操作を続行するか確認を求められます。
Oracle ACFSファイルシステムがボリューム上に存在する場合、volresize
コマンドではボリュームのサイズを変更できません。acfsutil
size
コマンドを使用する必要があります。このコマンドではボリュームとファイルシステムのサイズも変更できます。詳細は、「acfsutil size」を参照してください。
例
次に、volresize
コマンドの例を示します。この例では、data
ディスク・グループのvolume1
のサイズを20GBに変更します。
例15-6 ASMCMD volresizeコマンドの使用方法
ASMCMD [+] > volresize -G data -s 20G volume1