プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Automatic Storage Management管理者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71290-10
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

volresize

目的

Oracle ADVMボリュームのサイズを変更します。

構文および説明

volresize -G diskgroup -s size [ -f ] volume

表15-7に、volresizeコマンドのオプションを示します。

表15-7 volresizeコマンドのオプション

オプション 説明

-G diskgroup

ボリュームを含むディスク・グループの名前。

-f

Oracle ACFSボリューム以外のボリュームの圧縮を強制し、警告メッセージを非表示にします。

volume

ボリュームの名前。

-s size

ボリュームの新しいサイズ。単位はKMGまたはT

ボリュームが非Oracle ACFSファイルシステムにマウントされている場合、サイズの変更の前にファイルシステムをディスマウントします。新しいサイズが現在より小さい場合、データ破損の可能性が警告されます。-f(強制)オプションを指定しないかぎり、操作を続行するか確認を求められます。

Oracle ACFSファイルシステムがボリューム上に存在する場合、volresizeコマンドではボリュームのサイズを変更できません。acfsutil sizeコマンドを使用する必要があります。このコマンドではボリュームとファイルシステムのサイズも変更できます。詳細は、acfsutil sizeを参照してください。

次に、volresizeコマンドの例を示します。この例では、dataディスク・グループのvolume1のサイズを20GBに変更します。

例15-6 ASMCMD volresizeコマンドの使用方法

ASMCMD [+] > volresize -G data -s 20G volume1