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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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統合時のグローバル・キャッシュ・サービス・プロセスの管理

サーバー上のリアルタイム・グローバル・キャッシュ・サービス・プロセス(LMSn)の数は、プロセッサ数と同じか、それより少なくすることをお薦めします。(これは、コアを含めて認識されるCPUの数です。たとえば、デュアル・コアCPUは、2つのCPUとみなされます。)ノード上にインスタンスを追加するときは、システムで負荷試験を実行して、ワークロードをサポートするのに必要な容量があることを確認することが重要です。

多数の小規模なデータベースをクラスタに統合する場合は、Oracle RACインスタンスによって作成されるLMSnの数を減らす必要がある場合があります。デフォルトでは、サーバーで検出されるCPUの数に基づいてプロセスの数がOracle Databaseによって算出されます。この計算の結果、LMSnプロセスがOracle RACインスタンスで必要とされるプロセス数より多くなることがあります。1つのLMSプロセスは、最大4個のCPUで対応できます。LMSnプロセスの数を減らすには、GC_SERVER_PROCESSES初期化パラメータを手動で最小限度の1の値に設定します。CPU4個ごとに、アプリケーションで必要とされるプロセスを1つ追加します。通常は、ビジー状態のLMSnプロセスを少なくすることをお薦めします。Oracle Databaseはインスタンスの起動時にプロセスの数を算出するため、その値を変更するにはインスタンスを再起動する必要があります。