クライアント・ブラウザでOracle Enterprise Managerを使用して、Oracle ClusterwareおよびOracle RACの両方の環境を監視できます。監視には次のタスクが含まれます。
VIPの再配置が行われた場合の通知
クラスタ検証ユーティリティ(cluvfy
)により取得した情報を使用する、クラスタの各ノードのOracle Clusterwareのステータス
ノード・アプリケーション(nodeapps
)が起動または停止した場合の通知
Oracle ClusterwareのOCR用アラート・ログに記録された問題、投票ディスクの問題(ある場合)およびノード削除の通知
クラスタ・データベースの「ホーム」ページは、非クラスタ・データベースの「ホーム」ページと似ています。ただし、クラスタ・データベースの「ホーム」ページには、Oracle Enterprise Managerにより、システムの状態と可用性が表示されます。これには、アラート・メッセージおよびジョブ・アクティビティのサマリーと、すべてのデータベースおよびOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスへのリンクも含まれます。たとえば、すべての優先インスタンスでサービスが実行されていない場合、またはサービスの応答時間のしきい値条件が満たされていない場合などに、クラスタでのサービスに関する問題を追跡できます。