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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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LinuxおよびUNIXプラットフォームでの複数のクラスタ・インターコネクトの管理

LinuxおよびUNIXプラットフォームで実行されるOracle RAC環境では、CLUSTER_INTERCONNECTS初期化パラメータを使用して、Oracle Clusterwareがプライベート・ネットワーク用に使用しているものの代替インターコネクトを指定できます。

注意:

CLUSTER_INTERCONNECTS初期化パラメータは、冗長インターコネクトの使用によって提供されている高可用性IP (HAIP)アドレスに設定しないでください。HAIPは自動的に認識されます。

CLUSTER_INTERCONNECTSに複数の値を設定する場合、Oracle Databaseは、インターコネクトに指定するすべてのネットワーク・インタフェースを使用し、表示されているすべてのインターコネクトが動作している場合はロード・バランシングを提供します。このパラメータで複数のインターコネクトを定義する場合、データベースのすべてのインスタンスで同じ値(インターコネクトをリストする順序を含む)を使用する必要があります。

注意:

オペレーティング・システム・レベルでデフォルトのインターコネクト設定を上書きするCLUSTER_INTERCONNECTS初期化パラメータを設定することはお薦めしません。

かわりに、ベスト・プラクティスは、Oracle RACおよびOracle Real Application Clusters One Node 11gリリース2 (11.2)データベース以上向けのOracle Grid Infrastructure 11gリリース2 (11.2)で使用可能な冗長インターコネクトの使用を使用することです。Oracle Database 11gリリース2 (11.2)より前のデータベースの場合、オペレーティング・システムベースのネットワーク・ボンディング・テクノロジを使用して、クラスタ・インターコネクトとして使用するつもりのネットワーク・インタフェース・カード向けの高可用性(およびロード・バランシング)を可能にします。1つのクラスタ内で複数のデータベース・バージョンを使用する場合は、両方の手法を組み合せることができます。冗長インターコネクトの使用では、結合にかかわらず、オペレーティング・システム・レベルで提示されるインタフェースを使用します。結合テクノロジの詳細は、オペレーティング・システムのベンダーに問い合せてください。

関連項目:

冗長インターコネクトの使用の詳細は、『Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド』を参照してください。