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Oracle® Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド
12cリリース1 (12.1)
B71323-07
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JDBCクライアントでのランタイム接続ロード・バランシングの有効化

Oracle JDBC Universal Connection PoolおよびOracle WebLogic Server Active GridLink for Oracle RACでは、Oracle RACデータベースによって提供されるロード・バランシング機能が利用されます。実行時接続ロード・バランシングには、Oracle JDBCドライバおよびOracle RACデータベースを使用する必要があります。

ロード・バランシング・アドバイザの情報を利用するために、Universal Connection PoolおよびOracle WebLogic Server Active GridLink for Oracle RACが統合されています。Oracle Database 11g リリース11.1.0.7.0では、JDBCのユニバーサル接続プールが導入されました。そのため、Oracle RACデータベースで使用するためにOracle Database 10g リリース1で導入された既存のJDBC接続プール(暗黙接続キャッシュ)が非推奨になりました。Oracle Database 12cに加えて、Oracle Database 10gまたはOracle Database 11gでもUniversal Connection Poolを使用できます。

実行時接続ロード・バランシングには、FCFが有効であり、適切に構成されていることが必要です。また、Oracle RACロード・バランシング・アドバイザは、接続プールで使用されるサービスごとにサービス・レベルの目標で構成される必要があります。接続時ロード・バランシングの目標は、次の例のとおり、SHORTに設定される必要があります。

srvctl modify service -db db_unique_name -service service_name
   -rlbgoal SERVICE_TIME -clbgoal SHORT

関連項目: