この序文では、『Oracle Database Testingガイド』の変更点をあげます。
次に、Oracle Database 12cリリース1(12.1)の『Oracle Database Testingガイド』の変更点をあげます。
このリリースの新機能は次のとおりです。
SQLパフォーマンス・アナライザ・クイック・チェック(SPAクイック・チェック)
一部のOracle Enterprise Manager Cloud Controlデータベース管理ページで、SPAクイック・チェックは、変更を加える前にデータベース・ワークロードへのシステム変更の影響を検証できます。
「SPAクイック・チェックの使用」を参照してください。
SQLパフォーマンス・アナライザによるマルチテナント・アーキテクチャのサポート
非CDBからマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)に転送されたSQLチューニング・セットを、CDB識別子を再マッピングすることによりSQLパフォーマンス・アナライザへの入力ソースとして使用することができます。
ワークロード・インテリジェンス
ワークロード・インテリジェンスとは、取得したワークロードに格納されているデータを分析するJavaプログラムのスイートです。
「ワークロード・インテリジェンスの使用」を参照してください。
データベース統合リプレイ
データベース統合リプレイでは、1つ以上のシステムから取得した複数のワークロードを統合して、Oracle Exadata Machineなど1つのテスト・システムで同時にリプレイできます。
「データベース統合リプレイの使用」を参照してください。
ワークロード・スケールアップ
データベース・リプレイでは、様々な使用事例やシナリオで、スケールアップ・テストやストレス・テストを実行できます。
「ワークロード・スケールアップの使用」を参照してください。
テスト・データ管理
テスト・データ管理機能では、Oracle Data Maskingおよびデータ・サブセット化を使用して、テスト・データを管理できます。
「テスト・データ管理」を参照してください。
このリリースでの追加変更は次のとおりです。
新しいマニュアル
『Oracle Database Testingガイド』に、『Oracle Database Real Application Testingユーザーズ・ガイド』が含まれました。
新しい章
Oracle Databaseのテスト・データ管理機能を説明する「テスト・データ管理」が『Oracle Database Testingガイド』に追加されました。