Oracle Enterprise Manager Cloud Control (Cloud Control)には、SQLパフォーマンス・アナライザ・クイック・チェック(SPAクイック・チェック)機能が含まれています。一部のCloud Controlデータベース管理ページで、SPAクイック・チェックは、変更を加える前にデータベース・ワークロードへのシステム変更の影響を検証できます。
SPAクイック・チェックを使用して、次の変更でのデータベース・ワークロードへの影響を検証できます。
初期化パラメータの値の変更
保留中のオプティマイザ統計の収集
キーSQLプロファイルの実装
注意:
SPAクイック・チェックは、Cloud Controlリリース12.1.0.4バンドル・パッチ8以降で使用可能です。
SPAクイック・チェックは、Oracle Database 10gリリース2 (10.2)以降を実行中のデータベースでサポートされています。ただし、すべてのSPAクイック・チェック機能がOracle Database 10gリリース2 (10.2)でサポートされているわけではありません。
たとえば、保留中のオプティマイザ統計および自動SQLチューニング・アドバイザの機能は、Oracle Database 11gリリース1 (11.1)以降で使用可能であるため、これらの機能のSPAクイック・チェック・ワークフローは、Oracle Database 11gリリース1 (11.1)以降を実行中のデータベースでのみサポートされています。