この項では、Enterprise Managerを使用してデータベース統合リプレイを使用する方法について説明します。
Oracle Enterprise Managerは、統合されたデータベース・ワークロードをリプレイする主要ツールです。Oracle Enterprise Managerを使用できない場合は、「APIを使用したデータベース統合リプレイの使用」で説明されているように、APIを使用して統合されたデータベース・ワークロードをリプレイすることもできます。
統合されたデータベース・ワークロードをリプレイするプロセスは、単一のデータベース・ワークロードをリプレイするプロセスとほとんど同じです。違いは、次の項の単一のリプレイの手順で説明されています。
次のリストは、統合されたデータベース・ワークロードのリプレイと単一のデータベース・ワークロードのリプレイの違いのサマリーを示します。
リプレイ・タスクを作成する際、2つ以上の取得済ワークロードをタスクの作成ページの取得の選択表から選択する必要があります。
ウィザードの「取得されたワークロードの前処理: ワークロードのコピー」ステップには、「取得名」ドロップダウンの複数の選択肢があるため、ワークロード・ディレクトリの現在の場所の複数の資格証明を入力する必要がある場合があります。
ウィザードの「取得されたワークロードの前処理: ディレクトリを選択」ステップでは、単一のリプレイで表示されるように「取得サマリー」が表示されません。
ウィザードの「ワークロード・リプレイ: ワークロードのコピー」ステップには、「取得名」ドロップダウンの複数の選択肢があるため、ワークロード・ディレクトリの現在の場所の複数の資格証明を入力する必要がある場合があります。
ウィザードの「ワークロード・リプレイ: ディレクトリを選択」ステップでは、単一のリプレイで表示されるように「取得サマリー」が表示されません。
ウィザードの「ワークロード・リプレイ: 初期化オプション」ステップでは、「ソースを指定」セクションは表示されません。
ウィザードの「ワークロード・リプレイ: オプションのカスタマイズ」ステップの「接続マッピング」の「取得名」ドロップダウンには、1つ以上の選択肢が表示されるので、取得したワークロードの接続をそれぞれ再マッピングできます。1つの接続記述子またはネット・サービス名を使用することはできません。