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Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
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15.2 フィーチャ・タイプの管理

WFSでは、リレーショナルおよびドキュメントベースのフィーチャ・タイプがサポートされます。

これらのAPIを使用すると、次のような操作を実行できます。

15.2.1 機能のドキュメント

機能のドキュメントは、機能のインスタンスを記述したドキュメントです。このドキュメントには、フィーチャ・タイプ(道路、河川など)およびサポートされる操作(挿入、削除など)のタイプが指定されます。

機能のドキュメントは、GetCapabilitiesリクエストに対するレスポンスとしてWFSサーバーで生成されます。WFSサーバーでは機能テンプレートを使用します。フィーチャ・タイプおよび操作に関する情報がこのテンプレートに追加されて、機能のドキュメントが作成されます。

クライアントがHTTP GETメソッドを使用してこの機能のドキュメントにアクセスするには、次のようにSOAPインタフェースまたはXMLインタフェースのいずれかを使用します。

  • SOAPインタフェースの場合は、oracle.spatial.ws.servlet.WFSServletを使用します。このサーブレットには、次の書式のアドレスでアクセスできます。

    http://machine-name:port/SpatialWS-SpatialWS-context-root/wfsservlet?request=GetCapabilities&service=WFS&version=1.0.0
    
  • XMLインタフェースの場合は、oracle.spatial.ws.servlet.WFSXMLServletを使用します。このサーブレットには、次の書式のアドレスでアクセスできます。

    http://machine-name:port/SpatialWS-SpatialWS-context-root/xmlwfsservlet?request=GetCapabilities&service=WFS&version=1.0.0
    

次に、前述の書式について説明します。

  • machine-nameは、アプリケーション・サーバーまたはOC4Jサーバーが実行されているシステムの名前です。

  • portは、アプリケーション・サーバーまたはOC4Jサーバーが実行されているポートの番号です。

  • SpatialWS-SpatialWS-context-rootは、Spatial and GraphのWebサービス・アプリケーションがマウントされるデフォルトのrootです。

  • wfsservletは、oracle.spatial.ws.servlet.WFSServletに対するservlet-mapping url-patternです。web.xmlファイルにデフォルトで指定されます。

  • xmlwfsservletは、oracle.spatial.ws.servlet.WFSXMLServletに対するservlet-mapping url-patternです。web.xmlファイルにデフォルトで指定されます。