プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Spatial and Graph開発者ガイド
12cリリース1 (12.1)
B72470-07
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

15.1 WFSエンジン

この章では、Web Feature Serviceエンジンについて、クライアントとの関係およびデータベース・サーバーとの関係も含めて説明します。WFSはJava Webアプリケーションとして実装され、WebLogic 12.1.3以降でデプロイできます。必要なJavaバージョンはJDK 1.8以降です。

WFSにはメタデータ層があります。この層では、WFSリクエストへの応答で必要とされるメタデータがデータベースに格納されます。メタデータには空間列が含まれており、Oracle Spatial and Graphインタフェースを使用して空間列の問合せおよび処理が可能です。メタデータには、フィーチャの非空間属性と空間属性の関連付け、およびWeb Feature Serviceからクライアントに提供されるサービスも格納されます。

図15-1に、WFSのアーキテクチャを示します。

図15-1 Web Feature Serviceのアーキテクチャ

図15-1の説明が続きます
図15-1「Web Feature Serviceのアーキテクチャ」の説明

次に、図15-1について説明します。

ユーザー識別子およびユーザー・ラベルはLDAPで管理されます。LDAPは中間層と連携して認証を実行します。