MDSYS.SDO_GCDRパッケージには、住所データのジオコーディングを行うサブプログラムが含まれています。
この章で説明するサブプログラムを使用する場合は、ジオコーディングの概念および使用方法を理解しておく必要があります(「住所データのジオコーディング」を参照)。
表22-1にジオコーディング・サブプログラムを示します。
表22-1 住所データのジオコーディングを行うサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
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コール元のスキーマにCG_COUNTRY_PROFILE表、GC_PARSER_PROFILES表およびGC_PARSER_PROFILEAFS表を作成します。 |
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形式化されていない住所をジオコードして、SDO_GEOR_ADDRオブジェクトを戻します。 |
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SDO_GEO_ADDRオブジェクトの属性を使用して、入力された住所をジオコードし、最初に一致した住所をSDO_GEO_ADDRオブジェクトとして戻します。 |
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SDO_GEO_ADDRオブジェクトの属性を使用して、入力された住所をジオコードし、一致する住所をSDO_ADDR_ARRAYオブジェクトとして戻します。 |
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形式化されていない住所に関連付けられたすべての住所をジオコードして、結果をSDO_ADDR_ARRAYオブジェクトとして戻します。 |
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形式化されていない住所をジオコードして、SDO_GEOMETRYオブジェクトを戻します。 |
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空間ジオメトリ・オブジェクトと国で指定した位置を逆にジオコードして、SDO_GEO_ADDRオブジェクトを戻します。 |
この章では、これらのサブプログラムのリファレンス情報をアルファベット順に説明します。