Oracle Spatial and Graphでは、次の種類のWebサービスが提供されます。
ジオコーディング: ユーザーは、住所を空間位置(経度と緯度の座標)に関連付けることができます。ジオコーディングのサポートについては、「住所データのジオコーディング」を参照してください。
イエロー・ページ: ユーザーは位置との関係に基づいて、名前別またはカテゴリ別にビジネス情報を検索できます。イエロー・ページのサポートについては、「ビジネス・ディレクトリ(イエロー・ページ)のサポート」を参照してください。
ルーティング: 1つまたは複数のルートについて道路情報や案内を提供します。ルーティングのサポートについては、「ルーティング・エンジン」を参照してください。
OpenLS: ジオコーディング、マッピング、ルーティングおよびイエロー・ページに対するOpen Location Services Initiative(OpenLS)仕様に基づいて、位置情報をベースにしたサービスを提供します。OpenLSのサポートについては、「OpenLSのサポート」を参照してください。
Web Feature Services(WFS): ユーザーは、位置または非空間属性との関係に基づいて、フィーチャ(道路、川など)を検索できます。WFSのサポートについては、「Web Feature Service (WFS)のサポート」を参照してください。
Catalog Services for the Web (CSW): カタログ・サービスに対するOpen GIS Consortium仕様のOracle Spatial and Graphの実装を記述します。この仕様によると、カタログ・サービスは、データ、サービスおよび関連する情報オブジェクトについての記述情報(メタデータ)の集合をパブリッシュおよび検索する機能をサポートしています。CSWのサポートについては、「Catalog Services for the Web(CSW)のサポート」を参照してください。