SQL*PlusのSETコマンドを使用して、SET変数またはシステム変数と呼ばれる多くの変数を指定できます。SET変数およびシステム変数は、SQL*Plusコマンドの実行方法に影響します。システム変数には、出力のデフォルトの列幅、コマンドによって選択されたレコード数の表示、ページ・サイズなどのSQL*Plus内の様々な条件を指定できます。
このマニュアルの例は、システム変数をデフォルトの設定にしてSQL*Plusを実行することを前提としています。システム変数の設定によっては、例に示す出力とは少し異なる出力が表示される場合があります。(コンピュータにSQL*PlusのLOGINファイルが存在する場合は、デフォルトの設定と異なる可能性があります。)
システム変数およびそれらのデフォルト設定の詳細は、「SET」コマンドを参照してください。SQL*PlusのLOGINファイルの詳細は、「SQL*Plusの構成」および「SQLPLUSプログラムの構文」を参照してください。
システム変数の現行の設定を表示するには、SHOWを入力し、その後に変数名を入力します。SHOWを使用して表示できるその他の項目の詳細は、「SHOW」コマンドを参照してください。