スキーマ・エクスポートは、SCHEMAS
パラメータを使用して指定します。これがデフォルトのエクスポート・モードです。DATAPUMP_EXP_FULL_DATABASE
ロールを所有している場合は、スキーマのリストを指定し、オプションでスキーマ定義およびこれらのスキーマに対するシステム権限を指定することができます。DATAPUMP_EXP_FULL_DATABASE
ロールを所有していない場合は、自分のスキーマのみをエクスポートできます。
SYS
スキーマは、エクスポート・ジョブのソース・スキーマとして使用できません。
相互スキーマ参照は、参照されるスキーマがエクスポート対象のスキーマのリストにも指定されないかぎり、エクスポートされません。たとえば、指定されたいずれかのスキーマ内の表にトリガーが定義されていても、そのトリガーが、明示的に指定されていないスキーマ内に常駐している場合はエクスポートされません。これは、指定されたスキーマ内の表に影響を及ぼす外部型定義についても同様です。この場合は、インポート時に、型定義がターゲット・インスタンスにすでに存在している必要があります。
関連項目:
エクスポート・ユーティリティのSCHEMAS
パラメータの詳細は、「SCHEMAS」を参照してください