Oracle Data Pumpでは、完了してすぐにエクスポートおよびインポート操作の結果が提供されます。データ・ポンプでは、結果をログ・ファイルに記録するだけでなく、プロセス終了コードで結果をレポートすることもできます。これによって、コマンドラインやスクリプトからのデータ・ポンプ・ジョブの結果を確認できます。
表1-1に、Linux、UNIXおよびWindowsオペレーティング・システムに対応するデータ・ポンプの終了コードを示します。
表 1-1 データ・ポンプの終了コード
終了コード | 意味 |
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エクスポートおよびインポート・ジョブが、正常に完了しました。エラーは出力デバイスに表示されず、ログ・ファイル(ある場合)にも記録されません。 |
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エクスポートまたはインポート・ジョブは正常に完了しましたが、ジョブ実行中にエラーが検出されました。エラーは出力デバイスに表示され、ログ・ファイル(ある場合)に記録されます。 |
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エクスポートまたはインポート・ジョブで、次を含む1つ以上の致命的エラーが検出されました。
致命的エラーは出力デバイスに表示されますが、ログ・ファイルには記録されない場合があります。これがログ・ファイルに記録されるかどうかは、次のようないくつかの要因によります。
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