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Oracle® Databaseユーティリティ
12cリリース1 (12.1.0.2)
B71303-09
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インシデントの表示

ADRCIのSHOW INCIDENTコマンドでは、未解決のインシデントに関する情報が表示されます。インシデントごとに、インシデントID、問題キーおよびインシデント作成時間が表示されます。複数のカレントADRホームが存在するようにADRCIホームパスが設定されている場合、レポートにはすべてのカレントADRホームからのインシデントが含まれます。

すべての未解決のインシデントに関するレポートを表示するには、次の手順に従います。

  1. ADRCIを対話方式モードで開始し、ホームパスがADRベース・ディレクトリ階層内で正確なディレクトリを示していることを確認します。

    詳細は、「ADRCIの起動とヘルプの利用」および「ホームパス」を参照してください。

  2. ADRCIプロンプトで、次のコマンドを入力します。
    SHOW INCIDENT
    

    ADRCIによって、次のような出力が生成されます。

ADR Home = /u01/app/oracle/product/11.1.0/db_1/log/diag/rdbms/orclbi/orclbi:
*****************************************************************************
INCIDENT_ID       PROBLEM_KEY               CREATE_TIME
----------------- ------------------------- ---------------------------------
3808              ORA 603                   2010-06-18 21:35:49.322161 -07:00
3807              ORA 600 [4137]            2010-06-18 21:35:47.862114 -07:00
3805              ORA 600 [4136]            2010-06-18 21:35:25.012579 -07:00
3804              ORA 1578                  2010-06-18 21:35:08.483156 -07:00
4 rows fetched

SHOW INCIDENTコマンドのバリエーションを次に示します。

SHOW INCIDENT -MODE BRIEF
SHOW INCIDENT -MODE DETAIL

これらのコマンドは、インシデント・レポートの詳細バージョンを生成します。

SHOW INCIDENT -MODE DETAIL -P "INCIDENT_ID=1681"

これは、インシデント1681のみを対象とする詳細なインシデント・レポートを表示します。