表10-2に、Oracle Databaseデータ型と、SQL*Loader制御ファイルの日時データ型および期間データ型の間で変換がサポートされるかどうかを示します。
この表で使用されているOracle Databaseデータ型の略称は次のとおりです。
N = NUMBER
C: CHARまたはVARCHAR2
D = DATE
T = TIMEおよびTIME WITH TIME ZONE
TS = TIMESTAMPおよびTIMESTAMP WITH TIME ZONE
YM: INTERVAL YEAR TO MONTH
DS: INTERVAL DAY TO SECOND
SQL*Loaderデータ型でも、D、T、TS、YMおよびDSに関しては、表の略称の定義は同じです。ただし、前述のとおり、SQL*Loaderには、NUMBER、CHAR、VARCHAR2などのOracle内部データ型に関するデータ型指定は定義されていません。ただし、Oracle Databaseで変換可能なデータは、これらのデータ型やその他のデータ型のデータベース列にロードできます。
この表の読み方の例を、SQL*Loaderデータ型DATE (略称D)の行で示します。行を右に読み進めると、データ型変換がサポートされるOracle Databaseデータ型は、CHAR、VARCHAR2、DATE、TIMESTAMPおよびTIMESTAMP WITH TIME ZONEデータ型であることがわかります。ただし、Oracle Databaseデータ型のNUMBER、TIME、TIME WITH TIME ZONE、INTERVAL YEAR TO MONTHまたはINTERVAL DAY TO SECONDデータ型の変換はサポートされません。
表10-2 日時データ型および期間データ型のデータ型変換
| SQL*Loaderデータ型 | Oracle Databaseデータ型(変換のサポート) |
|---|---|
N |
N(可)、C(可)、D(不可)、T(不可)、TS(不可)、YM(不可)、DS(不可) |
C |
N(可)、C(可)、D(可)、T(可)、TS(可)、YM(可)、DS(可) |
D |
N(不可)、C(可)、D(可)、T(不可)、TS(可)、YM(不可)、DS(不可) |
T |
N(不可)、C(可)、D(不可)、T(可)、TS(可)、YM(不可)、DS(不可) |
TS |
N(不可)、C(可)、D(可)、T(可)、TS(可)、YM(不可)、DS(不可) |
YM |
N(不可)、C(可)、D(不可)、T(不可)、TS(不可)、YM(可)、DS(不可) |
DS |
N(不可)、C(可)、D(不可)、T(不可)、TS(不可)、YM(不可)、DS(可) |