次の図に、termination_spec
およびenclosure_spec
の構文を示します。
表10-3では、デリミタの指定に使用する、終了および囲みの指定に関する構文について説明します。
表10-3 デリミタの指定に使用するパラメータ
パラメータ | 説明 |
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データは、最初にデリミタが現れるまで読み込まれます。 |
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可読性を向上させるために使用されるオプションのワードです。 |
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デリミタには、スペース、タブ、空白、LF、改ページ、改行などの任意の空白文字を使用できます。( |
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指定する文字でデータを囲むこともできます。SQL*Loaderでは、この指定文字が最初に現れたところから、次に同じ文字が現れたところまでのデータ値が読み込まれます。データが囲まれていない場合は、終了デリミタ付きのフィールドとして読み込まれます。オプションで囲みデリミタを指定する場合は、必ず |
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データは2つのデリミタで囲まれます。 |
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デリミタは文字列です。 |
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デリミタは、文字コード体系における |
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後続の囲みデリミタを指定する場合に使用します。後続の囲みデリミタには、先頭の囲みデリミタとは異なる文字を指定できます。 |
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ファイル全体がLOBにロードされたことを示します。これは、LOBファイルからデータがロードされる場合のみ有効です。 |
各指定方法によるデリミタの指定例およびそれぞれの場合の実際のデータの例を示します。
TERMINATED BY ',' a data string, ENCLOSED BY '"' "a data string" TERMINATED BY ',' ENCLOSED BY '"' "a data string", ENCLOSED BY '(' AND ')' (a data string)