Oracle Database Resource Managerを使用して、パラレル文がパラレル文キューからデキューされる複数のコンシューマ・グループの複数のパラレル文キューの優先順位を管理できます。特定のコンシューマ・グループのパラレル文は、常に先入先出の順序でデキューされます。ディレクティブmgmt_p1
からmgmt_p8
を使用して、どのコンシューマ・グループのパラレル文を次にデキューするかを決定します。これらのディレクティブは、DBMS_RESOURCE_MANAGER
PL/SQLパッケージ内のCREATE_PLAN_DIRECTIVE
プロシージャまたはUPDATE_PLAN_DIRECTIVE
プロシージャを使用して構成されます。
たとえば、コンシューマ・グループPQ_HIGH、PQ_MEDIUMおよびPQ_LOWを作成し、優先順位に基づいてパラレル文セッションをこれらのコンシューマ・グループにマップします。次にリソース・プランを作成し、mgmt_p1
をPQ_HIGHに70%、PQ_MEDIUMに25%、PQ_LOWに5%にそれぞれ設定します。これは、PQ_HIGHの文が次にデキューされる確率は70%、PQ_MEDIUMが次にデキューされる確率は25%、そしてPQ_LOWが次にデキューされる確率は5%であることを示しています。