プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Database Oracleプリコンパイラのためのプログラマーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B71398-03
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
次

SQLCA

SQLCAは、診断チェックおよびイベント処理を行うためのデータ構造体です。実行時には、Oracleからプログラムに渡されるステータス情報がSQLCAで保持されます。SQL文の実行後、Oracleにより、図3-1に示すようにSQLCA変数が設定され、結果が示されます。

このように、INSERT文、UPDATE文またはDELETE文の実行の成否を確認でき、成功した場合には、何行処理されたかを確認できます。文の実行に失敗した場合は、原因の詳細な情報が得られます。

MODE={ANSI13|ORACLE}のとき、SQLCAをハードコーディングするか、INCLUDE文を使用してプログラムにコピーするかにより、SQLCAを宣言する必要があります。SQLCAの宣言方法および使用方法は、SQL通信領域の使用についてを参照してください。