Oracle® Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド 11gリリース1 (11.1.1.8.1) E56352-01 |
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この付録では、Oracle BI Applicationsのインストールおよび構成時に使用できるオプションについて説明します。
この画面には、Oracle Business Analytics Applications Suiteのインストーラの概要が示されます。左側のナビゲーション・ペインには、インストーラによって実行できるタスクが要約されています。ナビゲーション・ペインの各項目は、ソフトウェアのインストールに必要な情報の入力が求められる特定のインストーラ画面を表しています。
Business Analytics Applications Suiteのインストーラを実行する前に、次の前提条件を実行する必要があります。
Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11gをインストールする
Oracle Data Integratorをインストールする
Business Analytics Applications Suiteインストーラの前提条件の詳細は、『Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド』のOracle BI Applicationsのインストールの前提条件に関する項を参照してください。
この画面を使用して、Oracle Fusion Middlewareホームのインストール場所を指定します。
次の表は、この画面のフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
Oracle Middlewareホーム |
Oracle BI EEがインストールされている既存のOracle Middlewareホームのディレクトリへのパスを指定します。 ディレクトリの場所が不明な場合は、「参照」をクリックし、システム上でディレクトリを検索します。 |
Oracleホーム・ディレクトリ |
BI用のOracleホームを指定します(例: Oracle_BI1)。それ以外のOracleホームを指定したり、新規作成したりしないでください。Business Intelligence用Oracleホーム・ディレクトリには、Oracle BI Applications用のソフトウェア・バイナリ・ファイルがインストールされます。 |
Microsoft Windowsオペレーティング・システムにインストールする場合:
ディレクトリ・パスが有効であり、二重のバックスラッシュ(\\)が含まれていないことを確認します。
この画面には、Oracle Business Analytics Applications Suiteの構成プロセスの概要が示されます。
configApps.bat/shファイルを実行する前に、次の前提条件を実行する必要があります。
Business Analytics Applications Suiteのインストーラを実行する
インストーラの実行方法については、『Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド』のOracle BI Applicationsのインストールに関する項を参照してください。
Fusion Middlewareプラットフォーム・パッチを適用する
パッチの適用方法については、『Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド』のプラットフォーム・パッチの適用に関する項を参照してください。
プラットフォーム・パッチを適用せずに構成を続行することはできません。パッチを適用していない場合は、構成ユーティリティを終了してパッチを適用してください。適用後、configApps.bat/shファイルを再実行します。
この画面は、WebLogic管理サーバー・ドメインの詳細を指定するために使用します。
次の表は、この画面のフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
ホスト名 |
WebLogic管理サーバー・ドメインが存在しているコンピュータのホスト名。このフィールドは読取り専用です。 |
ポート |
WebLogic管理サーバー・ドメインが通信するポート番号を指定します。デフォルトは7001です。 |
ユーザー名 |
WebLogic管理サーバーにログインするユーザー名を指定します。 |
ユーザー・パスワード |
WebLogic管理サーバーにログインするためのパスワードを指定します。 |
次の表は、この画面のフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
Middlewareホーム |
Oracle BI EEがインストールされている既存のOracle Middlewareホームのディレクトリへのパス。 このフィールドの値は読取り専用です。 |
Oracleホーム |
BI用Oracleホーム。Oracle BI EEおよびOracle BI Applicationsのファイルがインストールされます。 このフィールドの値は読取り専用です。 |
Weblogicサーバー・ホーム |
WebLogic Serverのディレクトリ名。インストーラはこのディレクトリを、Oracle Middlewareホームの内部に自動的に作成します。このディレクトリのデフォルト名は、wlserver_の後にバージョン番号が続きます。たとえば、wlserver_10.3です。 このフィールドの値は読取り専用で、ユーザーが「Middlewareホーム」フィールドで指定したホスト名です。 |
ドメイン・ホーム |
Oracle Business Intelligenceシステムに関連付けられたドメインのホーム・ディレクトリ。このフィールドの値は読取り専用です。 |
インスタンス・ホーム |
Oracle Instanceディレクトリへのパス。 インストーラは、コンポーネントの構成ファイルとランタイム・プロセスを、Oracleインスタンス・ディレクトリにインストールします。ランタイム・コンポーネントは、このディレクトリにのみ書き込みます。Oracle Instanceのディレクトリはシステム上の任意の場所に特定できます。Oracle Middlewareホーム内である必要はありません。 このフィールドの値は読取り専用です。 |
インスタンス名 |
Oracle Business Intelligenceインスタンスの名前。デフォルトでは、この場所は「インスタンス・ホーム」フィールドの値に基づいています。このディレクトリは一般的にORACLE_INSTANCEと示されます。 このフィールドの値は読取り専用です。 |
Microsoft Windowsオペレーティング・システムにインストールする場合:
ディレクトリ・パスが有効であり、二重のバックスラッシュ(\\)が含まれていないことを確認します。
MiddlewareホームとOracleホームの要件の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストール計画ガイド』のOracle Fusion Middlewareのディレクトリ構造と概念に関する項を参照してください。
この画面は、構成の必要があるコンポーネントを選択するために使用します。
Oracle BI Applicationsをデプロイするには、次のものを選択します。
BI Applicationsコンポーネント
この画面は、Oracle BI Applications RPDの暗号化に使用するパスワードを指定するために使用します。
次の表は、このページのフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
RPDパスワード |
RPDの暗号化に使用するパスワードを指定します。 |
RPDパスワードの確認 |
RPDの暗号化に使用するパスワードを確認入力します。 |
この画面は、BI Applications管理者ユーザーの詳細を指定するために使用します。このユーザーはOracle WebLogic Serverの組込みLDAPに作成されます。このユーザー用に入力する資格証明に注意してください。このユーザーは、Oracle BI Applications構成マネージャと、Oracle BI Applications用のOracle Data Integratorリポジトリに対する完全なアクセス権を持ちます。
次の表は、このページのフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
ユーザー名 |
Oracle BI Applications管理者のユーザー名を指定します。 |
パスワード |
Oracle BI Applications管理者のパスワードを指定します。 |
パスワードの確認 |
パスワードを確認入力します。 |
この画面は、MDSスキーマの接続詳細を指定するために使用します。
次の表は、この画面のフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
データベース・タイプ |
MDSスキーマをホストするデータベースのタイプ。サポートされているデータベース・タイプはOracleのみです。 |
接続文字列 |
MDSスキーマにアクセスするために使用する接続文字列。 |
MDSスキーマのユーザー名 |
MDSスキーマのスキーマ名。 |
MDSスキーマのパスワード |
MDSスキーマのパスワード。 |
この画面は、Oracle BI Applicationsコンポーネント・リポジトリの接続詳細を指定するために使用します。
次の表は、このページのフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
データベース・タイプ |
Oracle BI Applicationsコンポーネント・リポジトリ・スキーマをホストするデータベースのタイプを選択します。サポートされているデータベース・タイプはOracleのみです。 |
接続文字列 |
Oracle BI Applicationsコンポーネント・リポジトリ・スキーマにアクセスするために使用する接続文字列を指定します。 次の形式を使用します。 host:port:service_name |
BIAコンポーネント・リポジトリ・スキーマのユーザー名 |
Oracle BI Applicationsコンポーネント・リポジトリ・スキーマのスキーマ名を指定します。 |
BIAコンポーネント・リポジトリ・スキーマのパスワード |
Oracle BI Applicationsコンポーネント・リポジトリ・スキーマのパスワードを指定します。 |
この画面は、Business Analytics Warehouseスキーマの接続詳細を指定するために使用します。
次の表は、このページのフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
データベース・タイプ |
Business Analytics Warehouseスキーマをホストするデータベースのタイプを指定します。サポートされているデータベース・タイプはOracleのみです。 |
接続文字列 |
Business Analytics Warehouseスキーマにアクセスするために使用する接続文字列を指定します。 次の形式を使用します。 host:port:service_name |
Business Analytics Warehouseスキーマのユーザー名 |
Business Analytics Warehouseスキーマのスキーマ名を指定します。 |
Business Analytics Warehouseスキーマのパスワード |
Business Analytics Warehouseスキーマのパスワードを指定します。 |
この画面は、Oracle BI Applications ODIリポジトリ・スキーマの接続詳細を指定するために使用します。
次の表は、このページのフィールドについて説明しています。
フィールド | 説明 |
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データベース・タイプ |
ODIリポジトリ・スキーマをホストするデータベースのタイプを指定します。サポートされているデータベース・タイプはOracleのみです。 |
接続文字列 |
ODIリポジトリ・スキーマにアクセスするために使用する接続文字列を指定します。 次の形式を使用します。 host:port:service_name |
ODIリポジトリ・スキーマのユーザー名 |
ODIリポジトリ・スキーマのスキーマ名を指定します。 |
ODIリポジトリ・スキーマのパスワード |
ODIリポジトリ・スキーマのパスワードを指定します。 |
この画面は、Oracle Business Intelligenceシステムのポートを構成するために使用します。
次の表は、この画面のオプションについて説明しています。
フィールド | 説明 |
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自動でポートを構成 |
Oracle Business Analytics Applications Suiteインストーラによって自動でポートを構成する場合は、このオプションを選択します。 |
構成ファイルを使用してポートを指定 |
既存の構成ファイルを使用してポートを構成する場合は、このオプションを選択します。オプションで、「参照」をクリックしてファイルの場所を指定します。ファイルを表示または編集するには、「ファイルの表示/編集」をクリックします。 構成ファイルのサンプルは、staticport.iniという名前で、Business Analytics Applications SuiteインストーラのDisk1\stage\Responseディレクトリにあります。 |