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Oracle® Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.8.1)
E56352-01
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A リポジトリ作成ユーティリティの画面

この付録では、リポジトリ作成ユーティリティの実行時に使用できるオプションについて説明します。

A.1 ようこそ

RCUを起動したときに最初に表示される画面です。左側のナビゲーション・ペインには、RCUによって実行できるタスクが要約されています。ナビゲーション・ペインの各項目は、スキーマの作成または削除のために必要な情報の入力が求められる特定の画面を表しています。

次回RCUを起動したときに「ようこそ」画面を表示しないようにするには、「次回このページをスキップ」をクリックします。

A.2 リポジトリの作成

この画面は、次の表に示すような実行アクションを選択するために使用します。

表A-1 RCUのアクション

アクション 説明

作成

データベースにコンポーネント・スキーマを作成するには、このオプションを選択します。

削除

データベースからコンポーネント・スキーマを削除するには、このオプションを選択します。


A.3 データベース接続の詳細

この画面は、スキーマを作成または削除するデータベースへの接続の資格証明を指定するために使用します。使用するデータベースに応じて、次のいずれかを選択してください。

使用するデータベースへの接続の資格証明の入力が完了したら、「次へ」をクリックします。指定したデータベースへの接続を確立するインストーラの進行状況を示す画面が表示されます。接続を確立する途中でエラーが発生した場合、「データベース接続の詳細」画面の「メッセージ」フィールドにエラー・メッセージが表示されます。

様々なスキーマに対する特定のデータベース要件については、Oracle Fusion Middlewareシステム要件と仕様ドキュメントを参照してください。

動作保証されているデータベースのバージョンについては、Oracle Fusion Middlewareでサポートされるシステム構成に関するページOracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件とサポートされるプラットフォームに関するドキュメントを参照してください。


注意:

Oracle Business Analytics Applications SuiteのRCUを実行する場合、この画面の詳細は、『Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド』を参照してください。


A.3.1 Oracle DatabaseおよびOracle Database (エディションベース再定義対応)への接続の資格証明の指定

Oracle DatabaseおよびOracle Database (エディションベース再定義対応)の場合は、次のような接続の資格証明を指定します。

表A-2 Oracle Database接続の資格証明

フィールド 説明

ホスト名

データベースを実行するサーバーの名前を入力します。次の形式を使用します。

examplehost.exampledomain.com

Oracle RACデータベースの場合は、VIP名またはいずれかのノード名をこのフィールドに指定します。

ポート

データベースのポート番号を入力します。Oracleデータベースのデフォルトのポート番号は1521です。

サービス名

データベースのサービス名を指定します。通常、サービス名はグローバル・データベース名と同じです。

使用するデータベースのサービス名が不明な場合は、データベースの初期化パラメータ・ファイルにあるSERVICE_NAMESパラメータからサービス名を取得できます。初期化パラメータ・ファイルにSERVICE_NAMESパラメータが含まれていない場合、サービス名はグローバル・データベース名と同じです。これは、DB_NAMEおよびDB_DOMAINパラメータで指定されています。

Oracle RACデータベースの場合は、いずれかのノードのサービス名をこのフィールドに指定します。例:

examplehost.exampledomain.com

ユーザー名

データベースのユーザー名を入力します。デフォルトのユーザー名はSYSです。

パスワード

データベース・ユーザーのパスワードを入力します。

ロール

データベース・ユーザーのロールをドロップダウン・リストから選択します。

  • 標準

  • SYSDBA

Oracleデータベーにインストールされているすべてのスキーマには、SYSDBAロールが必要です。Oracle Internet Directory (OID)のスキーマを作成する場合は、ユーザーSYSとSYSDBAロールを使用する必要があります。詳細は、システム要件と仕様のドキュメントのOracle Databaseに必要な権限に関する項を参照してください。


A.3.2 Oracle MySQL Databaseへの接続の資格証明の指定

Oracle MySQL Databaseの場合は、次の接続の資格証明を指定します。

表A-3 Oracle MySQL Database接続の資格証明

フィールド 説明

ホスト名

データベースを実行するサーバーのホスト名、IPアドレスまたは完全なサーバー名を(ホスト\サーバーという形式で)入力します。

Oracle RACデータベースの場合は、VIP名またはいずれかのノード名をこのフィールドに指定します。

ポート

データベースのポート番号を入力します。

データベース名

データベースの名前を指定します。

ユーザー名

DBAまたはSYSDBA権限を持つユーザーの名前を入力します。

パスワード

データベース・ユーザーのパスワードを入力します。


A.3.3 Microsoft SQL Serverデータベースへの接続の資格証明の指定

Microsoft SQL Serverデータベースの場合は、次の接続の資格証明を指定します。

表A-4 Microsoft SQL Serverデータベース接続の資格証明

フィールド 説明

Unicodeのサポート

ドロップダウン・リストから「はい」または「いいえ」を選択します。

注意: このフィールドで選択したオプションに関係なく、Oracle SOAインフラストラクチャのスキーマは、Unicodeのサポート(NVARCHARで作成されるデータベース表)のみで作成されます。

サーバー名

データベースを実行するサーバーのホスト名、IPアドレスまたは完全なサーバー名を(ホスト\サーバーという形式で)入力します。

ポート

データベースのポート番号を入力します。

データベース名

データベースの名前を指定します。

ユーザー名

データベースのユーザー名を入力します。ユーザーにはSYSDBAまたはDBA権限が必要です。

パスワード

データベース・ユーザーのパスワードを入力します。


A.3.4 IBM DB2データベースへの接続の資格証明の指定

IBM DB2データベースの場合は、次の接続の資格証明を指定します。

表A-5 IBM DB2データベースの接続の資格証明

フィールド 説明

サーバー名

データベースを実行するサーバーのホスト名、IPアドレスまたは完全なサーバー名を(ホスト\サーバーという形式で)入力します。

ポート

データベースのポート番号を入力します。

データベース名

データベースの名前を指定します。

ユーザー名

DB Owner権限を持つユーザーの名前を入力します。IBM DB2データベースのデフォルトのユーザー名はdb2adminです。

パスワード

データベース・ユーザーのパスワードを入力します。


A.4 コンポーネントの選択

この画面は、作成または削除対象のコンポーネント・スキーマを選択するために使用します。

この項の内容は次のとおりです。


注意:

Oracle Business Analytics Applications SuiteのRCUを実行する場合、この画面の詳細は、『Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド』を参照してください。


A.4.1 IBM DB2データベースのデータベース・ユーザーの作成

IBM DB2では、同等のオペレーティング・システム・ユーザーを使用して、データベース・ユーザーを認証します。つまり、RCUの実行前に、スキーマごとに1つのオペレーティング・システム・ユーザーを作成する必要があります。オペレーティング・システム・ユーザーの名前はスキーマ所有者の名前と一致する必要があり、小文字しか使用できません。すべて大文字の名前や大文字と小文字の混在する名前は使用できません。たとえば、RCUを使用してDEV_ODIという名前のスキーマを作成する場合、オペレーティング・システム・ユーザーの名前はdev_odi (すべて小文字)にする必要があります。

A.4.2 接頭辞の作成

接頭辞を使用して、データベース内にスキーマの論理グループを作成します。たとえば、データベース内に2つのバージョンのMDSスキーマを作成する場合は、異なる接頭辞を使用してそれぞれを一意に識別できます(例: TEST_MDSPROD_MDS)。接頭辞名とスキーマ名はアンダースコア(_)で区切ります。


注意:

Oracle Internet Directory (ODS)コンポーネントにはカスタムの接頭辞を付加できません。このコンポーネントにはデータベース当たり1つのリポジトリしか存在できないためです。


スキーマに新しい接頭辞を作成する場合は、「接頭辞の新規作成」を選択して、フィールド内に新しい接頭辞名を指定します。接頭辞名は、長さが1文字から12文字(アンダースコアを含まない)の英数字(0から9、aからzまたはAからZ)にする必要があります。接頭辞は数字で始めることはできません。空白や特殊文字は使用できません。


注意:

IBM DB2データベースの場合、接頭辞の長さは4文字(アンダースコアを含まない)に制限されます。


デフォルトの新規接頭辞はDEVです。DEVが接頭辞としてすでに存在している場合は、DEV1が使用されます。DEV1が存在する場合はDEV2がデフォルト設定され、以下同じようになります。

データベース内の既存のリポジトリにコンポーネントを追加するには、既存の接頭辞を使用します。既存の接頭辞を使用するには、「既存の接頭辞の選択」を選択し、ドロップダウン・リストから接頭辞を選択します。

A.4.3 コンポーネントと依存状態の選択

コンポーネントを選択すると、その選択したコンポーネントによって必要とされる可能性があるその他のコンポーネントも選択されます。たとえば、「SOAおよびBPMインフラストラクチャ」を選択すると、このカテゴリ内のすべてのスキーマと「Metadata Services」スキーマが選択されます。「Metadata Services」スキーマは、「SOAおよびBPMインフラストラクチャ」のコンポーネントごとに必要です。

名前の横にプラス記号(+)が付いているコンポーネントには、使用可能なサブコンポーネントがあります。プラス記号(+)をクリックしてカテゴリを展開すると、すべてのサブコンポーネントを表示できます。コンポーネントとそのすべてのサブコンポーネントを一緒に選択するには、プラス記号(+)の付いている最上位のボックスをクリックします。

A.4.4 カスタム・スキーマ名の指定

「スキーマ所有者」列で任意のスキーマ名をクリックすることで、そのスキーマ名を変更できます。スキーマ名に使用できるのは英数字(0から9、aからzまたはAからZ)のみで、大文字と小文字が区別されます。


注意:

Oracle Internet Directory (ODS)コンポーネントにはカスタムの接頭辞を付加できません。このコンポーネントにはデータベース当たり1つのリポジトリしか存在できないためです。


A.4.5 スキーマの前提条件チェック

接頭辞とスキーマ名を指定し、コンポーネントを選択したら、「次へ」をクリックします。コンポーネントの前提条件チェックの進行状況を示す画面が表示されます。前提条件チェックの途中でエラーが発生した場合、「コンポーネントの選択」画面の「メッセージ」フィールドにエラー・メッセージが表示されます。

A.4.6 スキーマの削除

データベースからスキーマを削除するには:

  1. 削除するスキーマに関連付けられた接頭辞を選択します。

  2. スキーマを削除するコンポーネントを選択します。

A.5 スキーマ・パスワード

この画面は、スキーマのパスワードを指定するために使用します。

スキーマ・パスワードを指定するには3つの方法があります。次の表はそれぞれの方法を説明しています。

表A-6 スキーマ・パスワードを指定するためのオプション

オプション 説明

すべてのスキーマに同じパスワードを使用

すべてのスキーマとその補助スキーマに対して1つのパスワードを使用する場合は、このオプションを選択します。「パスワード」フィールドにパスワードを入力します。「パスワードの確認」フィールドに、もう一度パスワードを入力します。

補助スキーマにメイン・スキーマのパスワードを使用

メイン・スキーマにはそれぞれ異なるパスワードを指定するが、それぞれの補助スキーマには同じパスワードを指定する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、表にはメイン・スキーマのみが表示されます。スキーマごとに、そのスキーマのパスワードを「パスワード」フィールドに入力し、「パスワードの確認」フィールドに同じパスワードを入力します。

すべてのスキーマに異なるパスワードを指定

メイン・スキーマとその補助スキーマに対して一意のパスワードを指定する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、表にはメイン・スキーマと補助スキーマがすべて表示されます。スキーマと補助スキーマごとに、パスワードを「パスワード」フィールドに入力し、「パスワードの確認」フィールドに同じパスワードを入力します。



注意:

この画面で入力するパスワードは覚えておく必要があります。この情報は、Fusion Middleware製品インストールの構成フェーズで必要になります。これらの値をメモしておくことをお薦めします。


A.6 カスタム変数

この画面は、実行時にコンポーネントが必要とする追加の構成情報を指定するために使用します。

この画面は、カスタム変数をサポートする「コンポーネントの選択」画面でコンポーネントが選択された場合のみ表示されます。

A.6.1 Oracle Business Intelligenceアプリケーションのカスタム変数の指定

RCUでは、必要なスキーマを作成するときに、.dmpファイルが使用されます。この画面でアクションを実行する前に、グローバルな書込みアクセス権を使用して、各スキーマの.dmpファイルを、適切なデータベース・サーバーのホスト・マシン上のディレクトリにコピーする必要があります。(RCUによって、このディレクトリにログ・ファイルが書き込まれます)。これらの.dmpファイルは、BIA_RCU_HOME\rcu\integration\biapps\schemaにあります。

「カスタム変数」画面の「値」フィールドには、スキーマごとに、.dmpファイルを含むフォルダのディレクトリ・パスを入力します。

注意: .dmpファイルの名前はディレクトリ・パスに含めないでください。

A.6.2 マスターおよび作業リポジトリのカスタム変数の指定(ODI)

マスターおよび作業リポジトリのカスタム変数は、次のように指定します。

表A-7 マスターおよび作業リポジトリのカスタム変数

変数 説明

マスター・リポジトリID

新しいマスター・リポジトリに対する固有のID。マスター・リポジトリIDの値は、0から999の範囲に設定する必要があります。デフォルト値は001です。

スーパーバイザ・パスワード

スーパーバイザ・ユーザーのパスワード。後の行にもこのパスワードを確認入力する必要があります。

作業リポジトリ・タイプ

作業リポジトリの使用方法を指定します。

  • 開発リポジトリを作成する場合は、「開発」(D)を使用します。このリポジトリ・タイプでは、データ・モデルやプロジェクトなどの設計時オブジェクトを管理できます(インタフェースやプロシージャを含む)。開発リポジトリにはランタイム・オブジェクト(シナリオとセッション)も含まれます。このタイプのリポジトリは、開発環境に適しています。

  • 実行リポジトリを作成する場合は、「実行」(E)を使用します。このリポジトリ・タイプにはランタイム・オブジェクト(シナリオ、スケジュール、セッション)のみが含まれます。このリポジトリ・タイプでは、オペレータ・ナビゲータでデータ統合ジョブを起動して監視できます。このタイプのリポジトリには、設計時アーティファクトは格納できません。デザイナ・ナビゲータは使用できません。実行リポジトリは、本番環境に適しています。

作業リポジトリID

新しい作業リポジトリに対する固有のID。デフォルト値は001です。

作業リポジトリ名

作業リポジトリの一意の名前(例: DEVWORKREP1)。

作業リポジトリ・パスワード

(オプション) - 作業リポジトリに対するパスワードを設定します。パスワードを設定する場合は、後の行にもそのパスワードを確認入力する必要があります。


A.6.3 Oracle WebCenter Portalのアクティビティ・グラフおよびAnalyticsに対するカスタム変数の指定

データベースのパーティション化を有効にしてアクティビティ・グラフおよびAnalyticsをインストールする場合は、Yを指定します。データベースのパーティション化を有効にしない場合は、Nを指定します。

A.7 表領域のマップ

この画面は、表領域のマッピング情報を指定するために使用します。

この画面は、「リポジトリの作成」画面で「作成」オプションを選択した場合のみ表示されます。この項の内容は次のとおりです。

表領域情報の入力が完了したら、「次へ」をクリックします。新しいスキーマに対して表領域を作成することを確認する画面が表示されます。


注意:

RCUでは、RCUに関連付けられたコンポーネントに対する表領域のみを作成します。


「OK」をクリックして続行すると、表領域の作成の進行状況を示す画面が表示されます。

A.7.1 デフォルト表領域のマッピング

各コンポーネントのデフォルト表領域のマッピングについては、『Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティ・ユーザーズ・ガイド』のリポジトリ作成ユーティリティのスキーマ、IDおよび表領域に関する項を参照してください。

「デフォルト表領域」と「一時表領域」の列では、表領域のセルをクリックして、使用可能なその他の表領域の名前のリストから選択できます。


注意:

OID表領域の名前はユーザー指定できません。


A.7.2 デフォルト表領域と一時表領域の変更

コンポーネントのデフォルト表領域を変更するには、「デフォルト表領域」列で表領域名を選択して、使用する表領域名をドロップダウン・リストから選択します。コンポーネントが使用する表領域の数は、構成に合わせて多くしたり少なくしたりできます。

コンポーネントの一時表領域を変更するには、「一時表領域」列で表領域名を選択して、使用する表領域名をドロップダウン・リストから選択します。

A.7.3 その他の表領域の表示と変更

一部のコンポーネントでは、そのスキーマにその他の表領域が関連付けられています。その場合は、画面に「その他の表領域」ボタンが表示されます。選択したコンポーネントにその他の表領域が関連付けられていない場合、このボタンは表示されません。

選択したコンポーネントに関連付けられているその他の表領域を表示するには、「その他の表領域」ボタンをクリックします。

コンポーネントに対して使用する表領域を変更するには、「表領域名」列内をクリックして、使用する表領域をドロップダウン・リストから選択します。

A.7.4 表領域とデータファイルの管理

表領域とデータファイルを管理するには、「表領域の管理」ボタンをクリックします。

この項の内容は次のとおりです。

A.7.4.1 表領域の追加、変更、削除

変更または削除可能な表領域は、RCUによって作成されるもののみです。この画面にはRCUを起動する前から存在している表領域も表示されますが、これらはグレー表示されており、変更や削除を行うことはできません。

コンポーネントが使用する表領域のみが作成されます。ここで新しい表領域を指定できますが、コンポーネントによって実際に使用されるまでは作成されません。

表領域を変更するには、画面の左側で表領域名を選択し、次の表の説明に従ってフィールドを編集します。

表A-8 表領域の変更

フィールド 説明

名前

表領域名を変更するには、このフィールドで表領域名を編集します。

タイプ

この表領域を、一時表領域または永続表領域のどちらにするのかを指定します。

ブロック・サイズ(KB)

データ取得に使用するブロック・サイズをKB単位で指定します。

記憶域のタイプ

大型ファイル表領域を作成する場合は、「大型ファイル表領域の使用」を選択します。通常このオプションは、複数の小さいファイルではなく、1つの大きいファイルが存在する場合に使用します。ビットマップを使用してセグメント内の空き領域を管理する場合は、「自動セグメント領域管理の使用」を選択します。


表領域を追加するには、「追加」をクリックして、新しい表領域に対して前述(表領域の変更)と同じ詳細を指定します。

表領域を削除するには、ナビゲーション・ツリーで表領域名を選択して、「削除」をクリックします。この表領域は作成されなくなります。

A.7.4.2 データファイルの追加、変更、削除

「データファイル」セクションで、選択した表領域を構成するデータファイルを指定します。詳細は、次のいずれかの項目を選択してください。

A.7.4.2.1 データファイルの追加

データファイルを追加するには、プラス記号(+)の付いたアイコンをクリックします。

「データファイルの追加」画面が表示されます。

次の表の説明に従って情報を入力します。

表A-9 データファイルの追加

フィールド 説明

ファイル名

データファイルの名前を指定します。

注意: データファイル名は29文字以内です。ダッシュまたはハイフン(-)の付いた名前は使用できません。

ファイル・ディレクトリ

データファイルの存在する場所を指定します。

サイズ

データファイルの初期サイズを指定します。ドロップダウン・リストを使用して、KB、MBまたはGBのいずれかの単位でサイズを指定します。

フルになった場合に自動的にデータファイルを拡張(AUTOEXTEND)

データファイルのサイズがフルになったときに自動的に拡張させる場合は、「フルになった場合に自動的にデータファイルを拡張(AUTOEXTEND)」を選択します。「増分」フィールドで、フルになるたびに増加させるデータファイルのサイズを指定します。ドロップダウン・リストを使用して、KB、MBまたはGBのいずれかの単位でサイズを指定します。

データファイルの最大サイズを制限する場合は、「最大サイズ」フィールドにその値を指定します。


A.7.4.2.2 データファイルの変更

データファイルを変更または編集するには、編集するデータファイル名の横のアイコンを選択して、鉛筆のアイコンをクリックします。

「データファイルの編集」画面が表示されます。

次の表の説明に従って情報を入力します。

表A-10 データファイルの変更

フィールド 説明

ファイル名

データファイルの名前を指定します。

注意: データファイル名は29文字以内です。ダッシュまたはハイフン(-)の付いた名前は使用できません。

ファイル・ディレクトリ

データファイルの存在する場所を指定します。

サイズ

データファイルの初期サイズを指定します。ドロップダウン・リストを使用して、KB、MBまたはGBのいずれかの単位でサイズを指定します。

フルになった場合に自動的にデータファイルを拡張(AUTOEXTEND)

データファイルのサイズがフルになったときに自動的に拡張させる場合は、「フルになった場合に自動的にデータファイルを拡張(AUTOEXTEND)」を選択します。「増分」フィールドで、フルになるたびに増加させるデータファイルのサイズを指定します。ドロップダウン・リストを使用して、KB、MBまたはGBのいずれかの単位でサイズを指定します。

データファイルの最大サイズを制限する場合は、「最大サイズ」フィールドにその値を指定します。


A.7.4.2.3 データファイルの削除

データファイルを削除するには、削除するデータファイル名の横のアイコンを選択して、「X」のアイコンをクリックします。

A.8 サマリー

この画面には、これから実行するアクションのサマリーが表示されます。

この画面の情報を確認するには、「作成」をクリックしてスキーマの作成を開始するか、「削除」をクリックしてスキーマの削除を開始します。

実行中のアクションの進行状況を示す画面が表示されます。

A.9 完了サマリー

この画面には、実行されたアクションのサマリーが表示されます。

「ログ・ファイル」列には、各コンポーネントのログ・ファイル名が表示されます。UNIXオペレーティング・システムの場合、メインのRCUログとコンポーネントのログ・ファイルは次のディレクトリに書き込まれます。

RCU_HOME/rcu/log/logdir.date_timestamp

Windowsオペレーティング・システムの場合は、次のディレクトリに書き込まれます。

RCU_HOME\rcu\log\logdir.date_timestamp

スキーマの作成中に問題が発生した場合は、ログ・ファイルを使用して問題をトラブルシューティングできます。

「作成」操作中にエラーが発生した場合や、いずれかのコンポーネントに対する「作成」操作が失敗した場合は、このページに「失敗したコンポーネントのクリーンアップ」チェック・ボックスが表示されます(デフォルトで選択された状態です)。このチェック・ボックスを選択すると、RCUは「作成」操作中に失敗したコンポーネントのクリーンアップ操作を実行します。選択しない場合は、失敗したコンポーネントの「削除」操作を後から実行することで、失敗したコンポーネントをクリーンアップできます。