Go to main content
Oracle® Server X5-2 Windows オペレーティングシステムインストールガイド

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 10 月
 
 

Windows OS のインストールオプション

単一サーバーへの OS のインストールの場合は、Oracle System Assistant が推奨されます。複数のサーバーへの OS のインストールの場合は、Oracle Enterprise Manager Ops Center が推奨されます。 このドキュメントのスコープは、単一サーバーへの OS のインストールです。次の表に、これら 2 つのインストールオプションに関する情報を示します。

オプション
説明
複数のサーバー
Oracle Enterprise Manager Ops Center を使用して、複数のサーバーに OS をインストールできます。詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center/index.html を参照してください。
単一サーバー
次のいずれかの方法を使用して、OS を単一サーバーにインストールします。
  • ローカル: サーバーの場所でローカルに OS のインストールを実行します。このオプションは、物理的にラックにサーバーを設置し終えたばかりのときにお勧めします。

  • リモート: リモートの場所から OS のインストールを実行します。このオプションでは、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを使用して Oracle System Assistant にアクセスするか、または OS の手動インストールを実行します。

Note -  Oracle は、単一サーバーへの OS のインストールには Oracle System Assistant の使用をお勧めします。

単一サーバーへの OS のインストール方法と Oracle System Assistant の詳細は、次を参照してください。

単一サーバーへのインストール方法

Windows のインストールメディアを提供する方法を選択します。次の情報を使用して、ニーズにもっとも適した OS のローカルまたはリモートインストールを決定してください。

メディアの提供方法
その他の要件
ローカルでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨)
モニター、USB キーボードとマウス、USB デバイス、および Windows の配布メディア。詳細は、Windows Server OS の補助付きインストールを参照してください。
リモートでの補助付き OS インストール – Oracle System Assistant を使用します。(推奨)
Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーション、リダイレクトされた CD/DVD ドライブまたは ISO イメージファイル、および Windows の配布メディア。詳細は、Windows Server OS の補助付きインストールを参照してください。
CD/DVD ドライブを使用したローカル – サーバーに接続された物理 CD/DVD ドライブを使用します。
モニター、USB キーボードとマウス、USB CD/DVD ドライブ、および Windows の配布メディア。ローカルインストールの場合は、サーバーに直接接続されたローカルの DVD ドライブまたは USB フラッシュドライブを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Windows Server OS の手動インストールを参照してください。
CD/DVD ドライブまたは CD/DVD ISO イメージを使用したリモート – Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスアプリケーションを実行しているリモートシステム上で、リダイレクトされた物理 CD/DVD ドライブを使用します。
ブラウザ、接続された物理 CD/DVD ドライブ、Windows の配布メディア、およびサーバーの管理ポートへのネットワークアクセスを備えたリモートシステム。リモートインストールの場合は、リモートの DVD、USB フラッシュドライブ、または CD/DVD ISO イメージを使用してインストールメディアを提供します。詳細は、Windows 展開サービスによる OS のインストールを参照してください。
WDS WIM イメージ – Windows 展開サービス (WDS) サーバー上のカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを使用します。
WDS を実行しているサーバー、および使用しているサーバー用にカスタマイズされた WIM イメージ。詳細は、Windows 展開サービスによる OS のインストールを参照してください。

Windows Server OS の補助付きインストール

これは、サポートされている OS をサーバーにインストールするための推奨される方法です。この方法では、Oracle System Assistant を使用します。Windows OS のインストールメディアを、ローカルまたはリモートの CD/DVD ドライブ、USB デバイス、CD/DVD イメージのいずれかで提供すると、Oracle System Assistant がインストールプロセスを進め、必要に応じて必要なドライバを収集してインストールします。使用しているサーバーで Oracle System Assistant がサポートされ、そのサーバーにインストールされている必要があります。

Windows Server OS の手動インストール

この方法では、Windows の配布メディアを、ローカルまたはリモートの CD/DVD ドライブ、USB デバイス、CD/DVD イメージのいずれかで提供します。また、必要なドライバをすべてインストールすることも必要です。サーバー用のドライバは、サーバーの内蔵 Oracle System Assistant フラッシュドライブ (取り付けられている場合) で使用できるほか、My Oracle Support Web サイトからも OS 固有およびサーバー固有のパッケージまたは ISO イメージファイルとして入手できます。OS をインストールするには、配布メディアのインストールウィザードを使用します。

Windows 展開サービスによる OS のインストール

展開サーバー環境から Windows OS をインストールできます。 上級ユーザーは、Windows 展開サービス (WDS) を実行しているシステム上のサーバー用にカスタマイズされた Windows Imaging Format (WIM) イメージを作成できます。こうしたインストールイメージファイルを作成しておくと、ネットワークカードからサーバーをブートして、無人展開用に WDS システムからそのイメージを選択することが可能です。WDS の詳細は、http://technet.microsoft.com/library/hh831620 にアクセスしてください。