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Oracle® Server X5-2 セキュリティーガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

Oracle Hardware Management Pack のセキュリティー

Oracle Hardware Management Pack は使用しているサーバー、および多くの x86 ベースのサーバーと一部の SPARC サーバーで利用できます。Oracle Hardware Management Pack には、サーバーを管理するための 2 つのコンポーネント (SNMP モニタリングエージェントと、クロスオペレーティングシステムのコマンド行インタフェースツール (CLI ツール) のファミリ) が備わっています。

  • Hardware Management Agent SNMP Plugins を使用します。

    SNMP は、システムをモニターまたは管理するための標準のプロトコルです。Hardware Management Agent SNMP Plugins を使用すると、SNMP を使用してデータセンター内の Oracle サーバーをモニターでき、2 つの管理ポイント (ホストと Oracle ILOM) に接続する必要がないという利点が得られます。この機能により、複数のサーバーのモニターに単一の IP アドレス (ホストの IP アドレス) を使用できます。

    SNMP Plugins は、Oracle サーバーのホストオペレーティングシステム上で実行します。SNMP Plugin モジュールはホストオペレーティングシステムのネイティブの SNMP エージェントを拡張して追加の Oracle MIB 機能を提供します。Oracle Hardware Management Pack 自体には SNMP エージェントは含まれていません。Linux の場合、モジュールは net-snmp エージェントに追加されます。Oracle Solaris の場合、モジュールは Oracle Solaris 管理エージェントに追加されます。Microsoft Windows の場合、このプラグインはネイティブの SNMP サービスを拡張します。Oracle Hardware Management Pack の SNMP に関連したセキュリティー設定は、プラグインによってではなく、ネイティブの SNMP エージェントまたはサービスの設定によって決まります。

    SNMPv1 と SNMPv2c は暗号化機能を備えておらず、認証の一形態としてコミュニティー文字列を使用します。よりセキュアな SNMPv3 は暗号化および個々のユーザー名とパスワードを使用してセキュアなチャネルを提供するため、このバージョンを使用することを推奨します。

  • Oracle Hardware Management Pack のドキュメントを参照してください。

    これらの機能の詳細については、Oracle Hardware Management Pack のドキュメントを参照してください。Oracle Hardware Management Pack に固有のセキュリティーガイドラインについては、Oracle Hardware Management Pack のドキュメントライブラリに含まれる『Oracle Hardware Management Pack (HMP) セキュリティーガイド』を参照してください。Oracle Hardware Management Pack のドキュメントは次の場所で検索できます。

    http://www.oracle.com/goto/OHMP/docs