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Oracle® Server X5-2 セキュリティーガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

データの保護とセキュリティー

データの保護レベルやセキュリティーを最大限に高めるために、次のガイドラインに従ってください。

  • 外付けハードドライブや USB ストレージデバイスなどのデバイスを使用して重要なデータをバックアップしてください。バックアップされたデータは、遠隔地にあるセキュアな場所に保管してください。

  • データ暗号化ソフトウェアを使用して、ハードドライブ上の機密情報をセキュアな状態にしてください。

  • 古いハードドライブを廃棄するときは、ドライブを物理的に破壊するか、ドライブ上のすべてのデータを完全に消去してください。ファイルが削除されたあとや、ドライブが再フォーマットされたあとでも、情報はドライブから回復できます。ファイルを削除しても、またはドライブを再フォーマットしても、ドライブ上のアドレステーブルしか除去されません。ドライブ上のすべてのデータを完全に消去するには、ディスクワイプソフトウェアを使用してください。

  • ハードドライブは多くの場合、機密情報を格納するために使用されます。この情報が不正に開示されないよう保護するため、ハードドライブを再利用、廃止、または廃棄する前にサニタイズする必要があります。

    • Oracle Solaris の format(1M) コマンドなどのディスク抹消ツールを使用して、すべてのデータをディスクドライブから完全に消去します。または、該当し使用可能な場合は、物理消磁ツールを使用できます。

    • ハードドライブに格納されている情報の機密性が高いと、粉砕や焼却などのハードドライブの物理的な廃棄が唯一の適切なサニタイズ方法である場合があります。

    • 組織は、データ保護ポリシーを参照して、ハードドライブをサニタイズするために最適な方法を判別することを強くお勧めします。


Caution

注意  -  ディスク抹消ソフトウェアは、最新のハードドライブ (特に半導体ドライブ (SSD)) では、そのデータアクセスの管理方法のために一部のデータを削除できないことがあります。