オブジェクトのページから、商談オブジェクトに関連する単一の営業商談レコードのようなオブジェクト・レコードを、表示、作成、編集できます。ここでは、標準オブジェクトとカスタム・オブジェクトの簡易、モバイルおよびデスクトップの各ページのカスタマイズについて説明します。
この項の内容は次のとおりです。
ページの作業では、次の2つのツールを使用します。
アプリケーション・コンポーザ: オブジェクトのユーザー・インタフェース・ページの作成および保守と、ページでのフィールドの追加および削除を行う場合に使用するツールです。
ページ・コンポーザ: フィールドにジョブ・ロール固有の変更を行う場合、またはページの内部または外部バージョンに対してのみフィールドの変更を行う場合に使用するツールです。また、特定ページのフィールドに対してのみ、サイト規模の変更を行う場合もこのツールを使用します。このツールで行えるフィールドの変更は次のとおりです。
フィールドを必須フィールドにする
フィールドを表示または非表示にする
フィールド・ラベルを変更する
フィールドを読取専用にする
フィールドの順序を変更する
フィールドが変更されるのは、変更するページに対してのみであり、また指定されたレベル(サイト、ジョブ・ロール、内部、外部)の場合のみです。
また、このツールを使用すると保存済検索を作成し、デフォルトとして使用するか、自動的に実行するかなどの保存済検索の属性を変更できます。保存済検索の説明は、「検索の作業」を参照してください。
次のようにして簡易ページをカスタマイズできます。
カスタム・オブジェクトの作成後、そのオブジェクトに関する情報を他のユーザーが表示、作成、編集できるページを作成する必要があります。これを行うには、簡易ページ、モバイル・ページ、デスクトップ・ページなど、オブジェクトを表示するページ・タイプごとに作業領域を作成します。
この項の内容は次のとおりです。
オブジェクトのデフォルトの簡易ページを作成するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、オブジェクトを作成するアプリケーションを選択します。
リージョン領域で「カスタム・オブジェクト」を展開します。
作業領域を作成する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」ページを表示するには、次の図に示すとおり、「ページ」を選択します。
「簡易ページ」タブを選択してから、「デフォルト・ページの作成」をクリックします。
ランディング・ページは、要約ページとも呼ばれますが、オブジェクト・データのフィルタ処理されたリストが表示される要約表などのオブジェクトの概要と、新しいレコードの作成といった処理を実行するボタンが表示されます。ユーザーは、ドリルダウン列で項目をクリックして、そのレコードの詳細を表示できます。
要約ページを構成するには、次の手順を実行します。
「簡易ページ」タブから、「要約表の編集」をクリックします。
「ドリルダウン列」リストから、エンド・ユーザーが詳細ページの表示を選択できるフィールドを選択します。これは、「レコード名」フィールドなど、エンド・ユーザーがレコードを一意に識別できるフィールドになります。
次の図に示すとおり、「要約表の構成」リージョンで、要約表に表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「ボタンおよび処理」リージョンにあるチェック・ボックスを選択して、エンド・ユーザーがレコードに対して実行できる処理(作成、編集、削除)を指定します。
「要約表の構成: ボタンおよび処理」リージョンで、要約ページに表示する処理ボタンを「選択したボタン」リストに移動します。ボタンは、要約ページのツールバーに表示されます。
リストの右側にある矢印を使用して、ボタンの表示順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
ユーザーがオブジェクトの新しいレコードを作成する際に使用される作成ページに組み込むフィールドを指定するには、次の手順を実行します。
「簡易ページ」タブで、「作成ページ・レイアウト」の表から使用するレイアウトをクリックします。次に例を示します。
注意: デフォルト・レイアウトの場合、フィールド・コンテンツは編集できますが、名前を変更することも、ロールおよびステータスの変更や式の割当てによってその使用の可否を制限することもできません。必要なフィールドを使用してデフォルト・レイアウトを定義した後、それをコピーして様々な目的のために追加レイアウトを作成します。 |
「処理メニューから、「レイアウトの編集」を選択します。
オブジェクト名の横にある編集アイコンをクリックします。
次の図に示すとおり、「詳細フォームの構成」リージョンで、作成ページに表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
詳細ページに組み込むフィールドを指定するには、次の手順を実行します。
「簡易ページ」タブで、「詳細ページ・レイアウト」の表から使用するレイアウトをクリックします。次に例を示します。
注意: デフォルト・レイアウトの場合、フィールド・コンテンツは編集できますが、名前を変更することも、ロールおよびステータスの変更や式の割当てによってその使用の可否を制限することもできません。必要なフィールドを使用してデフォルト・レイアウトを定義した後、それをコピーして様々な目的のために追加レイアウトを作成します。 |
「処理メニューから、「レイアウトの編集」を選択します。
「サブタブ」リージョンの「要約」サブタブで、編集アイコンをクリックします。
次の図に示すとおり、「詳細フォームの構成」リージョンで、詳細ページに表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
「完了」をクリックします。
演習
「カスタム・オブジェクトの作成」の演習例で作成した「Service Request」オブジェクトについて、次の仕様を満たす簡易ページを作成します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
ページのアイコンは、スプリングボードに表示する必要があります。アイコンには、Service Request
とラベルを付ける必要があります。
要約表には、次のフィールドが必要です。
作成日
最終更新日
最終更新者
作成ページには、次のフィールドが必要です。
Service Request Name
作成者
作成日
「作成者」フィールドを詳細ページに表示する必要があります。
ページの作成後、セキュリティを設定して、様々なユーザー・ロールが保有するページへのアクセス権のタイプを指定する必要があります。この課題では、「Sales VP Duty」ロールが、このオブジェクトに対してすべての権限(作成、表示、更新、削除、すべて表示、すべて更新)を保有している必要があります。他のすべてのロールは、このオブジェクトを表示できる必要があります。詳細は、「オブジェクトのセキュリティの設定または変更」を参照してください。
変更を保存した後、簡易ユーザー・インタフェースにログインし、スプリングボードを使用してこのオブジェクトの新しいページに移動し、各ページを確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
カスタム・フィールドは、簡易ページのあるオブジェクトの要約表、作成ページ、詳細ページに追加できます。たとえば、内部コメント・フィールドを、「Service Request」オブジェクトの作成ページおよび詳細ページに追加できます。
注意: オブジェクトによっては簡易ページが含まれていないことがあります。 |
カスタム・フィールドを簡易ページに追加するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
フィールドを追加する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」を選択してから、「簡易ページ」タブを選択します。
要約表にフィールドを追加するには、次の手順を実行します。
「要約表の編集」をクリックします。
要約表に追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「選択したフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、フィールドが要約表に表示される順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
作成ページにフィールドを追加するには、次の手順を実行します。
フィールドを追加するレイアウトを選択して、「編集」アイコンをクリックします。
「作成」リージョンで、「編集」アイコンをクリックします。
作成ページに追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「選択したフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、フィールドが要約表に表示される順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
詳細ページにフィールドを追加するには、次の手順を実行します。
フィールドを追加するレイアウトを選択して、「編集」アイコンをクリックします。
カスタム・フィールドを追加するサブタブを選択して、「編集」アイコンをクリックします。
注意: カスタマイズできないサブタブがあります。 |
該当する場合、デフォルトの要約リージョンに追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「デフォルト要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストに移動します。
注意: 「デフォルト要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストに表示されるフィールドは、「詳細要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストには表示されません。逆もまた同じです。 |
該当する場合、詳細要約リージョンに追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「詳細要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、フィールドが各リージョンに表示される順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「カスタム・オブジェクトのランディング、作成、詳細の簡易ページの追加」の演習例で、「Service Request」オブジェクトのページに要約表を作成しました。「テキスト・フィールドの追加」の演習例で作成した「Assigned To」テキスト・フィールドをこの要約表に追加します。変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
ページのコンテンツ編成が簡単になるように、簡易ページのフィールドをグループにまとめることができます。オプションで、ユーザーがグループを展開または縮小すると、フィールドを表示または非表示にできます。
注意: オブジェクトによっては簡易ページが含まれていないことがあります。 |
フィールド・グループを簡易ページに追加するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
フィールドを追加する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」を選択してから、「簡易ページ」タブを選択します。
「作成ページ・レイアウト」または「詳細ページ・レイアウト」で、変更するレイアウトを選択します。
レイアウトの「処理メニューから、「レイアウトの編集」を選択します。
「フィールド・グループ」の横にある「グループの追加」アイコンをクリックします。
リージョン名を指定します。この名前は、グループを展開または縮小して関連フィールドを表示するアイコンとともに簡易ページに表示されます。
「2列」または「3列」を選択して、グループが展開された際のフィールドの表示方法を指定します。
ユーザーが初めてページを開いたときにフィールド・グループが展開した状態で表示されるようにする場合は、「拡張」を選択します。
(オプション)フィールド・リージョンが複数ある場合、「リージョン」リストの右側にある矢印を使用して、グループがページに表示される順序を指定できます。
「次」をクリックします。
グループに追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「選択したフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、フィールドがグループに表示される順序を指定します。
同じフィールド・グループを同じページ(作成ページまたは詳細ページ)の1つ以上の別のレイアウトに追加するには、ページの上部にある「追加レイアウトの選択」をクリックし、変更するレイアウトを「使用可能なレイアウト」リストから「選択したレイアウト」リストに移動します。この手順は、作成ページまたは詳細ページの追加レイアウトがすでに存在する場合にのみ使用できます。
「保存してクローズ」をクリックしてから、「完了」をクリックします。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「Service Request」オブジェクトの簡易詳細ページのデフォルト・レイアウトで、Additionalという名前のフィールド・グループを作成し、すべての使用可能なフィールドを3列のグループにまとめます。変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
Webページからコンテンツを表示するために、簡易詳細ページにタブを追加できます。たとえば、リアルタイムのステータスWebページからサービス要求のステータス情報を表示するサービス要求オブジェクト用のタブが必要なことがあります。
Webコンテンツ・タブを追加するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
タブを追加する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」を選択してから、「簡易ページ」タブを選択します。
「詳細ページ・レイアウト」で、変更するレイアウトを選択します。
レイアウトの「処理メニューから、「レイアウトの編集」を選択します。
「サブタブ」領域で、「追加」アイコンをクリックします。
「Webコンテンツ」オプションを選択して、「次」をクリックします。
サブタブの名前を「表示ラベル」フィールドに入力します。
ページ下部のテキスト領域に、リンク対象のURLを入力して、二重引用符で囲みます。たとえば、"https://www.oracle.com"
はオラクル社のホーム・ページへのリンクです。
「保存してクローズ」をクリックします。
Webページが表示されない場合は、次のようにします。
使用可能な場合は、必ず保護されたアドレスを使用します。つまり、https
で始まるアドレスを使用します。たとえば、https://www.example.com
を使用し、次のアドレスは使用しません。 http://www.example.com
ページのアドレスがセキュリティで保護されていない場合、このページを表示するにはブラウザのセキュリティ設定を上書きする必要があります。表示するページの安全性が確認されている場合は、ブラウザの手順に従ってこのコンテンツを表示します。たとえば、Mozilla Firefoxを使用している場合は、次の図に示すように、盾アイコンをクリックし、ページの保護を無効にします。
注意: IFRAME HTML要素を使用したページの表示をページ所有者が許可していない場合、ページはダッシュボードにロードされません。また、ブラウザによってはIFRAME HTML要素に保護されていないWebページが表示されません。 |
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「Service Request」オブジェクトの簡易詳細ページにWebコンテンツ・サブタブを追加します。サブタブには、このURL (https://www.oracle.com
)のコンテンツが表示されるようにします。変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
次のようにしてモバイル・ページをカスタマイズできます。
カスタム・オブジェクトの作成後、そのオブジェクトに関する情報を他のユーザーが表示、作成、編集できるページを作成する必要があります。これを行うには、簡易ページ、モバイル・ページ、デスクトップ・ページなど、オブジェクトを表示するページ・タイプごとに作業領域を作成します。
スプリングボードまたは開始ページは、ログインするとモバイル機器に表示される最初のページです。このページには、アプリケーションの機能領域のアイコンが表示されます。
リスト・ページは、特定の機能領域またはオブジェクト用にモバイル機器に表示される最初のページです。レコードのフィールドを1つから3つ使用して、オブジェクトに関連付けられたレコードが表示されます。ユーザーは、レコードをタップして、そのレコードの詳細ページにドリルダウンします。
オブジェクトのモバイル・ページを作成するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、オブジェクトを作成するアプリケーションを選択します。
リージョン領域で「カスタム・オブジェクト」を展開します。
作業領域を作成する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」ページを表示するには、次の図に示すとおり、「ページ」を選択します。
「モバイル・ページ」タブを選択してから、「モバイル・ページの作成」をクリックします。
次の図に示すとおり、「リスト表示」リージョンで、リストに表示するフィールドを最大3つまで「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「詳細レコード・ナビゲーション・パスの構成」で「開始ページに表示」を選択し、開始ページにオブジェクトを表示します。
「次」をクリックします。
次の図に示すとおり、「詳細表示」リージョンで、詳細ビューに表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
次の図に示すとおり、「表示の作成または編集」リージョンで、レコードの編集または作成に使用するビューに表示するフィールドを最大3つまで「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「次」をクリックします。
モバイル・ページに関連付ける関連オブジェクトを選択します。関連オブジェクトのアイコンが画面の下部に表示されます。
「発行」をクリックします。
演習
「カスタム・オブジェクトの作成」の演習例で作成した「Service Request」オブジェクトについて、次の仕様を満たすモバイル・ページを作成します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
オブジェクトのアイコンは、モバイル・スプリングボードに表示する必要があります。アイコンには、Service Request
とラベルを付ける必要があります。
リスト・ページには、次のフィールドが必要です。
Service Request Name
作成者
詳細ページには、次のフィールドが必要です。
Service Request Name
作成者
作成日
最終更新日
最終更新者
通貨コード
作成ページおよび編集ページには、次のフィールドが必要です。
Service Request Name
作成者
最終更新者
変更を保存した後、モバイル・ユーザー・インタフェースにログインし、スプリングボードを使用してこのオブジェクトの新しいページに移動し、各ページを確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
カスタム・フィールドは、モバイル・ページのあるオブジェクトのリスト・ページ、詳細ページ、作成ページ、編集ページに追加できます。たとえば、内部コメント・フィールドを、「Service Request」オブジェクトの作成ページおよび詳細ページに追加できます。
カスタム・フィールドをモバイル・ページに追加するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
フィールドを追加する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」を選択してから、「モバイル・ページ」タブを選択します。
「モバイル・ページ」タブで、関連ページの表から使用するレイアウトをクリックします。たとえば、「詳細レイアウトの編集」表から「デフォルト・レイアウト」を選択します。
注意: デフォルト・レイアウトの場合、フィールド・コンテンツは編集できますが、名前を変更することも、ロールおよびステータスの変更や式の割当てによってその使用の可否を制限することもできません。必要なフィールドを使用してデフォルト・レイアウトを定義した後、それをコピーして様々な目的のために追加レイアウトを作成します。 |
「処理メニューから、「レイアウトの編集」を選択します。
「レイアウト・ビューの編集」リージョンで、ページに表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
次のようにしてデスクトップ・ページをカスタマイズできます。
カスタム・オブジェクトの作成後、そのオブジェクトに関する情報を他のユーザーが表示、作成、編集できるページを作成する必要があります。これを行うには、簡易ページ、モバイル・ページ、デスクトップ・ページなど、オブジェクトを表示するページ・タイプごとに作業領域を作成します。
注意: オブジェクトによっては使用できないページ・タイプもあります。 |
この項の内容は次のとおりです。
オブジェクトのデスクトップ・ページを作成するには、「作業領域の作成」ウィザードを使用します。
「作業領域の作成」ウィザードを開始するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、オブジェクトを作成するアプリケーションを選択します。
リージョン領域で「カスタム・オブジェクト」を展開します。
作業領域を作成する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」ページを表示するには、次の図に示すとおり、「ページ」を選択します。
「デスクトップ・ページ」タブを選択してから、「作業領域の作成」をクリックします。
ナビゲータ・メニュー項目を追加すると、ユーザーはオブジェクトのページにアクセスできるようになります。オプションで、「地域検索」ペインを追加できます。これにより、次の手順で指定するフィールドを検索する検索フィールドが、リージョン領域に追加されます。
ナビゲータ・メニューおよび地域検索を構成するには、次の手順を実行します。
次の図に示すとおり、「ナビゲータ・メニューおよび地域検索の構成」ページで、ページのメニュー項目を表示するメニュー・カテゴリを選択し、メニュー項目のテキストを入力します。
「メニュー項目」リストは、カテゴリ内のメニュー項目の位置を示します。オプションで、リストの右側にあるボタンを使用すると、位置を変更できます。
作業領域のリージョン領域に「地域検索」ペインを表示するには、「使用可能」を選択し、目的の検索フィールドを「選択したフィールド」リストに移動してから、リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。このペインを表示しない場合は、必ずチェック・ボックスの選択をすべて解除します。
地域検索が使用可能な場合、各フィールドに「次で始まる」や「次と等しい」などのデフォルトの演算子を指定してから、フィールドを必須にするかどうかを指定します。または、少なくとも1つのフィールドが必須の複数フィールドのセットを選択します。
「次」をクリックします。
ローカル検索領域でエンド・ユーザーが検索できるフィールドを指定します。抽出に数分かかる多数のレコードがオブジェクトにある場合は、表示するレコード数が最小になるフィールドで検索するようエンド・ユーザーに求めることを検討してください。
ローカル検索を構成するには、次の手順を実行します。
「検索の構成」ページで、フィールドを「選択したフィールド」リストのローカル検索に表示されるように移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
フィールドごとに、「次で始まる」や「次と等しい」などのデフォルトの演算子を指定してから、フィールドを必須にするかどうかを指定します。または、少なくとも1つのフィールドが必須の複数フィールドのセットを選択します。
概要ページには、オブジェクトの概要が表示されます。このページは、次のコンポーネントで構成されています。
ローカル検索: 要約表に表示するレコードを決定します。
要約表: オブジェクトのデータのフィルタが設定されたリストをユーザーが表示できる表です。エンド・ユーザーは、ドリルダウン列で項目をクリックして、レコードの詳細を表示できます。
概要ページで、要約表に表示するフィールドを構成するとともに、エンド・ユーザーがオブジェクト・レコードの作成、編集、削除という3つの処理のどれをページから実行できるかを構成します。作成処理が使用可能な場合、どのフィールドを作成ページに表示するか、ユーザーがどのページからレコードを追加するかを構成します。
以前のタスクでローカル検索を構成済であることに注意してください。
概要および作成ページを構成するには、次の手順を実行します。
「ドリルダウン列」リストから、エンド・ユーザーが詳細ページの表示を選択できるフィールドを選択します。これは、「レコード名」フィールドなど、エンド・ユーザーがレコードを一意に識別できるフィールドになります。
次の図に示すとおり、「要約表の構成」リージョンで、要約表に表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「ボタンおよび処理」リージョンにあるチェック・ボックスを選択して、エンド・ユーザーがレコードに対して実行できる処理(作成、編集、削除)を指定します。
「作成ページの構成」リージョンで、作成ページに表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。デフォルトでは、必須フィールドがリストに表示されることに注意してください。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「次」をクリックします。
詳細ページでは、エンド・ユーザーはレコードの詳細の表示および編集を行うことができます。このページは、次のコンポーネントで構成されています。
デフォルト要約: デフォルトでページ上に表示されるフィールドです。通常、このリージョンには、最もよく使用されるフィールドが含まれます。
詳細要約: このフィールドは、デフォルトでは非表示になっています。フィールドを表示するには、リージョンを展開する必要があります。
デフォルト要約または詳細要約のいずれかに特定のフィールドを組み込むことはできますが、両方にはできません。
詳細ページにどのフィールドを表示するかを構成します。
詳細ページを構成するには、次の手順を実行します。
次の図に示すとおり、「詳細ページ要約の構成」ページの「デフォルト要約の構成」リージョンで、デフォルト要約に表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。デフォルトでは、選択したフィールドが表示されます。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「詳細要約の構成」リージョンで、詳細要約リージョンに表示するフィールドを「選択したフィールド」リストに移動します。このフィールドは、エンド・ユーザーがリージョンを展開するまで非表示になっています。
リストの右側にある矢印を使用して、フィールドの表示順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
演習
「カスタム・オブジェクトの作成」の演習例で作成した「Service Request」オブジェクトについて、次の仕様を満たすページを作成します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
ページのメニュー項目を、ナビゲータの「営業」セクションに表示する必要があります。メニュー項目には、次のラベルを付ける必要があります。 Service Request
このページに対して地域検索を使用可能にしないでください。
すべての使用可能なフィールドを、ローカル検索に対して使用可能にする必要があります。演算子は、デフォルトの演算子にする必要があります。
要約表には、次のフィールドが必要です。
作成日
最終更新日
最終更新者
デフォルト要約リージョンには、次のフィールドが必要です。
Service Request Name
最終更新者
最終更新日
「作成者」フィールドを詳細要約ページに表示する必要があります。
ページの作成後、セキュリティを設定して、様々なユーザー・ロールが保有するページへのアクセス権のタイプを指定する必要があります。この課題では、「Sales VP Duty」ロールが、このオブジェクトに対してすべての権限(作成、表示、更新、削除、すべて表示、すべて更新)を保有している必要があります。他のすべてのロールは、このオブジェクトを表示できる必要があります。詳細は、「オブジェクトのセキュリティの設定または変更」を参照してください。
変更を保存した後、ナビゲータを使用してこのオブジェクトの新しいページに移動し、各ページを確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
カスタム・フィールドは、デスクトップ・ページのある標準およびカスタム・オブジェクトの要約表、作成ページ、詳細ページに追加できます。たとえば、「ステータス」フィールドは、「Service Request」オブジェクトの要約表に追加できます。
カスタム・フィールドをデスクトップ作業領域に追加するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
フィールドを追加する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」ページを表示するには、「ページ」を選択します。
「デスクトップ・ページ」タブを選択します。
要約表にフィールドを追加するには、次の手順を実行します。
「要約表の編集」をクリックします。
要約表に追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「選択したフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、フィールドが要約表に表示される順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
作成ページにフィールドを追加するには、次の手順を実行します。
「作成ページの編集」をクリックします。
作成ページに追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「選択したフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、フィールドが作成ページに表示される順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
詳細ページにフィールドを追加するには、次の手順を実行します。
「詳細ページ」グループで、「編集」リンクをクリックします。使用可能なリンクは、編集するオブジェクトのページによって異なります。
該当する場合、デフォルトの要約リージョンに追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「デフォルト要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストに移動します。
注意: 「デフォルト要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストに表示されるフィールドは、「詳細要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストには表示されません。逆もまた同じです。 |
該当する場合、詳細要約リージョンに追加するフィールドを、「使用可能なフィールド」リストから「詳細要約の構成」グループの「選択したフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、フィールドが各リージョンに表示される順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「カスタム・オブジェクトの要約、作成、詳細のデスクトップ・ページの追加」の演習例で、「Service Request」オブジェクトのページに要約表を作成しました。「テキスト・フィールドの追加」の演習例で作成した「Assigned To」テキスト・フィールドをこの要約表に追加します。変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
Webページからコンテンツを表示するために、ページにタブを追加できます。たとえば、「商談」作業領域で、フォーラムまたはOracle Social Networkにおける会話の内容を表示するタブが必要になることがあります。次の図に、https://www.oracle.com
のコンテンツが表示されるカスタム・タブの例を示します。
Webコンテンツ・タブを追加するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
タブを追加する対象のオブジェクトを展開します。
「ページ」ページを表示するには、「ページ」を選択します。
次の図に示すとおり、「デスクトップ・ページ」タブの「処理」メニューで、「作成」を選択します。
「Webコンテンツ」オプションを選択して、「次」をクリックします。
サブタブの名前を「表示ラベル」フィールドに入力します。
ページ下部のテキスト領域に、リンク対象のURLを入力して、二重引用符で囲みます。たとえば、"https://www.oracle.com"
はオラクル社のホーム・ページへのリンクです。
「保存してクローズ」をクリックします。
Webページが表示されない場合は、次のようにします。
使用可能な場合は、必ず保護されたアドレスを使用します。つまり、https
で始まるアドレスを使用します。たとえば、https://www.example.com
を使用し、次のアドレスは使用しません。 http://www.example.com
ページのアドレスがセキュリティで保護されていない場合、このページを表示するにはブラウザのセキュリティ設定を上書きする必要があります。表示するページの安全性が確認されている場合は、ブラウザの手順に従ってこのコンテンツを表示します。たとえば、Mozilla Firefoxを使用している場合は、次の図に示すように、盾アイコンをクリックし、ページの保護を無効にします。
注意: IFRAME HTML要素を使用したページの表示をページ所有者が許可していない場合、ページはダッシュボードにロードされません。また、ブラウザによってはIFRAME HTML要素に保護されていないWebページが表示されません。 |
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「商談」ページにWebコンテンツ・サブタブを追加します。サブタブには、このURL (https://www.oracle.com
)のコンテンツが表示されるようにします。変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
概要ページの要約表には、ほとんどのユーザーが見る必要のない列が入っていることも、ビジネス・タイプに応じてユーザーが見る必要のある追加のフィールドが入っていることもあります。要約表に表示する列を追加できます。また、自社で使用しない列を削除することもできます。
「住所」列を表の端に移動するなど、列の再配置が必要になることがあります。要約表の列を、ワークフローに合うように移動できます。要約表の列の追加、削除、移動を行うと、ロールに関係なく、全ユーザーに影響します。
注意: 手順はデスクトップ・ページと簡易ページで同じです。 |
要約表の列を再配置するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
列を移動する対象オブジェクトを展開します。
「ページ」ページを表示するには、「ページ」を選択します。
デスクトップ・ページをカスタマイズする場合は「デスクトップ・ページ」タグを選択し、簡易ページをカスタマイズする場合は「簡易ページ」タブを選択します。
「要約表の編集」をクリックします。
要約表に追加する列を、「使用可能なフィールド」リストから「選択したフィールド」リストへ移動します。反対に、削除する列を「選択したフィールド」リストから「使用可能なフィールド」リストに移動します。
(オプション)「選択したフィールド」リストの右側にある矢印を使用して、列が要約表に表示される順序を指定します。
「保存してクローズ」をクリックします。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「Service Request Name」フィールドを、「カスタム・オブジェクトの要約、作成、詳細のデスクトップ・ページの追加」の演習例で作成した「Service Request」ページの要約表の端に移動します。「Service Request」ページに移動して、変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
「要約表の列の追加、削除および移動」で説明されているプロセスによる削除とは対照的に、ページ・コンポーザを使用して特定のジョブ・ロールを持つユーザーのフィールドを非表示にできます。
注意: 非表示にできないフィールドがあります。 |
デスクトップ・ページまたは簡易ページのフィールドを表示または非表示にするには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「商談」作業領域など、編集する作業領域に移動します。
ページ・コンポーザを開くには、「設定およびアクション」メニューの「管理」グループで、「page-nameページのカスタマイズ」を選択します。
「page-nameページのカスタマイズ」ダイアログ・ボックスで、「ジョブ・ロール」を選択してから、変更を表示するジョブ・ロールを指定します。
フィールドを表示または非表示にするページに移動します。たとえば、「商談」作業領域を編集している場合は、「商談」をクリックして編集ページを開きます。
直接選択を使用すると、現在のレイアウトにある画面コンポーネントを編集できます。ページ・コンポーザで直接選択モードを使用可能にするには、次の図に示すとおり、「選択」アイコンをクリックします。
ヒント: 作業しているページに必須フィールドがある場合、そのフィールドに値を入力してから、「選択」をクリックします。 |
フィールドを非表示にするには、次の手順を実行します。
非表示にするフィールドの上にマウスのポインタをあわせます。フィールドおよびそのラベルの周辺にボックスが表示されます。ボックスの内側をクリックしてから、「コンポーネントの編集」を選択します。
注意: フィールドのカスタマイズができない場合は、「コンポーネントの編集」は使用不可になっています。 |
「コンポーネントの表示」チェック・ボックスをオフにします。
「OK」をクリックします。
フィールドを表示するには、次の手順を実行します。
表示するフィールドの親コンポーネントの上にマウスのポインタをあわせます。親コンポーネントの周辺にボックスが表示されます。ボックスの内側をクリックしてから、「親コンポーネントの編集」を選択します。
表示するフィールドの横にあるチェック・ボックスを選択します。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
ページ・コンポーザを閉じるには、「閉じる」をクリックします。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「カスタム・オブジェクトの要約、作成、詳細のデスクトップ・ページの追加」の演習例で作成した「Service Request」作業領域にアクセスします。ページ・コンポーザを使用して、自分のユーザー・アカウントに適用されるジョブ・ロールの要約表をカスタマイズします。「作成者」フィールドを非表示にします。変更を保存してから、フィールドが非表示になっていることを確認します。次に、「作成者」フィールドを再度表示して、変更を保存します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
特定のページのフィールド・ラベルを変更し、他のページでは変更を希望しない場合があります。たとえば、簡易「商談」作業領域で、要約表の「数量」フィールドの列ヘッダーを短縮して「Qty
」にする場合です。ページ・コンポーザを使用して、特定のページのフィールド・ラベルを変更できます。全ページのラベルを変更するには、「すべてのページのフィールド・ラベルの変更」を参照してください。
注意: 手順はデスクトップ・ページと簡易ページで同じです。カスタマイズできないフィールドがあります。 |
ページのフィールド・ラベルを変更するには、次の手順を実行します。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
フィールドを含むページに移動します。
カスタマイズするユーザー・インタフェースを使用するために、ページ・コンポーザを開く適切な手順を最後まで実行します。
デスクトップ・インタフェース: 「設定およびアクション」メニューの「管理」グループで、「page-nameページのカスタマイズ」を選択します。
簡易インタフェース: 「設定およびアクション」メニューから、「ユーザー・インタフェースのカスタマイズ」を選択します。
「page-nameページのカスタマイズ」ダイアログ・ボックスで、変更されたラベルを表示するレイヤー(「サイト」、「外部」または「内部」、「ジョブ・ロール」)を選択します。「ジョブ・ロール」を選択する場合、変更を表示するジョブ・ロールを指定します。
「OK」をクリックします。
ページの検証でエラー・メッセージが返されないように、必ずすべての必須フィールドに有効値があることを確認します。
インタフェース・コンポーネントの選択および編集が可能になる直接選択モードに切り替えるには、「選択」をクリックします。
変更するフィールドをクリックします。
コンポーネントをクリックしたときに表示されるポップアップ・メニューで、次の図に示すとおり、「コンポーネントの編集」をクリックします。
注意: フィールドのカスタマイズができない場合は、「コンポーネントの編集」は使用不可になっています。 |
次の図に示すとおり、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログ・ボックスで、「ラベル」フィールドの右側に表示される下矢印をクリックしてから、「テキスト・リソースの選択」を選択して、「テキスト・リソースの選択」ダイアログ・ボックスを開始します。
既存の文字列を再利用するには、文字列を検索してから、「使用」をクリックします。再利用しない場合は、キーを入力して、値および説明を表示します。キーとは、テキスト・リソースの内部値です。表示値とは、表示されるテキストです。説明とは、テキスト・リソースのオプションの説明です。
再利用のために新しいラベルを保存するには、「作成」をクリックして、同じキー、表示値、説明を入力します。
「OK」、再度「OK」の順にクリックします。ラベルが新しいテキストに変更されます。
「閉じる」をクリックします。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
商談オブジェクト・レコードの簡易編集ページに移動してから、ページ・コンポーザを開いてそのページをカスタマイズします。この演習用に「サイト」カスタマイズ・レイヤーを選択します。「売上品目」要約表の「数量」フィールドを編集します。キーとしてTESTQTY
、表示値としてQty、説明としてQuantity to Qtyと入力します。変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
オブジェクトの全ページでフィールド・ラベルを変更する場合があります。アプリケーション・コンポーザを使用してフィールド・ラベルを変更すると、表示されるページすべてでフィールドのラベルが変更されます。これは、デスクトップページと簡易ページの両方で、すべてのユーザーに影響を与えます。
フィールドを表示する全ページのフィールド・ラベルを変更するには、次を行います。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
変更するフィールド・ラベルを含むオブジェクトを展開します。
「フィールド」ページを表示するには、「フィールド」を選択します。
カスタム・フィールドの表示名を変更する場合は、「カスタム」タブを選択します。標準フィールドの表示名を変更する場合は、「標準」タブを選択します。
編集するフィールドを選択してから、「編集」アイコンをクリックします。
新しいラベルを「表示ラベル」フィールドに入力します。
「保存してクローズ」をクリックします。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「テキスト・フィールドの追加」の演習例で「Service Request」オブジェクトに追加した「Assigned To」フィールドの名前をAssignee
に変更します。「Service Request」ページの変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
フィールドを追加可能な場所はすべて、リンクを追加できます。このリンクは、よく使用するWebサイトへのアクセスに使用できます。また、このリンクはオブジェクト・レコードの属性を使用して生成できます。例として、商談レコードから顧客名をインターネットで検索するため、要約表の各行にリンクを作成するとします。
アプリケーション・コンポーザでリンク項目を作成してから、ページに追加する必要があります。
この項の内容は次のとおりです。
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
リンクを追加するページを含むオブジェクトを展開します。
「処理およびリンク」ページを表示するには、「処理およびリンク」を選択します。
「処理」メニューから、「作成」をクリックします。
次の図に示す「処理またはリンクの作成」ページで、リンクに関する情報を入力します。
次のプロパティが必要です。
表示ラベル: リンクのテキストを入力します。
名前: リンクの一意の内部名を入力します。
リンク: このオプションを選択します。
次のいずれかの方法により、リンクのURLを作成します。
ページ下部のテキスト領域に、リンク対象のURLを入力して、二重引用符で囲みます。たとえば、"https://www.oracle.com"
はオラクル社のホーム・ページへのリンクです。
ページ下部のテキスト領域に、オブジェクトのフィールド値を使用してリンクを作成するGroovyの式を作成します。次の式では、検索クエリーのURLを作成するためにフィールド値を使用しています。
def myURL = SearchedField
def myfinalURL = "https://www.google.com/search?q=" + myURL
return(myfinalURL)
SearchedField
は、検索に使用するフィールドの内部名です。たとえば、商談オブジェクトの「顧客」フィールドの内部名はTargetPartyName
です。
ヒント: 現在選択されているオブジェクトで使用可能なフィールドを確認するには、「URL定義」領域で、「フィールド」タブを選択します。フィールドを選択して「挿入」をクリックすると、テキスト領域にある現在のカーソルの位置にフィールドの内部名が挿入されます。 |
Groovyの式が有効であるかどうかを確認するには、次の図に示すように、「検証」アイコンをクリックします。検証結果が含まれるメッセージを表示するには、テキスト領域内をクリックします。
詳細は、Customizing SalesのApplication Composer: Using Groovy Scriptsを参照してください。
「保存」をクリックします。
作業中のオブジェクトを展開してから、「ページ」を選択します。
デスクトップ・ページにリンクを追加する場合は、「デスクトップ・ページ」タブを選択します。簡易ページにリンクを追加するには、「簡易ページ」タブを選択します。
リンクを追加するオブジェクトの作業領域の位置を編集します。たとえば、オブジェクトの要約表へリンクを追加するには、「要約表の編集」をクリックします。
リンクを追加するコンポーネントの「使用可能なフィールド」リストから、「選択したフィールド」リストにリンクを移動します。次の図は、「商談」作業領域で、リンクが要約表に移動していることを示しています。
「保存してクローズ」をクリックします。次の図は、デスクトップ・ページの要約表にあるリンクの例を示しています。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「商談」作業領域の要約表にリンクを追加します。リンクは、サーチ・エンジンへの問合せ用URLを作成するために、現在のレコードの「顧客」フィールドのテキストを使用して作成する必要があります。変更を確認します。
リンクが要約表に表示されるのは、表にレコードが表示されている場合のみです。結果がない場合は、レコードが要約表に表示されるよう、別の検索パラメータを試してみてください。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
この項の内容は次のとおりです。
ページの要約表の上にあるツールバーにリンク・ボタンを追加できます。このボタンをクリックすると、現在の作業領域に関連するコンテンツが含まれる内部または外部のWebサイトに移動します。例として、内部の販売事例情報に移動するリンク・ボタンを追加するとします。リンク・ボタンは様々な場所に追加できます。
概要ページにある要約表
詳細ページにあるデフォルトの概要
詳細ページのサブタブにある要約表
子オブジェクトのツリー・ノード・ページにある要約表
商談オブジェクトの詳細ページにある売上表
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「ナビゲータ」の「ツール」グループで「カスタマイズ」、「アプリケーション・コンポーザ」の順に選択します。
リージョン領域で、「アプリケーション」リストから、カスタマイズするオブジェクトが含まれるアプリケーションを選択します。
リージョン領域で、作業するオブジェクトのタイプによって、「標準オブジェクト」または「カスタム・オブジェクト」を展開します。
「標準オブジェクト」ツリーでは、カスタマイズが可能な標準オブジェクトのみが表示されることに注意してください。
リンクを追加するページを含むオブジェクトを展開します。
「処理およびリンク」ページを表示するには、「処理およびリンク」を選択します。
「処理」メニューから、「作成」をクリックします。
次の図に示す「処理またはリンクの作成」ページで、リンク・ボタンに関する情報を入力します。
次のプロパティが必要です。
表示ラベル: リンクのテキストを入力します。
名前: リンクの一意の内部名を入力します。
処理: このオプションを選択します。
ソース: 「URL」を選択します。
ページ下部のテキスト領域に、リンク対象のURLを入力して、二重引用符で囲みます。たとえば、"https://www.oracle.com"
はオラクル社のホーム・ページへのリンクです。
ヒント: フィールド値から動的にURLを作成するには、Groovyの式を使用します。 |
「保存」をクリックします。
作業中のオブジェクトを展開してから、「ページ」を選択します。
リンク・ボタンを追加するオブジェクトの作業領域の位置を編集します。たとえば、オブジェクトの要約表の上にあるツールバーにボタンを追加するには、「要約表の編集」をクリックします。
リンク・ボタンを、リンク・ボタンを追加するコンポーネントの「使用可能なボタン」リストから、「選択したボタン」リストに移動します。
次の図は、「商談」作業領域で、リンクが要約表のツールバーに移動していることを示しています。
「保存してクローズ」をクリックします。次の図は、デスクトップ・ページの要約表の上にあるツールバーのボタンを示しています。
演習
必ずサンドボックスで作業します。サンドボックスでの作業の説明は、「進行中の作業の分離」を参照してください。
「商談」作業領域の要約表の上にあるツールバーにリンク・ボタンを追加します。リンク・ボタンは、このURL(https://www.oracle.com
)に移動するようにします。変更を確認します。
サンドボックスでの作業を終了する際、アプリケーション管理者と協力して必ずサンドボックスを削除し、公開しないようにしてください。
このドキュメントに記載する概念、ツール、手順に関する詳細は、次の各リソースを参照してください。
ページ・コンポーザの使用に関するドキュメント
『Extending the Applications』のCustomizing Pages
アプリケーション・コンポーザにおける作業領域ページの定義に関するドキュメント
Customizing SalesのDefining Pages: Explained