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Oracle Cloud Oracle E-Business Suiteアダプタの使用
リリース18
品番E66534-10
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Oracle E-Business Suiteアダプタのスタート・ガイド

この章の内容は次のとおりです。

Oracle E-Business Suiteアダプタのスタート・ガイド

Oracle E-Business Suiteアダプタは、Oracle Integration Cloud Serviceに付属している事前に定義された数多くのアダプタうちの1つで、これを使用することによりOracle E-Business Suiteサービスを、Oracle Integration Cloud Serviceの中に統合された状態で安全に接続し利用することができます。 Oracle E-Business Suiteと他のクラウドベースのアプリケーション間の接続性を提供するのみでなく、一般的な統合経験の複雑性を大幅に簡素化します。 Oracle E-Business Suiteアダプタを介して、クラウドにある希望のOracle E-Business Suiteサービスにシステムをすばやく統合でき、また、必要に応じて統合を監視ならびに管理できます。

Oracle E-Business Suiteアダプタは、Oracle Integration Cloud Service内でOracle E-Business Suite Integrated SOA Gateway (ISG)の機能を活用して、Oracle E-Business Suite RESTサービスのアクセスを提供します。

ノート: Oracle Integration Cloud ServiceのOracle E-Business Suiteアダプタは、Oracle E-Business Suiteリリース12.1.3およびリリース12.2.3以降への接続を可能にします。

インバウンド統合とアウトバウンド統合のサポート

図はドキュメント・テキストで説明されています

この図では、ビジネス・イベントとXML Gatewayメッセージは、統合内でOracle E-Business Suiteアダプタがトリガー(ソース)接続として追加された場合に、Oracle Integration Cloud Serviceのインバウンド統合に対して使用可能になっています。 Oracle E-Business Suiteアダプタが呼出し(ターゲット)接続として追加された場合は、Oracle Integration Cloud Serviceからの起動に対して、PL/SQL APIとコンカレント・プログラムがRESTサービスとして使用可能になります。

Oracle E-Business SuiteがDMZ構成内に設定されていない場合に、ファイアウォールの後方にあるOracle E-Business SuiteオンプレミスのRESTサービスまたはインタフェースにアクセスするには、Oracle Integration Cloud Serviceエージェントを使用します。

Oracle E-Business SuiteからOracle Integration Cloud Serviceへのアウトバウンド統合についても、Oracle Integration Cloud Serviceのインバウンド(トリガーまたはソース)統合と呼ばれることに注意してください。

共通テクノロジ

この項では、Oracle E-Business Suiteアダプタについてより深く理解するために、次の共通テクノロジについて説明します。

Oracle E-Business Suite統合SOAゲートウェイ (ISG)

Oracle E-Business Suite統合SOAゲートウェイは、SOAPおよびRESTベースのWebサービスとして統合リポジトリで公開される統合インタフェースを公開する機能を提供します。

適切な権限を持つOracle E-Business Suiteユーザーは、これらの統合インタフェースをRESTサービスとしてデプロイし、統合リポジトリ全体でサービス・ライフサイクル・アクティビティを管理できます。 一方、Oracle E-Business Suiteアダプタは、Oracle Integration Cloud Serviceで統合を作成するために使用できる、RESTサービスへのアクセスを提供します。

統合リポジトリ

統合リポジトリは、Oracle E-Business Suite統合SOAゲートウェイの必須コンポーネントです。 これは、Oracle E-Business Suite内の多数のインタフェース・エンドポイントを含んだ、一元化されたリポジトリです。

Oracle E-Business Suiteへの接続が正常に確立されると、Oracle E-Business Suiteサービスのメタデータが統合リポジトリから取得され、Oracle Integration Cloud Serviceにインポートされます。 その後、希望のOracle E-Business Suiteサービスを選択することによって、統合を作成できます。 Oracle E-Business SuiteアダプタによるOracle Integration Cloud Serviceの統合でサポートされるインタフェース・タイプは、次のとおりです。

Representational State Transfer (REST)

RESTはWebサービスをリソースとして表示するためのアーキテクチャ原則で、URLによって一意に識別できます。 RESTサービスの主要な特性は、HTTPメソッド(GET、POST、PUTおよびDELETE)を介して様々な操作の起動を示す点です。

PL/SQL RESTサービスに対してサポートされるメソッドはPOSTのみであることに注意してください。

HTTP Basic認証セキュリティ

このリリースでは、HTTP Basic認証セキュリティはRESTサービスに唯一サポートされているセキュリティです。

HTTPクライアント・アプリケーションからOracle E-Business Suite RESTサービスへのアクセスが試行される際、RESTリクエスト・メッセージの一部としてのHTTPヘッダーの入力データとしてユーザー資格証明(ユーザー名、パスワード)を入力する必要があります。 ユーザー名およびパスワードは認証ならびに認可に使用されます。

Oracle Integration Cloud Service内のOracle E-Business Suiteアダプタの側から見ると、ユーザー名およびパスワードの情報は、Oracle E-Business Suiteの接続が作成されるときに与えられます。 その後、この資格証明情報はOracle Integration Cloud ServiceからOracle E-Business Suiteにランタイムで渡されます。

概念および機能

主な機能

Oracle Integration Cloud Service (ICS)のOracle E-Business Suiteアダプタは、クラウド内のOracle E-Business Suiteサービスにアクセスするための接続ツールとして機能します。 次のような主な機能があります。

Oracle E-Business Suiteアダプタの使用に関する一般的なタスク・フロー

次の表で、Oracle Integration Cloud ServiceでOracle E-Business Suiteアダプタを使用する際の一般的なタスク・フローを説明します。

タスク 説明 詳細情報
前提条件 Oracle E-Business Suiteアダプタを使用する前に、設定タスクを実行して、適切なユーザー権限と必要な機能が揃っており、Oracle E-Business SuiteアダプタがOracle Integration Cloud Serviceで統合を作成する準備が整っていることを確認する必要があります。 Oracle E-Business Suiteアダプタ接続の設定と作成
1 Oracle E-Business Suite接続を作成します。
Oracle E-Business Suiteアダプタを介してOracle E-Business SuiteとOracle Integration Cloud Service間の接続を確立します。
Oracle E-Business Suiteアダプタを使用したOracle E-Business Suite接続の作成
2 Oracle E-Business Suite接続をテストします。
指定したOracle E-Business Suiteインスタンスに正常に接続できることを確認します。
Oracle E-Business Suite接続のテスト
3 統合を作成します。
統合の作成時に、Oracle E-Business Suiteアダプタをトリガー(ソース)または呼出し(ターゲット)接続として追加します。
4 統合内のソース・データ構造とターゲット・データ構造間のマッピングを作成します。
(オプション)これらのアプリケーションによって使用される様々な値をマッピングして、同じタイプのオブジェクト(性別コードや国コードなど)を特定するために参照を作成します。
マッピングとルックアップの作成
5 統合をアクティブ化します。
必要とされるデータ・マッピングとともにソース接続とターゲット接続を結ぶ統合が作成された後は、これをアクティブ化してランタイムで使用できます。
6 統合をダッシュボードで監視します。 統合の監視と管理
7 実行時にメッセージ内のペイロード・フィールドを追跡します。
  • 『Oracle Integration Cloud Serviceを使用したOracle Cloud』の「Integration Cloud Serviceの開発」の、メッセージ内のトラッキング・フィールドに対するビジネス識別子の割当てに関する項

  • 『Oracle Integration Cloud Serviceを使用したOracle Cloud』の「Integration Cloud Serviceの管理」の、メッセージ内のトラッキング・フィールドに対するビジネス識別子の管理に関する項

8 統合レベル、接続レベルまたは特定の統合インスタンス・レベルでエラーを管理します。
  • 『Oracle Integration Cloud Serviceを使用したOracle Cloud』の「Integration Cloud Serviceの管理」の、エラーの管理に関する項

  • エラー・メッセージ - 接続をテストしているときのエラー・メッセージ、およびデザインタイムにOracle E-Business Suiteアダプタを使用して統合を作成しているときのエラー・メッセージ

統合内でのOracle E-Business Suiteアダプタの使用方法についてより深く理解するには、次を参照してください。

また、Oracle E-Business Suiteアダプタの詳細は、次のドキュメントを参照してください。