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Oracle® Exadata Storage Server Softwareユーザーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
E52920-09
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B エラーおよびアラート・メッセージ

この付録では、Oracle Exadata Storage Server Softwareの使用時に発生する可能性があるエラーおよびアラート・メッセージについて説明します。この付録の内容は次のとおりです。


関連項目:

  • Oracle Databaseのエラー・メッセージの詳細は、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』を参照してください。

  • 診断データの収集および管理の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

  • Oracle Exadata Database Machineのハードウェア・アラートの詳細は、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』を参照してください。


アラート、インシデントおよびトレース・ファイルの理解

アラート、インシデントおよびトレース・ファイルでは、役に立つ情報の診断記録が提供されます。アラート・ファイルには、内部エラーおよび管理タスクに関する情報が格納されます。インシデント・ファイルには、1回のエラー発生に関する情報が格納されます。トレース・ファイルには、サーバーおよびバックグラウンド・プロセスに関する情報を格納できます。この項の内容は次のとおりです。


関連項目:

ファイルの削除ポリシーの詳細は、『自動セル・メンテナンスの理解』を参照してください。

アラート・ファイルについて

アラート・ファイルは、内部エラーおよび管理アクティビティ(バックアップなど)に関する情報を記録するログ・ファイルです。内部エラーが発生すると、メッセージが端末画面に送信され、アラート・ファイルに書き込まれます。アラート・ファイルには、エラーによって生成されたトレース・ファイルの場所や名前など、内部エラーに関する追加情報も書き込まれます。アラート・ファイルは、次のディレクトリにあります。

 /opt/oracle/cell/log/diag/asm/cell/hostname/trace/alert.log

システムでオペレータ・コンソールを使用している場合は、Oracleからのメッセージがコンソールに表示される場合があります。重要なメッセージはすべてアラート・ファイルとオペレータ・コンソールに書き込まれます。このコンソールには、Oracleメッセージだけなく、すべてのメッセージが表示されるため、アラート・ファイルは、コンソール・ログよりもすべてのOracle管理アクティビティとエラーの追跡に適した記録です。

インシデント・パッケージについて

インシデントとは、1回発生した問題です。問題が複数回発生した場合は、発生ごとにインシデントが作成されます。インシデントは自動診断リポジトリ(ADR)で追跡されます。各インシデントは、ADR内で一意の数値のインシデントIDで識別されます。インシデントが発生すると、データベースによってアラート・ログにエントリが記録され、インシデント・アラートがOracle Enterprise Managerに送信されます。次に、インシデントに関する診断データがダンプ・ファイル(インシデント・ダンプ)に収集され、インシデント・ダンプにインシデントIDがタグ付けされます。最後に、そのインシデント用に作成されたADRサブディレクトリにインシデント・ダンプが格納されます。

通常、クリティカル・エラーの診断および解決策はインシデント・アラートで開始されます。ADRのすべてのインシデントのリストは、ADRコマンド・インタプリタ(ADRCI)コマンドを使用して取得できます。

各インシデントはそれぞれ1つの問題のみにマッピングされます。各インシデントは比較されるため、1つの問題で多数のインシデントおよびインシデント・ダンプが生成されることはありません。


関連項目:

次の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

  • インシデントのフラッド制御

  • カスタムのインシデント・パッケージの作成、編集およびアップロード


トレース・ファイルについて

トレース・ファイルは、Oracleインスタンスが起動するか、ユーザー・プロセスまたはバックグラウンド・プロセスで予期しないイベントが発生するたびに作成されます。ファイル拡張子またはファイル・タイプは、通常は.trcです。拡張子またはファイル・タイプが異なる場合は、オペレーティング・システム別のOracleドキュメントに記載されています。トレース・ファイルの内容には、システム・グローバル領域、プロセス・グローバル領域、オペレーティング・コール・スタック、レジスタなどのダンプが含まれます。


注意:

traceLevel属性の設定を変更する場合は、管理サーバーを再起動して変更内容を適用する必要があります。管理サーバーを再起動しても、データベースやデータ・フローには影響はありません。

自動診断リポジトリについて

ADRは、Oracle DatabaseのOracle診断フレームワークのコア・コンポーネントです。これは、データベース、アプリケーション・サーバー、Oracle Exadata Storage Serverなどの主要なOracleソフトウェア・コンポーネントに関連する診断データのリポジトリとして機能します。リポジトリには、データベースの外部に、問題データ、インシデント・データ、パッケージ・メタデータ、トレース・ファイルおよびダンプ・ファイルが格納されます。

自動診断リポジトリ・インシデント

ADRインシデントは、クリティカルのソフトウェア・エラーが発生するとOracle診断フレームワークによって生成され、ADR内に格納されます。インシデントには、トレース・ファイルとダンプ・ファイルが関連付けられている場合があり、これらはOracleサポート・サービスに送信するためにパッケージ化できます。

自動診断リポジトリ・パッケージ

ADRパッケージとは、Oracleサポート・サービスに転送できるように、ADRインシデントと関連のトレース・ファイルおよびダンプ・ファイルを1つの(圧縮した)ファイルにまとめたものです。

診断ファイルの場所

アラート、インシデントおよびトレース・ファイルは、セルのADRホーム・ディレクトリ($ADR_BASE/diag/asm/cell/cell_name)のalertサブディレクトリ、incidentサブディレクトリおよびtraceサブディレクトリに書き込まれます。ADRホームはADRベース・ディレクトリ($ADR_BASE)にあります。ADRファイルの保存期間は、diagHistoryDaysセル属性で指定されます。この設定は、CellCLIのALTER CELLコマンドで変更できます。

Secure Shell(SSH)を使用してセルにアクセスする場合は、インストール時に設定した$ADR_BASEの値を表示できます。


関連項目:


診断ファイルの管理

ADRコマンド・インタプリタ(ADRCI)は、診断データの管理に使用するコマンドライン・ツールです。ADRCIを使用すると、次の操作が実行可能です。

  • ADR内の診断データの表示

  • インシデントおよび問題の情報をZIPファイルに圧縮してOracleサポート・サービスに転送

Oracle Exadata Storage Server SoftwareでADRCIを使用するには、次のコマンドを使用してADRベースを設定します。

adrci> SET BASE /opt/oracle/cell/log

たとえば、ADRCIを使用すると、例B-1のようにセルのアラート、インシデントおよびトレース・ファイルを表示できます。

例B-1 アラート、インシデントおよびトレース・ファイルの表示

$ ADRCI
ADRCI: Release 11.2.0.1.0 - Production on Wed May 20 02:17:38 2009
Copyright (c) 1982, 2009, Oracle.  All rights reserved.

adrci> SET BASE /opt/oracle/cell/log

adrci> SHOW HOMES
ADR Homes:
diag/asm/cell/st-cell03-2
...

adrci> SET HOMEPATH diag/asm/cell/st-cell03-2

adrci> SHOW ALERT
...
adrci> SHOW INCIDENT
...
adrci> SHOW TRACEFILE
...

関連項目:

ADRCIの詳細は、『Oracle Databaseユーティリティ』を参照してください。

Oracle Exadata Storage Server Softwareのエラー・メッセージ

この項では、Oracle Exadata Storage Server Softwareのエラー・メッセージのカテゴリについて説明します。カテゴリは次のとおりです。

エラー・メッセージ: CELL-00001からCELL-00500

この項では、CELL-00001からCELL-00500のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-00001: 日付/時刻の書式が無効です。{0}など、有効な書式を使用してください。
原因: 無効な日付/時間形式が入力されています。
処置: 有効な日付/時間形式('2009-09-01T15:28:36-07:00'など)を入力してください。

関連項目:

  • LISTコマンドで日付/時間形式を使用する例は、例8-112を参照してください。

  • デフォルトの日付/時間形式の設定の詳細は、「SET」を参照してください。


CELL-00002: IORMPLANコマンドに無効なレベル{0}が含まれています。
原因: IORMPLANプランに無効なレベルが入力されました。
処置: 1から8のレベル番号を入力してください。
CELL-00003: IORMPLANコマンドに無効な割当て{0}が含まれています。
原因: IORMPLANプランに無効な割当て値が入力されました。
処置: 0から100の割当て値を入力してください。
CELL-00004: IORMPLANコマンドに無効な名前{0}が含まれています。
原因: 予約語または多数の文字を含む名前値がIORMPLANプランに入力されました。
処置: 有効なデータベース名またはカテゴリ名を入力するか、名前にotherまたはemergencyを使用してください。
CELL-00005: IORMPLANコマンドに含まれる{0}ディレクティブが多すぎます。
原因: 32個を超えるディレクティブがIORMPLANプランに入力されました。
処置: dbPlanまたはcatPlanの各カテゴリに入力するディレクティブの数をそれぞれ32個以内にしてください。
CELL-00006: レベル{0}でIORMPLANコマンドに無効な割当て合計が含まれています。
原因: 指定したレベルの割当て値の合計が100を超えています。
処置: 指定したレベルの割当て値の合計が100を超えないように割当て値を入力してください。
CELL-00007: IORMPLANコマンドにOTHERディレクティブが含まれていません。
原因: dbPlanカテゴリとcatPlanカテゴリの両方に、name=otherのディレクティブが少なくとも1つずつ必要です。
処置: dbPlanカテゴリとcatPlanカテゴリの両方に、name=otherのディレクティブを入力してください。
CELL-00010: この属性には''true''または''false''の値が必要です:{0}
原因: smtpstarttlsセル属性などのブール属性に不正な値が入力されました。
処置: ブール属性の値にはtrueまたはfalseを入力してください。

関連項目:

  • 属性の変更の詳細は、「ALTER」を参照してください。

  • 各オブジェクト・タイプで変更可能な属性のリストは、「DESCRIBE」を参照してください。


CELL-00011: 属性の最大長を超えています: {0}
原因: 値が属性フィールドで許可されている長さを超えています。たとえば、nameまたはcommentの属性値に入力するテキストは256文字未満にする必要があります。
処置: 属性で許可されている最大長以内の値を入力してください。

関連項目:

属性の変更の詳細は、「ALTER」を参照してください。

CELL-00012: 名前の値が無効です。a-z、A-Z、_、0-9のASCII文字を使用してください。
原因: アスタリスク(*)やパーセント(%)などの無効な文字が名前属性値に入力されました。
処置: ASCII英数字およびアンダースコア文字のみを含むname値を入力してください。
CELL-00013: 属性は変更不可です: {0}
原因: 属性を変更できませんでした。
処置: 指定したオブジェクトで変更可能な属性のリストを表示するには、DESCRIBE object_typeを使用してください。

関連項目:

「DESCRIBE」

CELL-00014: オブジェクトがこの属性をサポートしていません: {0}
原因: 指定した属性はオブジェクト・タイプでサポートされていません。
処置: 指定したオブジェクトで有効な属性のリストを表示するには、DESCRIBE object_typeを使用してください。

関連項目:

「DESCRIBE」

CELL-00015: 属性{0}を設定する必要があります。
原因: ゼロ(0)以外の値が属性に設定されました。
処置: 属性をゼロに設定してください。
CELL-00016: IORMPLANディレクティブでは、allocationとlevelの両方の属性に値を指定する必要があります。
原因: IORMPLANディレクティブで割当ておよびレベルの両方の属性が指定されませんでした。
処置: 割当ておよびレベルの両方の属性をディレクティブに指定してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00018: IORMPLANディレクティブに無効な制限{0}が含まれています。
原因: IORMPLANディレクティブに無効な制限値が指定されました。
処置: 有効な制限を指定してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00019: 制限属性は、catplanディレクティブでは許可されていません。
原因: 制限属性がcatPlanディレクティブで使用されました。
処置: catPlanディレクティブから制限属性を削除してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00020: IORMPLANディレクティブでは、allocation、share、limit、flashcache、flashlog、flashcachelimit、flashcacheminのいずれかの属性を1つ以上指定する必要があります。
原因: IORMPLANディレクティブで正しい値または属性が指定されませんでした。
処置: ディレクティブには次を指定してください。
  • 割当て、共有または制限値

  • フラッシュ・キャッシュまたはフラッシュ・ログ属性

  • フラッシュ・キャッシュ制限またはフラッシュ・キャッシュ最小値


関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00021: IORMPLANコマンドでは、allocationとshareの両方の属性に値を指定することはできません。
原因: IORMPLANディレクティブで割当ておよび共有の両方の値が指定されました。
処置: ディレクティブには値を1つのみ指定してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00022: IORMPLANでOTHERディレクティブを共有ベースのプランに含めることができません。
原因: 共有ベースのプランにOTHERディレクティブが含まれています。
処置: 共有ベースのプランからOTHERディレクティブを削除してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00023: IORMPLANに共有の無効な値{0}が含まれています。共有には1から32の整数を割り当てる必要があります。
原因: 共有の値に無効な値が指定されました。
処置: 共有の値には、1から32の整数のみが有効です。有効な値を入力してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00024: IORMPLANの合計共有値{0}が大きすぎます。すべての共有の合計は32768以下にする必要があります。
原因: 共有値の合計が32768の上限を超えています。
処置: 共有値を32768以下に変更してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00025: IORMPlanディレクティブDEFAULTは予約語のため、ロール、レベル、および割当てを指定できません。
原因: ロール、レベルまたは割当てでdefaultの語が使用されました。
処置: "default"の語が値に使用されないように、エントリを修正してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00026: IORMPlanコマンドでは、レベルおよび割当ての属性に32を超えるディレクティブを含めることができません。
原因: IORMPLANコマンドで、32を超えるディレクティブがレベルおよび割当ての属性に含まれました。
処置: IORMプランのディレクティブおよび属性の数を変更してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-00027: IORMPLANコマンドのflashcacheminディレクティブの合計を現在のflashcacheサイズ: {0}より大きくすることはできません。
原因: flashcacheminディレクティブがフラッシュ・キャッシュの現在のサイズを超えていました。
処置: flashcacheminディレクティブのサイズをフラッシュ・キャッシュの合計サイズより小さく設定してください。
CELL-00028: IORMPLANコマンドでは、OTHERディレクティブのflashcacheminまたはflashcachelimit属性を使用できません。
原因: OTHERディレクティブにflashcacheminまたはflashcachelimitが含まれていました。
処置: flashcacheminまたはflashcachelimitをOTHERディレクティブから削除してください。
CELL-00029: 電子メールの値が無効です: {0}
原因: emailオプションに入力された値が無効でした。
処置: ALTER CELL emailSubscriberコマンドに有効な電子メール・アドレスを指定してください。
CELL-00030: alertTypeの値が無効です: {0}
原因: alterTypeオプションに入力された値が無効でした。
処置: ALTER CELL emailSubscriberコマンドに有効なオプションを指定してください。有効なオプションは、HARDWARESOFTWAREMETRICおよびADRです。
CELL-00031: ALTER IORMPLANコマンドにはデータベース{0}のプライマリおよびスタンバイ・ディレクティブが必要です。
原因: データベース・プランにプライマリ・ディレクティブとスタンバイ・ディレクティブが含まれていませんでした。
処置: ALTER IORMPLANコマンドを再入力し、データベース・プランで両方のディレクティブを指定してください。
CELL-00032: dbplanにプロファイル・タイプのディレクティブがある場合、catplanは設定できません。
原因: dbplanパラメータにプロファイル・タイプ・ディレクティブが含まれていたため、catPlanパラメータが設定されませんでした。
処置: このエラー・メッセージに対する処置は2つあります。これらのアクションは次のとおりです。
  • dbPlanをクリアするかデータベース・プランからプロファイル・ディレクティブを削除してから、catPlanパラメータを設定します。

    ALTER IORMPLAN dbPlan = ''
    ALTER IORMPLAN catPlane = parameter_settings
    
  • データベース・プランからプロファイル・ディレクティブを削除します。これにより、dbPlanパラメータとともにcatPlanパラメータを使用できるようになります。

CELL-00033: catplanがアクティブな場合、IORMPLAN dbplanでプロファイル・タイプのディレクティブを指定できません。
原因: dbPlanパラメータにプロファイル・タイプ・ディレクティブが含まれていましたが、catPlanパラメータがアクティブでした。
処置: catPlanをクリアしてから、データベース・プランにプロファイル・ディレクティブを設定してください。
ALTER IORMPLAN catPlan = ''
ALTER IORMPLAN dbPlan = parameter_settings
CELL-00034: IORMPLANコマンドに含まれる{0}ディレクティブが多すぎます。
原因: ALTER IORMPLANコマンドに含まれる指定ディレクティブの数が多すぎました。
処置: ディレクティブの数をtype= profileディレクティブの場合は8、データベース・ディレクティブの場合は1023に制限してください。
CELL-00051: SNMP V3ユーザー定義"{0}"にはauthProtocolおよびauthPasswordが含まれている必要があります。
原因: ユーザー定義にauthProtocolおよびauthPasswordが含まれていませんでした。
処置: SNMPユーザーを定義するコマンドを入力し、authProtocolおよびauthPasswordを指定してください。
CELL-00052: SNMP V3ユーザー定義"{0}"認証パスワードには、8から12文字の英数字を使用する必要があります。プライバシ・パスワードには8文字の英数字を使用する必要があります。
原因: パスワードに正しい文字数が含まれていませんでした。
処置: 正しい文字数が含まれるパスワードを入力してください。SNMP V3パスワードには、最小限8文字かつ最大限12文字の英数字が含まれる必要があります。暗号化パスワードには、正確に8文字の英数字が含まれる必要があります。
CELL-00053: SNMP V3ユーザー定義 "{0}"が複数回定義されています。
原因: ユーザー定義はすでに定義されていました。
処置: 新しいユーザーを定義してください。
CELL-00054: SNMP V3ユーザー定義 "{0}"にprivProtocolは含まれていますがprivPasswordが含まれていません。
原因: ユーザー定義にパスワードが含まれていませんでした。
処置: 定義を入力し、パスワードを含めてください。
CELL-00055: SNMP V3ユーザー定義"{0}"はSNMP v3サブスクリプションによって参照されているため、削除できません。
原因: 定義を削除できませんでした。
処置: サブスクリプションを削除した後、コマンドを再入力してください。
CELL-00056: SNMP V3 snmpUser定義は、タイプV3またはV3ASRのサブスクリプションにのみ使用できます。
原因: ユーザー定義にタイプが指定されていませんでした。
処置: 定義を入力し、サブスクリプション・タイプV3またはv3ASRを指定してください。
CELL-00057: {0}に無効なプロトコルが指定されました。このプロトコルの値は{1}または{2}にする必要があります。
原因: 無効なプロトコルが指定されました。
処置: 正しいプロトコル値を指定して、コマンドを再入力してください。
CELL-00058: 指定されたディレクティブに次の属性が何度も使用されています: {0}。各ディレクティブで1つの属性を使用できるのは一度です。
原因: ディレクティブ内で属性が繰り返されました。
処置: コマンドを入力し、各属性を1回のみ指定してください。
CELL-00059: snmpSubcriberディレクティブに無効なタイプが含まれています。タイプASR、V3およびV3ASRのみ許可されます。デフォルト・タイプはV1です。
原因: snmpSubscriberディレクティブに無効タイプが含まれていました。
処置: コマンドを入力し、有効なタイプを指定してください。有効なタイプは、ASRV3およびv3ASRです。
CELL-00060: SNMP V3ユーザー定義 "{0}"にprivPasswordは含まれていますがprivProtocolが含まれていません。
原因: ユーザー定義にプロトコルが含まれていませんでした。
処置: コマンドを入力し、プロトコルを指定してください。
CELL-00061: SNMP V3サブスクリプションでは、SNMPユーザーが定義され、snmpSubscriber属性割当てでsnmpUserディレクティブを使用して名前によって参照される必要があります。
原因: snmpSubscriberにはV3またはv3ASRタイプが指定されていましたが、snmpUser属性が含まれていませんでした。
処置: コマンドを再入力し、定義内にsnmpUserを含めるか、V3を指定しないようsnmpSubscriberのタイプを変更してください。
CELL-00062: SNMPサブスクリプションはSNMPユーザー{0}を参照しますが、これが定義されていません。snmpUser属性割当てを使用して定義する必要があります。
原因: サブスクリプションで参照されているSNMPユーザーが定義されていません。
処置: サブスクリプションのユーザーを定義してください。
CELL-00063: SNMPユーザー名が無効です。1から32文字の英数字を指定する必要があります。
原因: 無効なユーザー名が入力されました。
処置: 1から32文字の英数字を使用してユーザー名を入力してください。
CELL-00064: ILOMでの起動アクティビティの競合により、現時点ではこの操作は実行できません。数分以内にこのコマンドを再入力してください。
原因: アクティビティが競合していました。
処置: 数分後にコマンドを再入力してください。
CELL-00065: このSNMPエンジンIDの変更により、既存のSNMPユーザー定義は無効になります。ALTERコマンドを使用してSNMPユーザーを削除してから、SNMPエンジンIDを変更してください。その後、SNMPユーザー定義を再作成する必要があります。
原因: エンジンIDの変更が既存のユーザー定義に起因せずに実行されました。
処置: SNMPユーザーを削除し、SNMPエンジンIDを変更してから、ユーザー定義を再作成してください。
CELL-00066: このコマンドではパスワードを入力する必要がありますが、CLIが、この入力を可能にする対話モードで実行されていません。
原因: CLIが対話型モードで実行されていなかったため、コマンドが失敗しました。
処置: CLIプログラムをローカル・シェルから実行してください。
CELL-00067: 2番目のパスワードが最初のパスワードと一致しません。
原因: 確認用パスワードが元のパスワードと一致しませんでした。
処置: 確認用パスワードを再入力してください。

エラー・メッセージ: CELL-00501からCELL-01000

この項では、CELL-00501からCELL-01000のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-00501: powercount属性の構文が無効です。エラー: {0}
原因: 予期しない出力がIPMI/ILOで生成されています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-00502: temp制限を解析できません。エラー: {0}
原因: 予期しない出力がIPMI/ILOで生成されています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-00503: fancount属性の構文が無効です。エラー: {0}
原因: fanCount属性の構文が無効になっています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-00506: 最初にupdateHealthをコールしてください。
原因: プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-00507: HardwareImplをインスタンス化できませんでした: {0}
原因: 予期しない出力がIPMI/ILOで生成されています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-00508: LO100 BMCをリセットするには、Linuxを再起動する必要があります。
原因: BMCのリセット後にサーバーが再起動されないと、センサー読取りおよびしきい値に問題が発生するため、DL180 G5ハードウェアのLO100をリセットできません。
処置: BMCをリセットする場合、rootユーザーとして次のコマンドを実行してください。11gリリース2 (11.2)より前のOracle Exadata Storage Server Softwareでの再起動後、セルが起動したら、状況に応じてセルのOracle ASMディスクをonlineに設定する必要があります。
ipmitool mc reset cold
reboot

エラー・メッセージ: CELL-01001からCELL-01500

この項では、CELL-01001からCELL-01500のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-01005: BMCアダプタ: {0}でエラーが発生しました
原因: BMCアダプタに問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

エラー・メッセージ: CELL-01501からCELL-02000

この項では、CELL-01501からCELL-02000のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-01501: ファイル: {0}へのスプール中にエラーが発生しました。
原因: 指定したファイルにSPOOLコマンドで書き込むことができませんでした。
処置: ファイルとディレクトリへの書込み権限を設定してください。

関連項目:

「SPOOL」

CELL-01502: ファイル: {0}へのアクセス中にエラーが発生しました。
原因: ファイルが見つかりませんでした。
処置: 指定した場所にファイルが存在していることを確認してください。

関連項目:

「SPOOL」

CELL-01503: ファイル{0}はすでに存在します。
原因: スプール・ファイルがすでに存在しているため、作成できませんでした。
処置: SPOOLコマンドにREPLACEオプションを指定して既存のファイルを上書きするか、SPOOLコマンドにAPPENDオプションを指定して既存のファイルに追加してください。

関連項目:

「SPOOL」

CELL-01504: コマンド構文が無効です。
原因: コマンドに構文エラーがあります。
処置: 有効なコマンド構文については、ヘルプ・テキストを確認してください。キャレット(^)文字は、コマンド内でエラーが検出された場所を示します。

関連項目:

「HELP」

CELL-01505: 再起動サーバー(RS)が実行されていないため、管理サーバーまたはセル・サーバー(CELLSRV)の状態が不明です。
原因: 再起動サーバー(RS)が実行されていませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用して、再起動サーバーを起動または再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-01506: 再起動サーバー(RS)からレスポンスがありません。
原因: 再起動サーバー(RS)が使用できませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用して、再起動サーバーを起動または再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-01507: 再起動サーバー(RS)と通信できません。エラー: {0}
原因: 再起動サーバー(RS)が使用できませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用して、再起動サーバーを起動または再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-01508: 再起動サーバー(RS)が実行されていません。RSが他の「ALTER CELL SERVICE」コマンドのリクエストの前に実行されることを確認します。{0}
原因: 再起動サーバー(RS)が実行されていませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用して、再起動サーバーを起動または再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-01509: 再起動サーバー(RS)が応答しません。
原因: 再起動サーバー(RS)が使用できませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用して、再起動サーバーを起動または再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-01510: ポート番号: {0}で新しい再起動サーバー(RS)を起動できません。RSのインスタンスがすでに実行中である可能性があります。
原因: 指定したポート番号で再起動サーバー(RS)を起動できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01512: 新しい再起動サーバー(RS)を起動できません。例外を受け取りました: {0}
原因: 新しい再起動サーバー(RS)を起動できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01513: 再起動サーバー(RS)に対するCellCLIリクエストがタイムアウトになりました。
原因: タイムアウトしたため、再起動サーバーに対するCellCLIリクエストが失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01514: 接続エラーが発生しました。指定したHTTPポート: {0}で管理サーバーがリスニングしていることを確認してください。
原因: 管理サーバー(MS)との接続に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01515: CellCLIプロセスIDを取得できません。
原因: CellCLIユーティリティの実行中に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01516: CLIの設定で例外が発生しました: {0}。
原因: CellCLIユーティリティの構成中に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01517: 再起動サーバー(RS)を起動できません。操作がタイムアウトしました。
原因: 再起動サーバー(RS)を起動できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01518: CELLSRVを停止します。CELLSRV実行中はセル作成を続行できません。
原因: セル・サーバー(CELLSRV)の実行時にセルを作成できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01519: 管理サーバー(MS)と通信できません。エラー: {0}
原因: CellCLIユーティリティの構成中に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01520: このコマンドは、監視モードでは許可されていません。
原因: CellCLIユーティリティがmonitorモードで実行されました。このモードは読取り専用のユーザー用です。LIST以外のコマンドは許可されていません。このエラーは、ALTERコマンド、CREATEコマンドまたはDROPコマンドが発行されていることを示します。
処置: CellCLIオブジェクトを更新するコマンドを発行するには、CellCLIユーティリティを通常モードで実行してください。
CELL-01521: CellCLIコマンドで使用できるのはASCIIテキストのみです。
原因: CellCLIコマンドでASCII以外のテキストが入力されました。
処置: ASCIIテキストのみを使用してコマンドを入力してください。
CELL-01522: CALIBRATEはrootユーザーIDで実行する必要があります。
原因: rootユーザーとしてセルにログインしていませんでした。
処置: CellCLIユーティリティを終了してください。セルからログアウトし、rootユーザーとしてログインして、CALIBRATEを実行してください。
CELL-01523: CELLSRVの実行中にCALIBRATEを実行しないでください。CELLSRVを停止するか、CALIBRATE FORCEを入力してください。
原因: Oracle Storage Serverがセルで実行されていました。
処置: ALTER CELL SHUTDOWN SERVICES CELLSRVを使用してOracle Storage Serverをシャットダウンし、CALIBRATEを再度実行してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-01524: CALIBRATEテストの実行中にエラーが発生しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: $LOG_HOME/cellcli.lstログ・ファイルに記録されているエラーの詳細を確認し、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01525: LUN {0}でのCALIBRATEテストの実行中にエラーが発生しました
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: $LOG_HOME/cellcli.lstログ・ファイルに記録されているエラーの詳細を確認し、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01526: ローカル・ホスト名のマッピングが矛盾しています。/etc/hostsファイルのセルの内容を検証します。
原因: ネットワーク構成エラーのため、セルがホスト名をpingできませんでした。
処置: /etc/hostsファイルを調べ、セルに有効なIPアドレスにセルのホスト名がマッピングされていることを確認してください。エラーを修正し、セル・サービスを起動する前にホスト名を正常にpingできることを確認してください。
CELL-01527: CALIBRATEにより、測定の対象となるLUNは検出されませんでした。
原因: 正常の動作状態で有効なサイズのLUNが見つかりませんでした。
処置: LIST LUN DETAILコマンドを使用してLUNに関するデータを取得し、LUNのステータスが無効である理由を特定してください。

関連項目:

「LIST LUN」

CELL-01528: ディレクトリ{0}にログ・ファイルを作成できません。エラー: {1}。
原因: ディレクトリまたはファイルの権限でCellCLIログ・ファイルの書込みが許可されていません。エラーを確認して問題を診断してください。デフォルトのロギング構成を使用すると、CellCLIユーティリティは動作を続行します。
処置: ディレクトリで発生したエラーを修正してください。
CELL-01529: 新しい再起動サーバー(RS)を起動できません。セル・ファイル・システムで使用可能な領域がありません。ファイルを削除して、'/'and '/opt/oracle'にマウントされているセル・ファイル・システムに領域を解放してください。
原因: セル・ファイル・システムに領域がありません。
処置: /および/opt/oracleディレクトリからファイルを削除し、領域を作成してください。
CELL-01530: WHERE句が使用されています。無効なWHEREはLISTコマンドでのみサポートされます。
原因: WHERE句がCellCLIコマンドで誤って使用されました。
処置: WHERE句は、LISTコマンドでの使用のみがサポートされています。WHERE句を現在のコマンドから削除してください。
CELL-01533: IPが停止しているか、間違った構成のため、IPファイルをcellinit.oraから検証できません。
原因: cellinit.oraファイルに無効なIPアドレスが含まれています。
処置: 問題を修正して、CELLSRVを再起動してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01537: ファイルが欠落しているか、空の可能性があるため、IPが停止しているか、cell_disk_config.xmlファイルを読み取ることができません。
原因: cell_disk_config.xmlファイルを読み取ることができませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01544: $OSSCONF/flashlogディレクトリを作成できませんでした。
原因: $OSSCONF/flashlogディレクトリを作成できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01545: $OSSCONF/flashlog/savedredoディレクトリを作成できませんでした。
原因: $OSSCONF/flashlog/savedredoディレクトリを作成できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01547: 不明な理由により、CELLSRVの起動に失敗しました。
原因: CELLSRVの起動に失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01548: 冗長性が削減されて、ディスク・グループCONTROLFILE、DATAFILE、LOGFILEが強制的にディスマウントされたため、CELLSRVを停止できません。
原因: ディスク・グループがディスマウントされた可能性があるため、CELLSRVが停止されませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01549: Oracle ASMが応答していないため、CELLSRVの停止に失敗しました。
原因: Oracle ASMが応答しなかったため、CELLSRVが停止されませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01550: CELLSRVが応答していないため、CELLSRVの停止に失敗しました。
原因: CELLSRVが応答していませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01551: CELLSRVに接続できません。
原因: システムがCELLSRVに接続できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01553: cellinit.oraのIPが無効です。IPが無効か、ネットマスクが間違っている/欠落しています。RSインシデント・ログを参照してください。
原因: cellinit.oraファイルのIPアドレスが間違っています。
処置: 問題を修正して、CELLSRVを再起動してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01554: 不明な理由により、MSの起動に失敗しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01555: 不明な理由により、RSの起動に失敗しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01556: 不明な理由により、CELLSRVの停止に失敗しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01557: 不明な理由により、MSの停止に失敗しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01558: 不明な理由により、RSの停止に失敗しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-01559: 不明な理由により失敗しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

エラー・メッセージ: CELL-02001からCELL-02500

この項では、CELL-CELL-02001からCELL-02500のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-02001: オブジェクト名が必要です。
原因: コマンドでオブジェクト名が入力されていませんでした。
処置: CellCLIコマンドを使用してオブジェクト名を入力してください。

関連項目:

「LIST CELLDISK」

CELL-02002: LISTのリストに予期しないオブジェクトがあります。
原因: LISTコマンドで無効なオブジェクトが入力されました。
処置: 指定したオブジェクトで有効な属性のリストを表示するには、DESCRIBE object_typeを使用してください。有効なコマンド構文については、ヘルプ・テキストを確認してください。

関連項目:


CELL-02004: セル・オブジェクトのフィルタリングは、CellCLIコマンドではサポートされていません。
原因: セルでフィルタ処理を実行できませんでした。
処置: フィルタ句を指定せずにLIST CELLコマンドを入力してください。

関連項目:

「LIST CELLDISK」

CELL-02005: コマンドが無効です。
原因: DROP CELLALTER PHYSICALDISKなど、コマンドとオブジェクトの無効な組合せがあります。
処置: 有効なコマンド構文については、ヘルプ・テキストを確認してください。

関連項目:

「HELP」

CELL-02006: 物理ディスクが存在しません: {0}有効なディスク名を表示するには、'LIST PHYSICALDISK'を使用してください。
原因: 指定した名前が既存の物理ディスクに一致していませんでした。
処置: 既存の物理ディスクの名前を表示するには、LIST PHYSICALDISKコマンドを使用してください。

関連項目:

「LIST PHYSICALDISK」

CELL-02007: グリッド・ディスクが存在しません: {0}
原因: 指定した名前が既存のグリッド・ディスクに一致していませんでした。
処置: 既存のグリッド・ディスクの名前を表示するにはLIST GRIDDISKコマンドを使用してください。

関連項目:

「LIST GRIDDISK」

CELL-02008: LUNが存在しません: {0}。有効なLUN名を表示するには、'LIST LUN'を使用してください。
原因: 指定した名前が既存のLUNに一致していませんでした。
処置: 既存のLUNの名前を表示するには、LIST LUNコマンドを使用してください。

関連項目:

「LIST LUN」

CELL-02010: メトリック定義が存在しません: {0}
原因: 指定した名前が既存のメトリック定義に一致していませんでした。
処置: 既存のメトリック定義の名前を表示するには、LIST METRICDEFINITIONコマンドを使用してください。
CELL-02011: クライアントにキーがありません: {0}
原因: クライアントにセキュリティ・キーが存在しませんでした。
処置: LIST KEYコマンドを使用して既知のクライアント名とキーを表示し、正しいクライアント名を使用してください。
CELL-02012: ACTIVEREQUESTが存在しません: <active_request>
原因: 指定した名前が既存のアクティブ・リクエストに一致していませんでした。
処置: 既存のアクティブ・リクエストの名前を表示するには、LIST ACTIVEREQUESTコマンドを使用してください。

関連項目:

「LIST ACTIVEREQUEST」

CELL-02013: アラート定義が存在しません: {0}
原因: 指定した名前が既存のアラート定義に一致していませんでした。
処置: 既存のアラート定義の名前を表示するには、LIST ALERTDEFINITIONコマンドを使用してください。
CELL-02014: オブジェクト・タイプが無効です。
原因: 無効なオブジェクト・タイプが指定されました。
処置: CellCLIコマンドを使用して有効なオブジェクト・タイプを入力してください。
CELL-02015: アラートが存在しません:{0}
原因: 指定したアラートがLIST ALERTHISTORYに存在しませんでした。
処置: 既存のアラートの名前を表示するには、LIST ALERTHISTORYコマンドを使用してください。

関連項目:

「LIST ALERTHISTORY」

CELL-02016: メトリックが存在しません:{0}
原因: 指定したメトリックがLIST METRICHISTORYに存在しませんでした。
処置: 既存のメトリックの名前を表示するには、LIST METRICDEFINITIONコマンドを使用してください。
CELL-02018: 内部エラーが検出されました: {0}
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02019: 内部CLI/MSバージョン・エラー。MSでは{0}を予測していましたが、CLIから{1}が送信されました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02020: インフィニバンド・ポート{0}は存在しません。
原因: 指定した名前が既存のInfiniBandポートに一致していませんでした。
処置: InfiniBandポートの名前を表示するには、LIST IBPORTコマンドを使用してください。
CELL-02021: メトリック・データが見つかりません。
原因: LIST METRICCURRENTコマンドで指定されたメトリックが、現在のインメモリーの収集対象メトリックにありませんでした。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。
CELL-02023: LISTコマンドで指定されたデータベース {0} が存在しません。
原因: コマンドで指定されたデータベースが存在しませんでした。
処置: データベース名を確認して、コマンドを再試行してください。
CELL-02024: ORDER BYオプションを使用する場合、LIMIT値がLISTコマンドの{0}を超えることはできません。
原因: LIMIT値が長時間実行のコマンドに許可される値を超えました。
処置: LIMIT値に入力する値を小さくしてください。
CELL-02025: ORDER BYオプションを使用する場合、LIMITパラメータはLISTコマンドで必須です。
原因: コマンドにLIMITパラメータが含まれていませんでした。
処置: ORDER BYオプションを使用する場合、コマンドにLIMITパラメータを含めてください。
CELL-02026: LIMIT値は正の整数にする必要があります。
原因: LIMIT値が正の整数ではありませんでした。
処置: LIMIT値に正の整数を使用してコマンドを入力してください。

エラー・メッセージ: CELL-02501からCELL-03000

この項では、CELL-02501からCELL-03000のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-02501: 既存のALERTDEFINITION: {0}
原因: 内部エラーが発生しました。アラート定義を追加または名前変更できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02503: 操作が無効です。
原因: この汎用エラー・メッセージは、DROP CELLALTER CELL INACTIVEなどの無効なコマンド構文が入力されている場合に表示されます。
処置: 有効なコマンド構文については、ヘルプ・テキストを確認してください。

関連項目:

「HELP」

CELL-02504: IPアドレスの書式が無効です。
原因: IPアドレス値に無効な文字列が入力されました。
処置: 有効なクラスレス・ドメイン間ルーティング(CIDR)形式(ip1.ip2.ip2.ip4/bitmask)でIPアドレスを入力してください。

例:

172.16.201.232/21
CELL-02505: 属性: {0}の数値が無効です
原因: 負数などの無効な数値が入力されました。
処置: 有効な数値を入力してください。たとえば、SMTPポート番号には正の整数を入力してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02507: cellnumber値が無効です。
原因: 負数などの無効な数値が入力されました。
処置: cellNumber属性に有効な正数を入力してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02508: 構成ファイルの書込み中にエラーが発生しました。エラー: {0}
原因: セルの構成ファイルに書き込むことができませんでした。
処置: 構成ファイルとディレクトリの書込み権限を確認してください。たとえば、セルのcellinit.oraファイルに書込み可能であることを確認してください。
CELL-02509: 'ALTER CELL ONLINE/OFFLINE'コマンド・オプションはサポートされていません。
原因: セルをオンラインまたはオフラインにできませんでした。
処置: 処理は不要です。セルはデフォルトでオンラインになっています。
CELL-02510: IPblockの書式が無効です: {0}
原因: IPBlock値に無効な文字列が入力されました。
処置: 有効なクラスレス・ドメイン間ルーティング(CIDR)形式(ipaddress/bitmask)でIPblockを入力してください。

例:

172.16.201/24
CELL-02512: イベントの設定中にエラーが発生しました: {0}
原因: 管理サーバー(MS)がセル・サーバー(CELLSRV)と正しく通信できなかったため、エラーが発生している可能性があります。
処置: ALTER CELLコマンドを使用してCELLSRVを再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02513: イベントの取得中にMSとCELLSRV間で通信エラーが発生しました: {0}
原因: 管理サーバー(MS)がセル・サーバー(CELLSRV)と正しく通信できなかったため、エラーが発生した可能性があります。
処置: ALTER CELLコマンドを使用してCELLSRVを再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02518: セル・ディスクの作成に必要なのはLUNとPHYSICALDISKの両方ではなく、いずれか一方です。
原因: セル・ディスクの作成時にlun属性値とphysicalDisk属性値の両方が指定されました。
処置: 指定した名前のセル・ディスクを作成する場合は、lun属性値またはphysicalDisk属性値のいずれかを指定してください。

関連項目:

「CREATE CELLDISK」

CELL-02522: Celldisk属性は必須です。
原因: CREATE GRIDDISKコマンドのcellDisk属性に値が入力されていませんでした。
処置: cellDisk属性に有効な名前を入力してください。

関連項目:

「CREATE GRIDDISK」

CELL-02523: Celldisk名が無効です。
原因: cellDisk属性に無効な名前が入力されました。
処置: cellDisk属性に有効な名前を入力してください。有効なセル・ディスク名を表示するには、LIST CELLDISKを使用してください。
CELL-02524: セル・サーバー(CELLSRV)は、正常にグリッド・ディスク: {0}を追加できません
原因: セル・サーバー(CELLSRV)に障害が発生しているか、その他の問題(エラー・メッセージに表示されます)が発生しています。
処置: ALTER CELLコマンドを使用してCELLSRVを再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02525: 不明なセル・ディスク: {0}
原因: CellCLIコマンドで指定したセル・ディスクが存在しませんでした。
処置: LIST CELLDISKを使用して既存のセル・ディスクを表示し、既存のセル・ディスク名でコマンドを再入力してください。

関連項目:

「LIST CELLDISK」

CELL-02526: 既存のセル・ディスク: {0}
原因: 既存のセル・ディスクの名前で新しいセル・ディスクを作成できませんでした。
処置: LIST CELLDISKを使用して既存のセル・ディスクを表示し、存在しない一意のセル・ディスク名でコマンドを再入力してください。

関連項目:

「LIST CELLDISK」

CELL-02528: 既存のグリッド・ディスク: {0}
原因: 既存のグリッド・ディスクの名前で新しいグリッド・ディスクを作成できませんでした。
処置: LIST GRIDDISKを使用して既存のグリッド・ディスクを表示し、存在しない一意のグリッド・ディスク名でコマンドを再入力してください。

関連項目:

「LIST GRIDDISK」

CELL-02529: CREATEコマンドは、メトリック定義には使用できません。
原因: CellCLIのCREATEコマンドでメトリック定義を作成できませんでした。
処置: 処理は不要です。
CELL-02531: CREATEコマンドは、アラート定義には使用できません。
原因: CellCLIのCREATEコマンドでアラート定義を作成できませんでした。
処置: 処理は不要です。
CELL-02532: ALTERコマンドは、アラート定義には使用できません。
原因: CellCLIのALTERコマンドでアラート定義を変更できませんでした。
処置: 処理は不要です。
CELL-02534: コマンドが実装されていません。
原因: 指定したCellCLIコマンドはこのリリースではサポートされていません。
処置: 処理は不要です。
CELL-02539: 管理サーバーとセル・サーバー(CELLSRV)との最初の同期中に、CELLSRVからセル・ディスクGUIDを取得できません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02540: セル・ディスクGUID: {0}に関するセル・ディスク情報を、セル・サーバー(CELLSRV)から取得できません
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02541: グリッド・ディスクGUIDをセル・サーバー(CELLSRV)から取得できません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02542: グリッド・ディスク情報をセル・サーバー(CELLSRV)から取得できません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02543: セル・ディスク:{0}、パーティション: {1}のLUNが見つかりません
原因: セル・ディスクの作成以降にLUNが失われたため、管理サーバー(MS)の起動中にMSでセル・ディスク情報とディスク上の情報を同期できませんでした。
処置: 失われたLUNを特定し、セル・ディスクを診断してください。
CELL-02544: IORMPLAN属性のリストが無効です。
原因: CellCLIコマンドで無効な属性が指定されました。
処置: 有効な属性のリストを表示するには、DESCRIBE IORMPLANを使用してください。

関連項目:

「DESCRIBE IORMPLAN」

CELL-02546: I/O Resource Manager (IORM)プランのプッシュ: {0}
原因: CellCLIまたは管理サーバーからセル・サーバーにIORMPLANプランを送信できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02547: セル・サーバー(CELLSRV)と通信できません。
原因: 管理サーバーがセル・サーバーと通信できませんでした。セル・サーバーに障害が発生している可能性があります。
処置: ALTER CELLコマンドを使用してセル・サーバーを再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02548: グリッド・ディスクは使用中です。
原因: グリッド・ディスクが使用中でした。
処置: グリッド・ディスクを非アクティブにして、コマンドを再試行してください。

関連項目:

「DROP GRIDDISK」

CELL-02549: グリッド・ディスクが使用中であり、操作にFORCEが指定されていません。
原因: グリッド・ディスクが使用中でした。操作を完了するにはFORCEオプションが必要です。
処置: FORCEオプションを使用してCellCLIコマンドを入力してください。
CELL-02550: セル・サーバー(CELLSRV)は、グリッド・ディスクを削除できません。
原因: エラーが発生したため、セル・サーバー(CELLSRV)でグリッド・ディスクを削除できませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用してCELLSRVを再起動してください。次にグリッド・ディスクを削除してください。
CELL-02551: コマンド引数が無効です。
原因: 無効な引数または引数がないため、CellCLIコマンドでエラーが発生しました。
処置: 有効なコマンド構文については、ヘルプ・テキストを確認してください。

関連項目:

「HELP」

CELL-02556: 属性値はゼロより大きくする必要があります: {0}
原因: 属性にゼロ以下の値が入力されました。
処置: 属性にゼロより大きい数値を入力してください。
CELL-02557: 属性値は正の数である必要があります: {0}
原因: 属性にゼロ以下の値が入力されました。
処置: ゼロより大きい数値を入力してください。
CELL-02558: UUIDがNULLです。セル・サーバー(CELLSRV)から削除できません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02559: MSとCELLSRV間で通信エラーが発生しました。
原因: 管理サーバーがセル・サーバーと通信できませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用してセル・サーバーを再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02560: 名前が重複しています。
原因: 同じ名前の既存のオブジェクトがあります。
処置: セルのオブジェクトには一意の名前を選択してください。
CELL-02561: 指定したデバイスには、すでにセル・ディスクが存在します。
原因: デバイスにセル・ディスクがすでに存在しています。
処置: 操作を再試行する前に既存のセル・ディスクを削除するか、新しいセル・ディスクに別のデバイスを指定してください。
CELL-02563: 指定したパーティションをフォーマットできません。
原因: 指定したパーティションのフォーマット中にエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02564: 指定したオブジェクトが存在しません。
原因: 無効なオブジェクトがコマンドで指定されました。
処置: 指定したオブジェクト・タイプで有効なオブジェクトのリストを表示するには、LIST object_typeを使用してください。有効なコマンド構文については、ヘルプ・テキストを確認してください。

関連項目:


CELL-02565: 不正なオフセットが指定されました。
原因: 不正なオフセット値が入力されました。
処置: 有効なオフセット値を使用してコマンドを再入力してください。

関連項目:

「CREATE GRIDDISK」

CELL-02566: 指定した割当てのための領域がありません。
原因: 指定した割当てに使用可能な領域がありませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02568: 指定したセル・ディスクには、1つ以上のグリッド・ディスクが存在します。
原因: 操作で指定したセル・ディスクに既存のグリッド・ディスクが見つかりました。
処置: 指定したセル・ディスクで操作を再試行する前に、既存のグリッド・ディスクを削除するか、別のセル・ディスクを指定してください。
CELL-02569: グリッド・ディスクの状態が無効です。
原因: グリッド・ディスクの状態に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02574: 管理コマンドにより無効なメッセージが送信されました。
原因: 管理サーバーで無効なメッセージが送信されました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02575: notificationPolicyの値は、NONEか、CRITICAL、WARNINGおよびCLEARのいずれかの組合せである必要があります。
原因: notificationPolicyの有効値がnoneになっていないか、criticalwarningまたはclearの任意の組合せになっていません。
処置: エラー・メッセージに表示される有効な組合せのいずれかを入力してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02576: notificationMethodの値はMAIL、SNMP、MAILとSNMPの両方、またはNONEです。
原因: notificationMethodの有効値がmailsnmp、それら2つの値の組合せ、またはnoneになっていません。
処置: エラー・メッセージに表示される有効なオプションのいずれかを入力してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02577: CREATE GRIDDISK ALLおよびDROP GRIDDISK ALLコマンドには、prefix属性が必要です。
原因: CREATE GRIDDISKコマンドとDROP GRIDDISKコマンドがALLオプションで実行される場合は、ディスク名の接頭辞を示すprefix属性を指定する必要があります。
処置: 有効なコマンド構文および特定のコマンドの構文については、ヘルプ・テキストを確認してください。
CELL-02578: SMTP構成でエラーが検出されました: {0}。
原因: セルのSMTP構成に問題が発生しました。
処置: ALTER CELLを使用してSMTP構成を修正してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02579: SNMP構成でエラーが検出されました: {0}。
原因: セルのSNMP構成に問題が発生しました。
処置: ALTER CELLを使用してSNMP構成を修正してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02580: メトリックの取得中にエラーが発生しました: {0}。
原因: セルのメトリックを取得中に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02581: LUN {1}上のセル・ディスク{0}がエクスポートされておらず、インポートにFORCEが指定されていません。
原因: セル・ディスクを別のセルに移動する前に、EXPORTコマンドでセル・ディスクが正常にエクスポートされませんでした。この問題は、セル・ディスクでEXPORTが実行されていない場合に発生する可能性があります。
処置: セル・ディスクでIMPORTコマンドの実行時にFORCEオプションを使用してください。
CELL-02582: LUN {0}上のセル・ディスクの構造をCELLSRVメモリーから消去できません。
原因: EXPORT操作またはIMPORT操作の試行中に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02583: このセル・ディスクに対して許可されていない操作です。
原因: EXPORT操作またはIMPORT操作の試行中に問題が発生しました。たとえば、Requires Import状態のセル・ディスクではグリッド・ディスクを作成できません。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02590: 既存のしきい値: {0}
原因: しきい値の名前がすでに使用されています。
処置: 一意のしきい値の名前を使用してください。

関連項目:

「CREATE THRESHOLD」

CELL-02591: しきい値が存在しません: {0}
原因: しきい値の名前が存在しませんでした。
処置: 既存のしきい値の名前を使用してください。

関連項目:

「ALTER THRESHOLD」

CELL-02592: しきい値の比較演算子は、'<'、'<='、'='、'>='または'>'である必要があります。
原因: 不正な比較演算子が入力されました。
処置: 比較演算子には'<''<=''=''>='または'>'を使用してください。

関連項目:

「CREATE THRESHOLD」

CELL-02593: しきい値の名前には有効なメトリックを指定する必要があります: {0}。
原因: 無効なメトリック名が入力されました。
処置: 既存のメトリック名を使用してください。

関連項目:

「CREATE THRESHOLD」

CELL-02594: しきい値の比較属性が必要です。
原因: 指定したメトリックで比較演算子が入力されていませんでした。
処置: このメトリックのしきい値の作成時に比較演算子を入力してください。

関連項目:

「CREATE THRESHOLD」

CELL-02595: しきい値はこのメトリックではサポートされていません: {0}。
原因: サポートされていないメトリックでしきい値が作成されました。
処置: サポートされているメトリックでしきい値を作成してください。

関連項目:

「CREATE THRESHOLD」

CELL-02596: IPaddress属性{0}が、正しいCIDR書式ではありません。
原因: ipaddress属性が正しくありませんでした。
処置: 有効なIPアドレス形式を入力してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02597: ネットワーク構成ファイル: {0}を更新できませんでした。
原因: ネットワーク構成が更新されていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02598: インターコネクト{0}に、Ipaddress/Netmask属性が適切に構成されていません。
原因: 対応するinterconnect属性に対してipaddress属性が有効ではありませんでした。
処置: 有効なIPアドレスを入力してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02599: ホスト名を特定できません。セル名を指定してください。
原因: セルのホスト名が判別されませんでした。
処置: セルの名前を入力してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02600: interconnect2を指定する場合は、interconnect1を指定する必要があります。
原因: interconnect2属性が指定されていますが、interconnect1属性が指定されていませんでした。
処置: interconnect2を指定する前にinterconnect1を指定してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02601: interconnect3を指定する場合は、interconnect2を指定する必要があります。
原因: interconnect3属性が指定されていますが、interconnect2属性が指定されていませんでした。
処置: interconnect3を指定する前にinterconnect2を指定してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02602: interconnect4を指定する場合は、interconnect3を指定する必要があります。
原因: interconnect4属性が指定されていますが、interconnect3属性が指定されていませんでした。
処置: interconnect4を指定する前にinterconnect3を指定してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02603: IPblock属性を指定する場合、ネットワーク・インターコネクトを4つ構成する必要があります。
原因: ipBlock属性が指定されていますが、ネットワーク・インターコネクトが4つ構成されていませんでした。
処置: ipBlock属性を指定する前にネットワーク・インターコネクトを4つ構成してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02604: ネットワーク・インターコネクトごとに1つずつIPaddress属性を指定します(最大4つのIPアドレス)。
原因: 構成済のインターコネクトより多くのipaddress属性が指定されました。
処置: 構成済の各インターコネクトにIPアドレスを1つずつ指定してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02605: インターコネクトを指定していない場合、IPaddress属性を指定できません。
原因: 対応するインターコネクトを指定せずにipaddress属性が指定されました。
処置: 指定した各インターコネクトにIPアドレスを1つずつ指定してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02606: 新しい構成でネットワークを再起動しようとして失敗しました。
原因: interconnect属性値とipaddress属性値が正しくありませんでした。
処置: interconnect属性とipaddress属性に正しい値を指定してください。
CELL-02607: ネットワーク・インターコネクトを少なくとも1つ指定してください。
原因: ネットワーク・インターコネクトが指定されていませんでした。
処置: 少なくともinterconnect1属性を指定してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02608: 有効なネットワーク・インターコネクトが指定されていません。
原因: 有効なネットワーク・インターコネクトが指定されていませんでした。
処置: 有効なネットワーク・インターコネクトを入力してください。
CELL-02609: IPblockとcellnumberを両方とも指定し、IPaddress属性は指定しないでください。
原因: ipBlock属性とcellNumber属性でipaddress属性が指定されました。
処置: ipaddress属性を指定せずにipBlock属性とcellNumber属性の両方を指定してください。

関連項目:

「CREATE CELL」

CELL-02610: traceLevel属性に無効な設定が指定されています。有効なJAVAロギング・レベル(SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST)を指定するか、または有効なODLロギング・レベル(INCIDENT_ERROR:1、ERROR:1、WARNING:1、NOTIFICATION:1、NOTIFICATION:16、TRACE:1、TRACE:16、TRACE:32)を指定してください。
原因: ALTER CELLコマンドでtraceLevel属性に無効な設定が指定されました。
処置: traceLevel属性に有効なJAVAロギング・レベルまたはODLロギング・レベルを指定してください。
CELL-02611: 指定したデバイスにアクセスできません。
原因: デバイスにアクセスできませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02612: IOエラーのため操作を完了できません。
原因: IOエラーのため操作が失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02613: セル・ディスクが破損しているため、操作に失敗しました。
原因: セル・ディスクが破損しています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02614: ロールの属性値はPRIMARYまたはSTANDBYである必要があります。
原因: role属性が正しく指定されていませんでした。
処置: role属性をprimaryまたはstandbyとして指定してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02615: ロール属性は、catplanディレクティブでは許可されていません。
原因: role属性がcatPlanディレクティブに指定されました。
処置: catPlanディレクティブからrole属性を削除してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02616: ロール属性は、dbplanの'other'ディレクティブでは許可されていません。
原因: role属性がdbPlan otherディレクティブに指定されました。
処置: dbPlan otherディレクティブからrole属性を削除してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02617: 'role=primary'のdbplanディレクティブでのみ名前リストは許可されています。
原因: roleprimaryではないdbPlanディレクティブに名前リストが指定されています。
処置: dbPlanディレクティブからrole属性を削除してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02618: 現在のIORMPLANの状態が'inactive'ではありません。
原因: IORMPLANの状態が非アクティブになっていませんでした。
処置: IORMPLANの状態を非アクティブに変更してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02619: 現在のIORMPLANの状態が'active'ではありません。
原因: IORMPLANの状態がアクティブになっていませんでした。
処置: IORMPLANの状態をアクティブに変更してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02620: マップされていないCELLSRVエラーが発生しました。内部メッセージ: {0}。
原因: セル・サーバーから管理サーバーに予期しないエラーが返されました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02621: インタフェース{0}はイーサネットでもインフィニバンドでもありません。
原因: 無効なインタフェースが入力されました。
処置: 有効なイーサネット・インタフェースまたはInfiniBandインタフェースを入力してください。
CELL-02622: インタフェース{0}がbootproto {1}をサポートしています。静的またはdhcpのいずれかである必要があります。
原因: 無効なインタフェースが入力されました。
処置: staticまたはdhcpを入力してください。
CELL-02623: コマンド"{0}"で、{1}のエラー・コードが返されました。
原因: コマンドを実行中にエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02624: コマンド{0}の実行中にエラーが発生しました。
原因: コマンドを実行中にエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02625: インタフェース{0}はデバイス名{1}を示します。デバイス名はインタフェース名と同じにする必要があります。
原因: ネットワーク構成がインタフェース名とデバイス名の間で一貫していません。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02626: インタフェース{0}構成ファイル{1}が見つかりません。
原因: ネットワーク構成ファイルが見つかりませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02627: MSとCELLSRV間で通信エラーが発生しました。構成ファイルcellinit.oraが間違っているか、必要な情報が含まれていません。
原因: cellinit.oraファイルに正しい情報または形式が含まれていませんでした。
処置: cellinit.oraファイルを編集して問題を修正してください。
CELL-02628: MSとCELLSRVとの通信モジュールで内部エラーが発生しました。インシデント・パッケージを作成し、そのパッケージをOracleサポート・サービスに送信します。
原因: MS-CELLSRV通信モジュールにエラーが発生しました。
処置: インシデント・パッケージを作成してOracleサポート・サービスに送信してください。
CELL-02629: この操作を実行するのに必要な権限がクライアントにありません。
原因: 必要な権限が操作になく、CELLSRVによって拒否されました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02630: セキュリティ・キーの不一致により、管理サーバーとセル・サーバー間で通信エラーが発生しました。両方のサーバーに同じ$OSSCONF/cellmskey.oraファイルにアクセス、およびファイルを使用する権限があることを確認してください。
原因: 管理サーバーとセル・サーバーのセキュリティ・キーが一致していませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02631: 新しい構成でopenibdスタックを再起動しようとして失敗しました。
原因: service openibd restartコマンドが失敗しました。
処置: InfiniBand構成が有効かどうかを確認してください。エラーがある場合は修正し、コマンドを再入力してください。
CELL-02632: ディスクGUIDが一意でないため操作が失敗しました。
原因: 2つのセル・ディスクの識別子(GUID)が同じになっています。基礎となるLUNまたはパーティションの内容をOSユーティリティを使用して別のディスクにコピーしたため、セル・ディスクが重複している可能性があります。
処置: システムから物理ディスクを削除するなど、重複した内容を持つ基礎となるLUNまたはパーティションをオペレーティング・システムで使用できないようにしてください。
CELL-02633: ディスクが使用中です。
原因: ディスクが現在ビジーのため、リクエストされた操作が拒否されました。
処置: しばらく待ってから操作を再試行してください。
CELL-02634: ディスクのデータを消去中です。
原因: ディスクのデータを消去中のため、リクエストされた操作が拒否されました。
処置: 消去手順が完了してから、操作を再試行してください。
CELL-02635: セル・ディスク上の1つ以上のグリッド・ディスクのデータを消去中です。
原因: グリッド・ディスクのデータを消去中のため、リクエストされた操作が拒否されました。
処置: 消去手順が完了してから、操作を再試行してください。
CELL-02636: 組込みのしきい値を変更または削除できません。
原因: DROPまたはALTERコマンドで組込みのしきい値が指定されました。組込みのしきい値を削除または変更できません。
処置: 組込みのしきい値を指定せずにコマンドを再試行してください。
CELL-02637: cellsrvで返された応答が無効です。
原因: CellCLIコマンドに対するCELLSRV応答が無効です。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02640: interconnect{1}がすでに指定されているか、現在のコマンドで指定されているため、Interconnect{0}を削除できません。
原因: ipaddress1ipaddress3が使用されている場合にipaddress2を削除しようとするなど、他の2つのIPアドレスの間にあるIPアドレスを削除しようとしました。
処置: interconnectNを削除する前にinterconnectN+1を削除してください。
CELL-02641: interconnect{0}を指定する場合は、Interconnect{1}を指定する必要があります。
原因: interconnectNを指定する前にinterconnectN+1を指定しようとしました。
処置: インターコネクトを順番に指定してください。同じコマンドで複数のインターコネクトを指定できます。
CELL-02642: 空でないinterconnect{0}のIPアドレスには空の文字列を指定できません。IPアドレスがネットワークから読み取られる場合は、IPアドレスを指定しないでください。IPアドレスとインターコネクトの両方に空の文字列を指定するか、インターコネクトを削除する場合は、空の文字列を1つのみ指定してください。
原因: 空でないインターコネクトにIPアドレスが指定されました。
処置: 1つまたは両方を空として指定する必要があります。例: ALTER CELL interconnect1=""ALTER CELL ipaddress1=""またはALTER CELL interconnect1="", ipaddress1=""
CELL-02643: DROP ALERTHISTORYコマンドに{0}のアラート順序のすべてのメンバーが含まれていませんでした。順序内のすべてのメンバーをまとめて削除する必要があります。
原因: コマンドにアラート順序のすべてのメンバーが含まれていませんでした。
処置: ステートフル・アラートを削除する場合は、アラート順序にすべてのメンバーを含めてください。
CELL-02644: フラッシュ・キャッシュが存在しません。
原因: フラッシュ・キャッシュが存在しないため、DROP FLASHCACHEまたはALTER FLASHCACHEコマンドが失敗しました。
処置: 何もする必要はありません。または、CREATE FLASHCACHEコマンドを使用してフラッシュ・キャッシュを作成してください。
CELL-02645: フラッシュ・キャッシュはすでに存在します。
原因: フラッシュ・キャッシュがすでに存在するため、CREATE FLASHCACHEコマンドが失敗しました。
処置: 何もする必要はありません。または、ALTER FLASHCACHEコマンドを使用して既存のフラッシュ・キャッシュを変更してください。
CELL-02646: セル・ディスクの空き領域が不足しているため、CREATE GRIDDISKに失敗しました: {0}。
原因: コマンドで指定されたサイズ属性に基づくセルの空き領域が不足しているため、CREATE GRIDDISKコマンドが失敗しました。
処置: 何もする必要はありません。グリッド・ディスクは、別のセル・ディスクに作成されます。
CELL-02647: フラッシュ・キャッシュにはフラッシュ・セル・ディスクが必要です。提供されているセル・ディスクは稼働中のフラッシュ・セル・ディスクではありません: <cd-name>。
原因: フラッシュ・セル・ディスクを指定しなかったため、CREATE FLASHCACHE CELLDISKコマンドが失敗しました。
処置: Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュを作成する場合は、フラッシュ・セル・ディスクを指定してください。
CELL-02648: ディスク上にスマート・フラッシュ・キャッシュを持つセル・ディスクをエクスポートできません: {0}。
原因: Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュにセル・ディスクが定義されているため、セル・ディスクをエクスポートできません。
処置: コマンドを修正して別のセル・ディスクをエクスポートしてください。
CELL-02649: フラッシュ・キャッシュ情報をセル・サーバー(CELLSRV)から取得できません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02650: collectionLevel属性に無効な設定{0}が指定されました。有効な収集レベルを指定してください。
原因: コマンドに無効な収集レベルが指定されました。
処置: 有効な収集レベルを指定してください。
CELL-02651: 認識されていない構成ファイル・バージョンにより、MSとCELLSRV間で通信エラーが発生しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02652: セル・ディスクの空き領域が不足しているため、CREATE FLASHCACHEに失敗しました:{0}。
原因: セルに十分な空き領域がありませんでした。
処置: 何もする必要はありません。フラッシュ・キャッシュは、別のセル・ディスクに作成されます。
CELL-02653: セル構成チェックで次の問題が発生しました: {0}
原因: セル構成チェックで問題が返されました。
処置: 必要に応じて問題を修正してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02654: メトリック履歴パイプへの書込みを終了しています: 書込みタイムアウト。
原因: 書込み操作がタイムアウトしました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02655: メトリック履歴パイプへの書込みができませんでした: {0}。
原因: 内部パイプ・ファイルへの書込み時にLIST METRICHISTORYコマンドでタイムアウトが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02656: メトリック履歴パイプ・ディレクトリを作成できませんでした: {0}。
原因: 内部パイプ・ファイル用の一時ディレクトリを作成時にLIST METRICHISTORYコマンドでエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02657: メトリック履歴パイプ・ファイル{0}を作成できませんでした: {1}。
原因: 内部パイプ・ファイルを作成時にLIST METRICHISTORYコマンドでエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02658: メトリック履歴パイプ・ファイル{0}が見つかりませんでした。
原因: 内部パイプ・ファイルを検索時にLIST METRICHISTORYコマンドでエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02659: メトリック履歴パイプ・ファイル{0}からの読込みができませんでした: {1}。
原因: 内部パイプ・ファイルからの読取り時にLIST METRICHISTORYコマンドでエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02660: 属性の値が無効です: {0}
原因: 入力されたALTERコマンドで、属性への割当て値が間違っていました。
処置: ALTERコマンドを修正して正しい値の形式を使用してください。
CELL-02661: グリッド・ディスクのサイズ変更操作が{0}で失敗しました。
原因: 無効なサイズがグリッド・ディスクにリクエストされました。セル・ディスクに十分な領域がありません。
処置: LIST GRIDDISK DETAILを使用してグリッド・ディスクの現在のサイズを確認し、LIST CELLDISK DETAILを使用してセル・ディスクで使用可能な空き領域を確認してください。
CELL-02662: 現在グリッド・ディスク{0}でサイズ変更操作が実行されているため、この操作は拒否されます。
原因: グリッド・ディスクでサイズ変更操作がすでに進行中です。1つのサイズ変更操作のみ許可されます。
処置: 新しいサイズ変更リクエストを発行する前に、LIST GRIDDISK grid_disk ATTRIBUTES lastResizeStatusを使用してgrid_diskのサイズ変更ステータスを確認してください。
CELL-02663: セル・ディスクのグリッド・ディスクのいずれかで、サイズ変更操作を実行中です。
原因: 同じセル・ディスクの別のグリッド・ディスクでサイズ変更操作がすでに進行中です。
処置: LIST GRIDDISKを使用してセル・ディスクのすべてのグリッド・ディスクを検索してください。次に、新しいサイズ変更リクエストを発行する前に、LIST GRIDDISK grid_disk ATTRIBUTES lastResizeStatusを使用していずれかのグリッド・ディスクでサイズ変更操作が進行中であるかどうかを確認してください。
CELL-02664: セル・ディスクでFLASHCACHEの作成に失敗しました。受信エラー: {1}。
原因: CELLSRVでフラッシュ・キャッシュを作成できませんでした。
処置: 可能な場合は、付随するエラーが示す問題を修正してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02665: 指定したセル・ディスクにFLASHCACHEが存在します。
原因: フラッシュ・キャッシュはすでにセル・ディスクに存在しているため、作成されませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02666: デバイスに対するセル構成チェックで次の問題が発生しました: {0}
原因: デバイス・チェックでエラーが発生しました。
処置: 可能な場合は、指摘された問題を修正してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02667: セルsnmpSubscriber属性には、タイプASRのSNMPサブスクリプションが必要です。
原因: 有効なASR SNMPコマンドが実行されましたが、ASRサブスクリプションが設定されていませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用して、SNMPサブスクライバのセル属性を設定してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02668: ILOMに対するASR SNMPの設定中にエラーが発生しました: {0}
原因: ILOMに対するASRサブスクリプションの設定がメッセージに記載の理由で失敗しました。
処置: メッセージで指摘されている問題を修正してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02669: ILOM SNMPサブスクライバに使用可能なスロットがありません
原因: ASRサブスクリプションの設定がILOM表のスロットの欠落が原因で失敗しました。
処置: 可能な場合は、ILOM表の不要なエントリを削除してください。可能でない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02670: ILOM SNMP設定に対するホスト名を解決できませんでした
原因: DNSまたはその他のネットワーク構成エラーが原因で、ASRホストに接続できませんでした。
処置: 可能な場合は、ネットワーク構成エラーを修正してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02672: ASRの設定中にILOMエラーが発生しました。このコマンドを再試行すれば成功します。
原因: ILOMがビジー状態でした。
処置: コマンドを再試行してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02673: bbuLearnCycleTimeの時間の値が無効です: {0}
原因: バッテリ・バックアップ学習サイクルに指定した値が無効でした。
処置: 学習サイクルの時間を有効な日時形式(2012-01-02T08:58:38-08:00など)で指定してください。
CELL-02674: 上位CPUの情報をセル・サーバー(CELLSRV)から取得できません。
原因: MSで上位CPU情報をCELLSRVから取得できませんでした。
処置: この取得プロセスはOracle Enterprise Managerによって実行され、後で自動的に再試行されます。
CELL-02675: セル・サーバー(CELLSRV)から検疫情報を取得できません。
原因: 通信エラーが発生したため、CELLSRVから検疫情報を取得できません。
処置: CELLSRVを実行中であることを確認し、実行中でない場合は起動してください。または、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02676: 検疫が存在しません: {0}。
原因: CellCLIコマンドで指定した検疫識別子が既存の検疫と一致しません。
処置: LIST QUARANTINEコマンドを使用して、使用可能な検疫エントリを表示してください。使用可能な検疫の名前を使用してください。
CELL-02677: 検疫を削除できません。エラー: {0}。
原因: エラーが発生したため、隔離場所を削除できませんでした。
処置: 指定されたエラーを修正してから、再度検疫場所を削除してください。
CELL-02678: 検疫を変更できません。エラー: {0}。
原因: エラーが発生したため、隔離場所を変更できませんでした。
処置: 指定されたエラーを修正してから、再度検疫場所を変更してください。
CELL-02679: 検疫を追加できません。エラー: {0}。
原因: エラーが発生したため、隔離場所を作成できませんでした。
処置: 指定されたエラーを修正してから、検疫場所を再度作成してください。
CELL-02680: 検疫を作成する場合は、属性{0}に次の値: {1}のいずれかを割り当てる必要があります。
原因: 検疫場所のタイプ属性が入力されていない、または正しいタイプ値が割当てられていませんでした。
処置: CREATE QUARANTINEコマンドを修正し、有効なquarantineTypeを含めてください。
CELL-02681: IORMPlan objectiveには、次の値: {0}のいずれかが必要です。
原因: ALTER IORMPLANコマンドで無効なobject値が指定されました。
処置: 正しい値を使用してコマンドを入力してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02682 : 検疫IDが無効です。
原因: 検疫操作で無効な検疫識別子を使用しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02683: 検疫マネージャが無効化されています。
原因: 障害分離機能が無効化されています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02684 : 検疫マネージャで不明なエラーが発生しました。
原因: 不明なエラーにより、処置が失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02685 : 検疫タイプに無効な属性を指定しました。
原因: CREATE QUARANTINEまたはALTER QUARANTINEコマンドで無効な属性を指定しました。
処置: 属性を修正し、コマンドを再発行してください。
CELL-02686 : 検疫エントリが重複しています。
原因: CREATE QUARANTINEコマンドで、すでに存在する検疫を作成しようとしました。
処置: 異なる検疫場所にする場合は、属性を変更して新しい検疫場所を指定してください。
CELL-02696: IBPort {0}の次の属性が定義されていません: {1}
原因: 論理識別子またはポート番号が定義されていないため、InfiniBandカウンタの残りが失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02697: 指定されたERASEオプションは無効です。次の1pass'、'3pass'、または'7pass'のいずれかを使用してください。
原因: DROP CELLDISK ERASEまたはDROP GRIDDISK ERASEコマンドで無効な消去オプションが指定されました。
処置: 有効なオプションを使用して、コマンドを再試行してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02698: {0}の安全なデータ定義に失敗しました。物理LUNステータスをチェックしてください: {1}
原因: 無効なLUNステータスにより、DROP CELLDISK ERASEまたはDROP GRIDDISK ERASEコマンドが失敗しました。
処置: セル・ディスクまたはグリッド・ディスクに関連付けられているLUNのステータスをチェックし、コマンドを再試行してください。問題を修正できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02699: LIST出力の終了: CellCLIの待機中にMSがタイムアウトしました。このLISTコマンドを再試行すると、成功する場合があります。
原因: CellCLIで出力のリストを待機中に、MSが時間制限に達しました。
処置: ユーザー制御の理由により、CellCLIが停止する可能性があります。CellCLIを再起動して、コマンドを再試行してください。
CELL-02711: share属性は、catplanディレクティブでは許可されていません。
原因: catPlanディレクティブにshare属性が含まれています。
処置: catPlanからshare属性を削除してください。

関連項目:

「ALTER IORMPLAN」

CELL-02715: flashcachelimit属性はゼロにできません。
原因: flashcachelimit属性がゼロに設定されていました。
処置: flashcachelimitをゼロ以外の値に設定してください。
CELL-02716: {0}属性は、プロファイル・プランでは許可されていません。
原因: プロファイル・プランに属性が指定されました。
処置: プロファイル・ディレクティブでは特定の属性がサポートされていません。データベース・タイプのディレクティブで有効な属性を使用して、プライマリ・モードまたはスタンバイ・モードのデータベースにリソースを指定してください。
CELL-02717: type属性は、catplanディレクティブでは許可されていません。
原因: type属性がcatPlanパラメータに指定されていませんでした。
処置: type属性はcatPlanパラメータでサポートされていません。type属性をカテゴリ・プランから削除してください。
CELL-02718: IORMPLANタイプをプロファイルに設定することは、dbplan {0}ディレクティブでは許可されていません。
原因: profileタイプがdbPlanディレクティブに含まれていましたが、このディレクティブには指定したディレクティブも含まれていました。
処置: 特定のディレクティブでは特定の属性がサポートされていません。type=profileをDEFAULTおよびOTHERディレクティブから削除してください。
CELL-02719: flashcachelimit値を現在のflashcacheサイズより大きくすることはできません: {0}。
原因: flashcachelimit値が現在のフラッシュ・キャッシュ・サイズより大きい値でした。
処置: flashcachelimit属性の値を小さくしてコマンドを再入力してください。
CELL-02720: flashcachelimit値をflashcachemin値より小さくすることはできません。
原因: flashcachelimit値がflashcachemin値より小さい値でした。
処置: flashcachelimit属性の値を大きくしてコマンドを再入力してください。
CELL-02721: フラッシュ・ログが存在しません。
原因: コマンドにフラッシュ・ログが存在する必要がありますが、フラッシュ・ログが存在していません。
処置: フラッシュ・ログを作成して、コマンドを再試行してください。
CELL-02722: フラッシュ・ログはすでに存在します。
原因: フラッシュ・ログがすでに存在するため、CREATE FLASHLOGコマンドが失敗しました。
処置: DROP FLASHLOGコマンドを使用して、フラッシュ・ログを削除し、CREATE FLASHLOGコマンドを再試行してください。
CELL-02723: セル・ディスクの空き領域が不足しているため、CREATE FLASHLOGに失敗しました: {0}。
原因: セル・ディスクの領域が不十分のため、フラッシュ・ログは作成されませんでした。
処置: グリッド・ディスクまたはフラッシュ・キャッシュを削除して、フラッシュ・セル・ディスクに領域を作成し、小さいサイズで再作成してください。
CELL-02724: フラッシュ・ログにはフラッシュ・セル・ディスクが必要です。提供されているセル・ディスクは稼働中のフラッシュ・セル・ディスクではありません: {0}。
原因: セル・ディスクがフラッシュ・セル・ディスクでないため、フラッシュ・ログは作成されませんでした。
処置: フラッシュ・ログをフラッシュ・ディスクに作成してください。
CELL-02725: ディスク上にスマート・フラッシュ・ログを持つセル・ディスクをエクスポートできません: {0}。
原因: セル・ディスクにスマート・フラッシュ・ログが含まれているため、セル・ディスクをエクスポートできませんでした。
処置: DROP FLASHLOGコマンドを使用して、フラッシュ・ログをディスクから削除し、EXPORTコマンドを再試行してください。
CELL-02726: セル・サーバー(CELLSRV)からフラッシュ・ログ情報を取得できません。
原因: MSでフラッシュ・ログ情報をCELLSRVから取得できませんでした。
処置: CELLSRVが実行中でない場合は、ALTER CELL STARTUP SERVICESコマンドを使用してCELLSRVを起動します。CELLSRVが実行中でも問題が解決しない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02727: セル・ディスクでFLASHLOGの作成に失敗しました。受信エラー: {1}。
原因: セル・ディスクにフラッシュ・ログが作成されませんでした。
処置: エラー・メッセージが示す問題を必要に応じて修正し、CREATE FLASHLOGコマンドを再試行してください。
CELL-02728: 指定したセル・ディスクにFLASHLOGが存在します。
原因: セル・ディスクにフラッシュ・ログがすでに存在します。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02729: 指定された{0}のERASEオプションは無効です。フラッシュ・ディスクには'7pass'を使用してください。
原因: 無効なERASEオプションがフラッシュ・ディスクに使用されました。
処置: DROP CELLコマンドで正しいERASEオプションを入力してください。
CELL-02730: 指定したセル・ディスクがFLASH: {0}になっていません。すべてのダーティ・ページをハード・セル・ディスクにフラッシュするには、ALTER CELLDISKを使用します。
原因: ALTER FLASHCACHE FLUSHコマンドで、フラッシュ・セル・ディスクではなく、ハード・セル・ディスクが指定されました。コマンドを使用できるのは、フラッシュ・セル・ディスクからページをフラッシュする場合のみです。
処置: ALTER CELLDISK FLUSHコマンドを使用して、ダーティ・ページをハード・セル・ディスクにフラッシュしてください。
CELL-02731: 指定したセル・ディスクがFLASH: {0}になっています。すべてのダーティ・ページをフラッシュ・セル・ディスクからフラッシュするには、ALTER FLASHCACHEを使用します。
原因: ALTER CELLDISK FLUSHコマンドで、ハード・セル・ディスクではなく、フラッシュ・セル・ディスクが指定されました。コマンドを使用できるのは、ページをハード・セル・ディスクにフラッシュする場合のみです。
処置: ALTER FLASHCACHE FLUSHを使用して、すべてのダーティ・ページをフラッシュ・セル・ディスクからフラッシュしてください。
CELL-02732: フラッシュ・キャッシュのグリッド・ディスク(ダーティ・データ)に同期していないデータがあります。ALTER GRIDDISKを使用してダーティ・データをフラッシュし、キャッシュを停止してコマンドを再試行してください。
原因: データがフラッシュ・キャッシュで同期されていません。
処置: ALTER GRIDDISKコマンドを使用して、ダーティ・データをフラッシュ・ディスクからグリッド・ディスクにフラッシュし、コマンドを再試行してください。

関連項目:

「ALTER FLASHCACHE」


CELL-02740: 繰り返されている属性がIORMPLANディレクティブに含まれています: {0}。各ディレクティブでは、属性は1回の発生のみ許可されています。
原因: 繰り返されている属性がIORMディレクティブに含まれています。
処置: ALTER IORMPLANコマンドを使用して、IORMディレクティブを修正してください。
CELL-02741: IORMディレクティブに、データベース{1}、属性{0}の複数割当てがあります。各データベースに対しては、この属性の単一割当てのみが許可されています。
原因: IORMディレクティブに複数の属性の割当てが含まれています。
処置: ALTER IORMPLANコマンドを使用して、IORMディレクティブを修正してください。
CELL-02742: フラッシュ・ログで必要なサイズは、各フラッシュ・セル・ディスクで4G以下です。
原因: 入力したフラッシュ・ログのサイズが各フラッシュ・セル・サイズで4GBを超えています。
処置: 各フラッシュ・セル・ディスクで、フラッシュ・ログのサイズを4GB未満に設定してください。
CELL-02743: "cachingPolicy"属性の値が無効です: "{0}"。"none"または"default"にする必要があります。
原因: キャッシング属性に無効な値が入力されました。
処置: 属性に有効な値を入力してください。有効な値はnoneまたはdefaultです。
CELL-02744: フラッシュ・グリッド・ディスクでcachingPolicyを"none"に指定できません。
原因: フラッシュ・グリッド・ディスクで属性値にnoneが指定されました。
処置: 属性に有効な値を入力してください。
CELL-02745: この操作を実行するのにフラッシュ・キャッシュが正しいステータスになっていません。
原因: フラッシュ・キャッシュのステータスが間違っており、フラッシュ操作が失敗しました。
処置: ステータスを修正して、コマンドを再度実行してください。
CELL-02746: フラッシュ・キャッシュのフラッシュに失敗しました。
原因: フラッシュ操作が失敗しました。
処置: フラッシュ・ディスクまたはキャッシュ済グリッド・ディスクの一時的な停止が原因で操作が失敗した場合は、ディスクの復元後にFLUSHコマンドを再試行してください。
CELL-02750: IORMディレクティブで、プロファイル"{1}"に属性"{0}"が複数割り当てられています。各プロファイルにこの属性を割り当てられるのは一度のみです。
原因: IORMディレクティブに属性の複数割当てが含まれていました。
処置: 属性の複数割当てを削除してから、単一の属性割当てのみを指定してください。
CELL-02767: フラッシュ・キャッシュ操作がタイムアウトしました。
原因: CELLSRVが想定期間内にフラッシュ・キャッシュ操作を完了できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02768: フラッシュ・キャッシュの初期化が未完了です。
原因: フラッシュ・キャッシュの初期化が未完了でした。
処置: 数秒後にコマンドを再試行してください。問題が解決しない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02769: フラッシュ・キャッシュの削除を完了できません: {0}。受け取ったエラー: {1} 次のセル・ディスクでは、フラッシュ・キャッシュが削除されませんでした: {2}。
原因: フラッシュ・キャッシュに対するDROP操作が正常に完了しませんでした。
処置: 指定したディスクの削除中にエラーが発生しました。一覧表示されたディスクはフラッシュ・キャッシュ内でまだアクティブです。
CELL-02770: フラッシュ・キャッシュのフラッシュを開始できません: {0}。受け取ったエラー: {1} 次のセル・ディスクでは、フラッシュ・キャッシュのフラッシュが開始されませんでした: {2}。
原因: 指定したセル・ディスク上のフラッシュ・キャッシュは、エラーが原因でフラッシュされませんでした。
処置: ディスクの一時的な停止が原因で失敗した場合は、ディスクがオンラインに戻ってからFLUSHコマンドを再試行してください。ディスクの一時的な停止が原因でない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02771: フラッシュ・キャッシュのフラッシュを取り消せません: {0}。受け取ったエラー: {1} 次のセル・ディスクでは、フラッシュ・キャッシュのフラッシュが取り消されませんでした: {2}。
原因: CANCEL FLUSHコマンドがエラーにより失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02772: セル・ディスク・サイズが等しくないため、フラッシュ・キャッシュを作成または変更できません。
原因: セル・ディスクのサイズが等しくないため、フラッシュ・キャッシュを作成または変更できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02775: FlashCacheModeの値{0}が無効です。値は{1}または{2}に設定する必要があります。
原因: コマンドに入力した値が無効になっています。
処置: 正しい値を入力してください。値はwritethroughまたはwritebackです。
CELL-02776: flashCacheModeを{0}に変更する前に、フラッシュ・キャッシュを削除する必要があります。
原因: ALTER CELLコマンドを実行する前に、フラッシュ・キャッシュが削除されていません。
処置: フラッシュ・キャッシュを削除して、コマンドを再度実行してください。
CELL-02777: フラッシュ・キャッシュ・モード{0}はすでに有効です。
原因: コマンドで入力したモードがすでに有効になっていました。
処置: コマンドを完了する必要がある場合は、コマンドをチェックし、モードを変更してください。
CELL-02778: フラッシュ・キャッシュは、ライトバック・モードではありません。
原因: 入力したコマンドは、writebackモードでのみ有効です。
処置: コマンドを完了する必要がある場合は、コマンドをチェックし、ライトバック・モードに変更してください。
CELL-02779: 次の属性の少なくとも1つを指定する必要があります: {0}。
原因: データベース間IORM検疫の設定時に、データベース間プランまたはカテゴリ・データベース・プランが指定されませんでした。
処置: 検疫の作成時に、データベース間プランまたはカテゴリ・データベース・プランを指定してください。
CELL-02780: IORMプランが検疫され、設定できません。
原因: IORMプランが検疫されており、設定できません。
処置: IORMプランを設定する前に、IORMプランの検疫を削除してください。
CELL-02782: 指定されたセル・ディスクに、FLASHCACHEおよびFLASHLOGの一部が存在します。
原因: フラッシュ・キャッシュおよびフラッシュ・ログがセル・ディスクに存在していました。
処置:
CELL-02783: CREATE FLASHCACHEには、動作しているフラッシュ・セル・ディスクが少なくとも1つ必要です。
原因: 動作しているフラッシュ・セル・ディスクが見つかりませんでした。
処置: コマンドによって一覧表示されたフラッシュ・ディスクを修復するか、動作中のセル・ディスクを指定しなおしてから、コマンドを再発行してください。
CELL-02784: ディスクがセル・ディスクでないため、操作に失敗しました。
原因: ディスクがセル・ディスクでなかったため、操作が失敗しました。
処置: ディスク上のデータが不要な場合は、ディスクを別のディスクと交換するか、CREATE CELLDISK FORCEコマンドを使用してセル・ディスクを上書きしてください。データが必要な場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02785: 互換性がないリリースのセル・ディスク・バージョンであるため、操作に失敗しました。
原因: セル・ディスクのメタデータがサポートされていませんでした。
処置: セル・ディスクに新しいリリースがあります。ディスク上のデータが不要な場合は、ディスクを別のディスクと交換するか、CREATE CELLDISK FORCEコマンドを使用してセル・ディスクを上書きしてください。データが必要な場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-02789: bbuLearnScheduleの書式が無効です: {0}。パラメータと変数のペアにする必要があります。
原因: bbuLearnCycleTimeの設定時に不適切な書式が使用されました。
処置: 書式を修正してから、コマンドを実行してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02790: LearnScheduleフィールド"{0}"が無効です。MONTH,DAY,WEEK,DATE,HOUR,MINUTE,SECONDのいずれかにする必要があります。
原因: bbuLearnCycleTimeの設定時に不適切な属性が指定されました。
処置: 属性を修正してから、コマンドを実行してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02791: LearnScheduleフィールド: {0}の値: {1}が無効です。{2}から{3}の間にする必要があります。
原因: 属性に不適切な値が指定されました。
処置: 値を修正してから、コマンドを実行してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02792: DATEとWEEK/DAYを一緒に指定することはできません。
原因: WEEKまたはDAYパラメータと一緒に日付値が入力されました。
処置: 値を修正してから、コマンドを実行してください。
CELL-02822: CREATE CELL RESCUEコマンドに、FLASHCACHEまたはFLASHLOGサイズを使用することはできません。
原因: フラッシュ・キャッシュまたはフラッシュ・ログのサイズがコマンドに含まれていました。
処置: サイズを指定せずにコマンドを再入力してください。
CELL-02827: ハードウェアおよびファームウェアに対する構成チェックで次の問題が発生しました: {0}。
原因: 構成チェックでエラーが発生しました。
処置: 問題を修正して、コマンドを再実行してください。
CELL-02828: Exadata X3-nおよびX4-nでは、BBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドのみサポートされています。
原因: X3-nより前のOracle Exadata Database MachineモデルでBBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドが実行されました。
処置: X3-n以上のハードウェアでコマンドを実行してください。
CELL-02829: Exadata X3-nおよびX4-nでは、BBU REENABLEコマンドのみサポートされています。
原因: X3-nより前のOracle Exadata Database MachineモデルでBBU REENABLEコマンドが実行されました。
処置: X3-n以上のハードウェアでコマンドを実行してください。
CELL-02830: バッテリが存在しないため、BBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドでHDDディスク・コントローラのバッテリを削除できません。
原因: BBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドが実行されましたが、バッテリが存在しませんでした。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。
CELL-02831: バッテリがBBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドを使用して削除されなかったため、BBU REENABLEコマンドでHDDディスク・コントローラのバッテリを再有効化することはできません。
原因: BBU REENABLEコマンドが実行されましたが、バッテリが削除されていませんでした。
処置: BBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドを使用してバッテリを削除してから、BBU REENABLEコマンドを実行してください。
CELL-02832: LUNキャッシュ・モードをライトスルーに設定中にエラーが発生しました。
原因: LUNキャッシュ・モードをwriteThroughモードに設定するときにエラーが発生しました。
処置: BBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドを再実行してください。
CELL-02833: LUNキャッシュ・モードをライトバックに設定中にエラーが発生しました。
原因: LUNキャッシュ・モードをwriteBackモードに設定するときにエラーが発生しました。
処置: BBU ENABLEコマンドを再実行してください。
CELL-02834: HDDディスク・コントローラのバッテリはすでに削除されています。
原因: BBU DROP FOR REPLACEMENTコマンドが実行されましたが、バッテリがすでに削除されていました。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。
CELL-02835: 冗長性が削除されるため、この操作が、ディスク・グループのディスマウントの原因になります。続行して、指定されたディスク上のデータを破棄するには、Oracle ASMを停止してコマンドを再試行してください。
原因: ディスク・グループを削除すると冗長性が削減されるため、ディスク・グループを削除できませんでした。
処置: 指定したディスク上のデータを破棄し、Oracle ASMインスタンスを停止してから、ディスク・グループを削除してください。
CELL-02836: 冗長性の削除により、フラッシュ・キャッシュを使用しているグリッド・ディスクのデータが失われる可能性があります。ALTER FLASHCACHEを使用してフラッシュ・キャッシュからデータをフラッシュし、コマンドを再試行してください。
原因: フラッシュ・キャッシュがwriteBackモードになっていて、冗長性が削減されたディスクのデータをキャッシュしているため、コマンドが失敗しました。
処置: ALTER FLASHCACHEコマンドを使用してフラッシュ・キャッシュからデータをフラッシュしてから、コマンドを再試行してください。

関連項目:

「ALTER FLASHCACHE」

CELL-02837: フラッシュ・キャッシュのフラッシュを開始できません。セル・ディスク{0}は、フラッシュ・キャッシュの一部ではありません。
原因: 指定したセル・ディスクがフラッシュ・キャッシュに含まれていないため、フラッシュ・キャッシュがフラッシュされませんでした。
処置: ディスク名を指定せずにコマンドを入力してください。
CELL-02838: CREATE FLASHLOGには、動作しているフラッシュ・セル・ディスクが少なくとも1つ必要です。
原因: 動作しているフラッシュ・セル・ディスクがありませんでした。
処置: アラート履歴をチェックして、フラッシュ・ディスクが正常でない理由を特定してください。フラッシュ・ディスクの修復後、CREATE FLASHLOGコマンドを再試行してください。
CELL-02839: フラッシュ・キャッシュの圧縮はサポートされていません。
原因: フラッシュ・カードでフラッシュ・キャッシュの圧縮がサポートされていませんでした。
処置: 正しいフラッシュ・カードを指定してコマンドを再試行してください。
CELL-02840: 電子メール・アラートの間隔が無効です。日次、週次、隔週またはなしを使用してください。
原因: 電子メール・アラートの間隔に無効な値が入力されました。
処置: 有効な間隔を使用してコマンドを入力してください。有効な値は、dailyweeklybiweeklyまたはnoneです。
CELL-02841: alertSummaryStartTime値には、将来の時刻を指定する必要があります。
原因: 電子メール・アラートの開始時間に無効な値が入力されました。
処置: 将来の開始時間を使用してコマンドを入力してください。
CELL-02842: hardDiskScrubIntervalが無効です。日次、週次、隔週またはなしを使用してください。
原因: hardDiskScrub間隔に無効な値が指定されました。
処置: 有効な間隔を使用してコマンドを入力してください。有効な値は、dailyweeklybiweeklyまたはnoneです。
CELL-02843: hardDiskScrubStartTimeの日付/時刻の書式が無効です。{0}または現在のような有効な書式を入力してください。
原因: hardDiskScrubStartTime値に無効な値が指定されました。
処置: 有効な値を使用してコマンドを入力してください。有効な値は、date/timeまたはnowです。
CELL-02845: フラッシュ・キャッシュの圧縮を構成する前に、フラッシュ・セル・ディスクをすべて削除してください。
原因: フラッシュ・セル・ディスクが削除されていなかったため、フラッシュ・キャッシュの圧縮が構成されませんでした。
処置: フラッシュ・セル・ディスクを削除してから、コマンドを再試行してください。
CELL-02849: 操作が中断されました。
原因: 長時間実行操作中にMSが停止しました。
処置: MSを再開して操作を完了してください。
CELL-02850: フラッシュ・キャッシュの圧縮が有効な場合、フラッシュ・ディスクでERASEオプションはサポートされません。
原因: フラッシュ・キャッシュの圧縮が有効化されたフラッシュ・ディスクに対してERASEオプションが指定されました。
処置: フラッシュ・キャッシュの圧縮ではERASEオプションはサポートされていません。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-02853: セル・ディスク{0}上のFLASHCACHEを削除できません。フラッシュ・キャッシュのグリッド・ディスク(ダーティ・データ)に同期していないデータがあります。ALTER FLASHCACHEを使用してダーティ・データをフラッシュし、キャッシュを停止してコマンドを再試行してください。
原因: フラッシュ・キャッシュがセル・ディスクにありました。
処置: ALTER FLASHCACHEコマンドを使用してダーティ・ディスクをフラッシュしてから、DROP CELLDISKコマンドを再試行してください。
CELL-02856: コマンドで無効なALTER FLASHCACHE値が指定されました。フラッシュ・キャッシュ・サイズ{0}を{1}に削減できません。
原因: ALTER FLASHCACHEコマンドで無効な値を指定しました。
処置: 有効な値を使用してコマンドを入力してください。有効な値は、メッセージ内のフラッシュ・キャッシュで指定した値よりも大きい値です。
CELL-02857: コマンドで無効なALTER FLASHCACHE値が指定されました。フラッシュ・キャッシュ・サイズ{0}を{1}に削減できません。
原因: コマンドを完了するのに十分な空き領域がありませんでした。
処置: 小さい値を使用してコマンドを入力してください。
CELL-02858: ALTER FLASHCACHEコマンドを続行できません。空き領域{0}の値が、{1}を調整してサイズ変更したフラッシュ・キャッシュよりも小さくなっています。
原因: コマンドを完了するのに十分な空き領域がありませんでした。
処置: 小さい値を使用してコマンドを入力してください。
CELL-02859: フラッシュ・キャッシュを削減できません。フラッシュ・キャッシュで設定できる最小サイズは{0}です。サイズを最小サイズより大きくして、コマンドを再発行してください。
原因: コマンドで指定した値が、フラッシュ・キャッシュで使用できる最小サイズより小さかった。
処置: 有効な値を使用してコマンドを入力してください。
CELL-02860: ALTER FLASHCACHEコマンドを続行できません。フラッシュ・キャッシュのグリッド・ディスク(ダーティ・データ)に同期していないデータがあります。ALTER FLASHCACHEコマンドを使用してダーティ・データをフラッシュし、キャッシュを停止してからALTER FLASHCACHEコマンドを実行し、フラッシュ・キャッシュをサイズ変更するか、または変更してください。次のセル・ディスクをフラッシュする必要があります: {0}。
原因: ディスクをサイズ変更する前にフラッシュ・ディスクをフラッシュする必要があるため、フラッシュ・キャッシュが変更されませんでした。
処置: フラッシュ・ディスクをフラッシュし、フラッシュ・プロセスが完了してからコマンドを再発行してください。
CELL-02861: ALTER FLASHCACHEには、動作しているフラッシュ・セル・ディスクが少なくとも1つ必要です。
原因: システム上に動作しているフラッシュ・セル・ディスクがありませんでした。
処置: 障害が発生したフラッシュ・セル・ディスクを修正して、コマンドを再入力してください。
CELL-02862: 次のグリッド・ディスクの冗長性が低下したため、グリッド・ディスクの非アクティブ化に失敗しました: {0}。
原因: patchmgrユーティリティで問題が発生しました。他のセルのグリッド・ディスクがオンラインではないため、グリッド・ディスクが非アクティブ化されませんでした。
処置: ローリング・パッチを適用する前に、すべてのパートナ・ディスクをオンラインにしてください。
CELL-02863: パッチ適用プロセス中に、グリッド・ディスクの再アクティブ化がタイムアウトしました。次のグリッド・ディスクがまだオフラインです: {0}。
原因: patchmgrユーティリティで問題が発生しました。パッチ適用プロセス中に、グリッド・ディスクが再アクティブ化されませんでした。
処置: ローリング・パッチを適用する前に、すべてのパートナ・ディスクをオンラインにしてください。
CELL-02864: patchmodeパラメータ値{0}が無効です。パラメータを{1}または{2}に設定する必要があります。
原因: コマンドで無効なpatchmode値が使用されました。
処置: 有効なpatchmode値を使用してコマンドを入力してください。
CELL-02865: このセルで次のスパース・グリッドディスクが検出されたため、ダウングレードが続行できません。そのグリッド・ディスクを削除して再試行してください。{0}
原因: ダウングレードの実行中に、スパース・グリッド・ディスクが検出されました。
処置: 一覧表示されているグリッド・ディスクを削除して、コマンドを再試行してください。
CELL-02866: スパース・グリッド・ディスクの作成はOracleサポートによって無効化されているため、スパース・グリッド・ディスクの作成に失敗しました。
原因: スパース・グリッド・ディスクが作成されませんでした。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。
CELL-02867: virtualSizeが無効なため、スパース・グリッド・ディスクの作成または変更に失敗しました。
原因: スパース・グリッド・ディスクが作成または変更されませんでした。
処置: 有効な値を使用してコマンドを入力してください。
CELL-02870: IOTimeoutThreshold値が無効です。'2s'のような有効な書式を入力してください。
原因: コマンドに無効な値が入力されました。
処置: 有効な値を使用してコマンドを入力してください。
CELL-02871: IOTimeoutThresholdの変更に失敗しました: {0}。
原因: タイムアウトしきい値が変更されませんでした。
処置: CELLSRVステータスをチェックしてから、コマンドを再試行してください。
CELL-02872: 属性dbPerfDataSuppressの文字列が長すぎます({0})。許容される最大文字列長は{1}です。
原因: 属性に指定した文字列が長すぎました。T
処置: 指定したデータベースの数を減らすか、より短い名前を使用してデータベースの名前を変更してください。dbPerfDataSuppress属性では、自動ワークロード・リポジトリ(AWR)レポートに統計をレポートしないデータベースを指定します。
CELL-02873: セルディスク{0}に十分な領域がありません。少なくとも1GBが必要です。
原因: セル・ディスク上の領域が1GB未満でした。
処置: セル・ディスク上の一部の領域を解放し、コマンドを再試行してください。
CELL-02875: 競合を回避するため、次の属性のいずれか一方のみを指定する必要があります: {0}。
原因: 同一の隔離エンティティに複数の値が指定されました。これは標準データベースまたは統合データベースのIDと名前に関してのみ生成されます。たとえば、隔離作成エントリはデータベースを識別するために1つの属性しか必要ないため、データベースIDとデータベース名の両方を指定することはできません。
処置: 隔離を作成するとき、標準データベースまたは統合データベースを識別する属性を1つのみ指定してください。
CELL-02891: ディスク障害のため操作を完了できません。
原因: ディスクでエラーが発生しました。
処置: ディスクを交換し、コマンドを再試行してください。
CELL-02892: 一時的なディスク・ハングのため操作を完了できません。
原因: ディスクIOが一時的にハングしましたが、回復できます。
処置: コマンドを再試行してください。
CELL-02893: IOエラーのため操作を完了できません。
原因: ディスクでIOエラーが発生しました。
処置: ディスクを交換し、コマンドを再試行してください。

エラー・メッセージ: CELL-03001からCELL-03500

この項では、CELL-03001からCELL-03500のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-03001: ADRマイニング中に例外が発生しました: {0}
原因: 自動診断リポジトリ(ADR)でインシデントを検索中に内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03002: キーの値の解析に失敗しました: {0}
原因: 自動診断リポジトリ(ADR)でインシデントを検索中に内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

エラー・メッセージ: CELL-03501からCELL-04000

この項では、CELL-03501からCELL-04000のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-03501: MSFK1HardwareImplが適切に初期化されていません。例外: {0}を受け取りました。
原因: FK1は不正なハードウェア・アダプタ・クラスを表しています。この仮想ハードウェアはテスト用にのみ使用されているため、初期化できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03502: MSHP1HardwareImplが適切に初期化されていません。例外: {0}を受け取りました。
原因: HP1ハードウェア(HP1はセル・ハードウェアのアプライアンス・コード)に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03503: MSHardwareImplが適切に初期化されていません。例外: {0}を受け取りました。
原因: ハードウェア(Oracle Exadata Storage Server)に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03504: アプライアンス・タイプ: {0}を認識できません。
原因: セル・ハードウェアが認識されたタイプになっていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03505: アプライアンス・タイプ: {0}を取得できません
原因: セル・ハードウェアが取得されませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03506: 仮想ハードウェアではBMCデバイスを構成できません。
原因: この仮想ハードウェアはテスト用にのみ使用されているため、構成できませんでした。
処置: 処理は不要です。
CELL-03507: MSIN1HardwareImplが適切に初期化されていません。例外: {0}を受け取りました。
原因: IN1ハードウェア(IN1はセル・ハードウェアのアプライアンス・コード)に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03508: ハードウェア・ポーリング中に例外が発生しました: {0}。
原因: このハードウェアのポーリング操作に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-03511: MSSN1HardwareImplが適切に初期化されていません。例外: {0}を受け取りました。
原因: Sunハードウェア・アダプタの初期化プロセス中に例外が発生しました。
処置: 例外テキストを調べて可能な解決策を確認してください。解決策が不明の場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

エラー・メッセージ: CELL-04501からCELL-05000

この項では、CELL-04501からCELL-05000のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-04501: {0}に対して1つのレスポンスを想定しましたが、複数のレスポンスを受信しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04502: アプライアンス・タイプ{0}が認識されません。
原因: 無効なハードウェアがセルに使用されているか、ハードウェアが正しく構成されていませんでした。
処置: セルのハードウェア構成を確認してください。
CELL-04503: このハードウェアにはPopulateDiskAdpが実装されていません。
原因: このハードウェアにハードウェア・アダプタが完全に実装されていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04504: このアプライアンスには、パーティションのappend文字列が設定されていません。
原因: このハードウェアにハードウェア・アダプタが完全に実装されていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04505: 関数createSDLは実装されていません
原因: このハードウェアにハードウェア・アダプタが完全に実装されていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04506: 一意のセル・ディスク名の生成に失敗しました: {0}
原因: プログラムに内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04507: getOSNameForLun関数がハードウェアに実装されていません。
原因: このハードウェアにハードウェア・アダプタが完全に実装されていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04508: セル・ディスク・パーティションの妥当性チェックを、CELLSRVから取得できません。
原因: セル・サーバーと管理サーバーで相互に通信できませんでした。
処置: エラーが発生した時点で入力したコマンドを再試行してください。問題が再度発生する場合は、ALTER CELLコマンドを使用してCELLSRVサービスとMSサービスを再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-04509: LUN名が見つかりません。
原因: 指定したLUN名が見つかりませんでした。
処置: 既存のLUNの名前を表示するには、LIST LUNコマンドを入力してください。

関連項目:

「LIST LUN」

CELL-04510: ディスク・オブジェクト{0}にATTR_LUNが設定されていません。
原因: 内部エラーが発生しました。ベンダー固有のコントローラ・ユーティリティにエラーが発生しています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04511: LUN {0}でセル・ディスク{1}が追加され、LUN: {2}を使用できます。セル・ディスクを強制的に削除し、再度追加します。
原因: ソフトウェアRAIDユーティリティのmdadmを明示的に使用したため、構成の問題が発生しました。セル・サーバーで設定された構成に対して、Oracle Exadata Storage Server Softwareでmdadmユーティリティが使用されています。このユーティリティでは、ソフトウェアRAID構成を変更しないでください。デフォルトのmdadm構成を変更すると、不一致が発生します。
処置: FORCEオプションを使用してセル・ディスクを削除し、不一致の構成を削除してください。セル・ディスクを再作成し、正しい構成をインストールしてください。
CELL-04512: マシンが無効です。セル・ディスクを作成できません。
原因: セルが無効でした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04513: セル・サーバー(CELLSRV)は、正常にセル・ディスク: {0}を追加できません
原因: 指定したセル・ディスクをセル・サーバーで追加できませんでした。
処置: ALTER CELLコマンドを使用してセル・サーバーを再起動してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-04514: 構成ファイルにセル・ディスクを追加する際、LUN名を取得できません。
原因: 内部プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04515: LUN: {0}のディスク・オブジェクトを取得できません
原因: 内部プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04516: セル・ディスク: {0}のLUNオブジェクトを取得できません
原因: 内部プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04517: セル・サーバー(CELLSRV)は、セル・ディスクを削除できません。
原因: 指定したセル・ディスクをセル・サーバーで削除できませんでした。
処置: FORCEオプションを使用してセル・ディスクを削除してください。この操作が失敗する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

関連項目:

「DROP CELLDISK」

CELL-04519: セル・ディスク: {0}の削除を完了できません。受信エラー: {1}。セル・ディスクは削除されません: {2}。
原因: フラッシュ・キャッシュまたはフラッシュ・キャッシュが存在するため、指定したセル・ディスクを削除できませんでした。
処置: フラッシュ・キャッシュまたはフラッシュ・ログを削除してからセル・ディスクを削除するか、FORCEオプションを指定してフラッシュ・キャッシュおよびフラッシュ・ログを削除し、セル・ディスクを削除してください。

関連項目:

「DROP CELLDISK」

CELL-04520: LUN {0}にはセル・ディスク・エントリがすでに存在します。
原因: このLUNのセル・ディスクはすでに存在します。
処置: このLUNに存在するセル・ディスクの名前を特定してください。「LIST LUN」を参照してください。FORCEオプションを使用して、必要に応じてセル・ディスクを削除してください。「DROP CELLDISK」を参照してください。
CELL-04521: LUN {0}には有効なセル・ディスクがあります(インポートされたものではありません)。
原因: このLUNのセル・ディスクはすでに存在します。
処置: このLUNで新しいセル・ディスクを削除および作成するには、CREATE CELLDISKを使用してFORCEオプションを指定してください。

関連項目:

「CREATE CELLDISK」

CELL-04522: LUN {0}には有効なセル・ディスクがあります。
原因: このLUNのセル・ディスクはすでに存在します。
処置: このLUNに存在するセル・ディスクの名前を特定してください。FORCEオプションを使用して、必要に応じてセル・ディスクを削除してください。次に、このLUNで新しいセル・ディスクを作成してください。または、CREATE CELLDISKを使用してFORCEオプションを指定し、このLUNで新しいセル・ディスクを削除および作成してください。
CELL-04523: 属性にオブジェクト名が見つかりません。
原因: 内部プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04524: 物理ディスク: {0}でphysicaldiskオブジェクトを取得できません。
原因: 内部プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04525: LUN: {0}のLUNオブジェクトを取得できません
原因: 内部プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04526: オブジェクトのタイプが無効です。LUNまたは物理ディスクのみ、セル・ディスク作成の引数が提供されています。
原因: CREATE CELLDISKコマンドの引数に無効なオブジェクトが指定されました。
処置: 有効なLUNまたは物理ディスクの属性値を指定してCREATE CELLDISKを使用してください。

関連項目:

「CREATE CELLDISK」

CELL-04527: セル・ディスク: {0}の作成を完了できません。受信エラー: {1}セル・ディスクが{2}に作成されていません。
原因: 指定したオブジェクトでセル・ディスクを作成中に問題が発生しました。
処置: CREATE CELLDISKを使用してFORCEオプションを指定してください。

関連項目:

「CREATE CELLDISK」

CELL-04528: 単一ディスクではないLUNが見つかったため、再度有効にする必要があります。CREATE CELLDISK ALLでは単一ディスクではないLUNを有効化できません。
原因: セルでは単一ディスクLUNのみをサポートしています。
処置: 単一ディスク以外のLUNを削除し、CREATE CELLDISKを使用してALLオプションを指定してください。

関連項目:

「CREATE CELLDISK」

CELL-04529: 失敗したLUNを有効にできません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04530: 削除しようとした物理ディスク{0}が、リストに見つかりませんでした。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04531: 物理ディスク: {0}に単一ディスクLUN (SDL)を作成中に、エラーが発生しました。受信エラー: {1}セル・ディスクが作成されていません: {2}
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04532: {0}にセル・ディスクを作成中にエラーが発生しました。
原因: 内部エラーが発生した可能性があります。
処置: エラー・テキストにエラーの状態が説明されています。エラー・テキストに推奨する手順が記載されている場合は、その手順に従ってください。手順が記載されていない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04534: 物理ディスク: {0}に、単一ディスクではないLUNが見つかりました
原因: 物理ディスクに単一ディスク以外のLUNが見つかりました。
処置: 指定した物理ディスクから単一ディスク以外のLUNを削除してください。
CELL-04535: 作成されたSDLにLUNオブジェクトが見つかりません: {0}
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04536: コマンド{0}で、終了ステータス: {1}が返されました。
原因: 内部エラーが発生している可能性があります。
処置: エラー・テキストにエラーの状態が説明されています。エラー・テキストに推奨する手順が記載されている場合は、その手順に従ってください。手順が記載されていない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04537: ディスク・コントローラのIDを取得できません。
原因: サポートされていないバージョンがベンダー固有のコントローラ・ユーティリティで使用されています。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04538: 物理ディスク{0}は、単一ディスクではないLUNの一部です。単一ディスクLUN作成用に削除できません。
原因: 物理ディスクに単一ディスク以外のLUNが存在していました。
処置: ベンダー固有のコントローラ・ユーティリティを使用して、単一ディスク以外のLUNを削除してください。
CELL-04539: 物理ディスク{0}にはすでにLUNが存在するため、この物理ディスクに単一ディスクLUNを作成することはできません。
原因: この物理ディスクにすでにLUNがあります。
処置: 既存のLUNを上書きする場合は、FORCEオプションを使用してください。
CELL-04541: LUN {0}のオペレーティング・システム名が見つかりません。
原因: ベンダー固有のコントローラ・ユーティリティにエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04543: {0}の物理ドライブIDが無効です
原因: 指定した物理ディスクに無効なIDが入力されました。
処置: 指定した物理ディスクのIDを表示するには、LIST PHYSICALDISK pdisk_nameコマンドを使用してください。

関連項目:

「LIST PHYSICALDISK」

CELL-04544: LUN: {0}が無効です
原因: 指定したLUNに無効なIDが入力されました。
処置: 指定したLUNのIDを表示するには、LIST LUN lun_nameコマンドを使用してください。

関連項目:

「LIST LUN」

CELL-04545: ディスク・アダプタ: {0}で例外が発生しました
原因: ディスク・アダプタに問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04546: コマンド{0}で、{1}の終了コードが返されました。hpacucliプロセスの他のインスタンスを停止してください。
原因: ディスク構成ツール・プロセスに問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04547: セル・サーバー(CELLSRV)は、正常にセル・ディスク: {0}をエクスポートできません。
原因: セル・ディスクをエクスポート中に問題が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04548: ステータスがnormalではないため、セル・ディスク{0}をエクスポートできません。
原因: セル・ディスクのステータスが正常でないため、セル・ディスクをエクスポートできませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04549: セル・ディスク: {0}のLUNを取得できません。
原因: 指定したセル・ディスクでLUNにアクセスできませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04550: このハードウェアにはエクスポートが実装されていません。
原因: ハードウェアにエクスポート機能が実装されていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04551: セル・ディスク{0}のエクスポート中にエラーが発生しました。受信エラー: {1}。セル・ディスクはエクスポートされません: {2}
原因: エラーが発生したため、セル・ディスクがエクスポートされませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04552: セル・サーバー(CELLSRV)は再スキャンできませんでした: {0}。
原因: 指定したLUNをセル・サーバーで再スキャンできませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04553: {0}という名前のセル・ディスクがすでに存在するため、{0}をインポートできませんでした。
原因: インポートするセル・ディスクと同じ名前の既存のセル・ディスクがあるため、LUNをインポートできませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04554: セル・サーバー(CELLSRV)は、正常にLUN: {0}をインポートできません。
原因: 指定したLUNをセル・サーバーでインポートできませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04555: セル・サーバー(CELLSRV)は、インポートされたセル・ディスク{0}の名前を変更できません。
原因: インポートしたセル・ディスク名を、指定されたセル・ディスク名にセル・サーバーで変更できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04556: LUN {0}には有効なセル・ディスクがありません。
原因: 指定したLUNに有効なセル・ディスクが含まれていません。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04557: {0}でLUNを取得できませんでした。
原因: 指定した属性のLUNにアクセスできませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04558: LUNを使用してインポート・ターゲットを指定する必要があります。
原因: インポートするセル・ディスクを識別するには、LUN IDを指定する必要があります。
処置: IMPORT CELLDISKLUN=lun_idオプションを使用してください。
CELL-04559: LUN {0}のセル・ディスクのインポートを完了できません。受信エラー: {1}。
原因: 指定したLUNのセル・ディスクをインポート中にエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04560: セル・ディスク{0}のインポートを完了できません。受信エラー: {1}。セル・ディスクはインポートされません: {2}。
原因: セル・ディスクをインポート中にエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04570: ソフトウェアとハードウェアの不一致による内部MSエラーです。Oracleサポート・サービスに連絡してください。
原因: ソフトウェアとハードウェアが一致しませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04571: コマンド{0}で、エラー文字列{0}が返されました。
原因: コマンドを実行中にエラーが発生しました。
処置: エラー文字列を確認し、エラーの原因を特定してください。コマンドを再入力するか、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04572: 物理ドライブ{0}のスロット番号を特定できませんでした。
原因: ディスク構成ツール・プロセスでこの物理ドライブのスロット番号を特定できません。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04573: 論理ドライブ{1}のスロット番号を特定できませんでした。
原因: ディスク構成ツール・プロセスでこの論理ドライブのスロット番号を特定できません。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04574: LUN {0}の状態は{1}でシステム・ディスクです。システム・ディスクの複数のディスク・デバイスを再同期するには、FORCEオプションを使用します。
原因: LUNを再有効化するときにFORCEオプションが使用されませんでした。
処置: ALTER LUN REENABLEFORCEオプションを使用してください。

関連項目:

「ALTER LUN」

CELL-04575: コントロール{0}のスロットまたはシリアル番号を特定できませんでした。
原因: ディスク構成ツール・プロセスでこのコントローラのスロット番号を特定できません。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04576: コマンド{0}で、エラー文字列{1}が返されました。
原因: プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04577: LUN {0}に対応する物理ディスクが見つかりませんでした。
原因: 指定したLUNに対応する物理ディスクが見つかりませんでした。
処置: 指定したLUNに対応する物理ディスクを挿入してください。
CELL-04578: ディスク{0}のステータスが{1}であるため、LEDアクションが実行されませんでした。
原因: 障害が発生したかパフォーマンスが低下したディスクのサービスLED照明をオフにしようとしました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡し、ディスクの問題を修正してください。ディスクを修正した後、サービスLED照明をオフにできます。
CELL-04579: フラッシュ・ディスクのLEDを変更できません。「help alter physicaldisk」を参照してください。
原因: フラッシュ・ディスクのLEDが変更されていません。
処置: ヘルプ・ファイルおよび「ALTER PHYSICALDISK」を参照してください。
CELL-04580: LUN {0}、物理ディスク{1}の状態が{2}で、再度有効化することができません。置き換える必要があります。
原因: 物理ディスクを再有効化できません。
処置: 物理ディスクを交換してください。
CELL-04582: ディスクの移入中にエラーが発生しました。
原因: ディスクの移入中にエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04583: ディスク・モデル番号{2}はサポートされていないため、物理ディスクのスロット{0}のLUN(シリアル番号: {1})を再有効化できません。
原因: 物理ディスクにサポートされていないモデル番号があります。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04585: 現在のディスク・ステータスを取得できません。
原因: 現在のディスク・ステータスを取得できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04586: セル・ディスクの作成は成功しませんでした。
原因: セル・ディスクの作成時にエラーが発生しました。
処置: エラーのリストを確認して、セル・ディスクの作成が失敗した理由を特定してください。
CELL-04589: 障害タイプ属性に無効な設定が指定されました。有効な障害タイプ(FAILED、PREDICTIVEFAILURE、WTCACHINGまたはNONE)を指定してください。
原因: 無効な障害タイプが指定されました。
処置: 有効な障害タイプを指定して、ALTER PHYSICALDISKコマンドを再試行してください。有効な障害タイプは、FAILEDPREDICTIVEFAILUREWTCACHINGまたはNONEです。
CELL-04590: ハード・ディスク{0}をライトスルー・キャッシュ・ステータスにするようにシミュレートすることはできません。ライトスルー・キャッシュ・ステータスにするようにシミュレートできるのはフラッシュ・ディスクのみです。
原因: ハード・ディスクをライトスルー・キャッシュ・モードにするように指定されました。
処置: ALTER PHYSICALDISKコマンドではフラッシュ・ディスクを指定してください。
CELL-04591: alter physicaldisk serviceled on/off"は非推奨です。事前にディスクを交換する場合は、"alter physicaldisk drop for replacement"を使用してください。
原因: ALTER PHYSICALDISKコマンドのSERVICELED ON/OFFオプションがサポートされなくなりました。
処置: ディスクを交換する必要があるときはDROP FOR REPLACEMENTオプションを使用してください。詳細は、「ALTER PHYSICALDISK」を参照してください。
CELL-04592: 物理ディスク{0}は削除の準備ができていないため、削除できません。
原因: ディスクを削除する準備ができていませんでした。
処置: DROP PHYSICALDISKコマンドを実行する前にALTER PHYSICALDISK diskname DROP FOR REPLACEMENTを実行してください。
CELL-04593: システム・ディスク{0}は削除できません。
原因: 指定したディスクはシステム・ディスクであるため削除できません。
処置: DROP PHYSICALDISKコマンドにはシステム・ディスク以外を指定してください。
CELL-04594: サポートされる物理ディスクの最大数を{0}より小さくすることはできません。
原因: 指定したディスクを削除すると、サポートされるディスクの合計数がサポートされる物理ディスクの最大数を下回ることになります。
処置: 削除するためにDROP PHYSICALDISKコマンドに指定する物理ディスクの数を減らしてください。
CELL-04595: 物理ディスクは次の順序で削除する必要があります: {0}
原因: 物理ディスクの指定順序が正しくありません。
処置: DROP PHYSICALDISKコマンドに正しい順序で物理ディスクを指定してください。
CELL-04601: 物理ディスクの削除に失敗しました: {0}
原因: コマンドによって物理ディスクが削除されませんでした。
処置: エラー・メッセージCELL-04602で指定された物理ディスクは削除されませんでした。エラー・メッセージCELL-04602に示されている問題を解決してから、物理ディスクを削除してください。
CELL-04602: 物理ディスク{0}の削除中にエラーが発生しました。受信エラー: {1}。
原因: 物理ディスクの削除中にエラーが発生しました。
処置: エラーに示されている問題を解決してから、物理ディスクを削除してください。
CELL-04603: 交換用のフラッシュディスク{0}を削除できませんでした。
原因: DROPコマンドがフラッシュ・ディスクに対して使用されました。
処置: DROPコマンドはフラッシュ・ディスクには無効です。
CELL-04604: 物理ディスク{0}はすでに削除されているため、削除できません。
原因: 物理ディスクが削除されているため、DROPコマンドは無効です。
処置: 物理ディスクが存在することを確認してから、ALTER PHYSICALDISK DROP FOR REPLACEMENTコマンドを実行してください。
CELL-04605: 他のシステム・ディスクはより悪い状態です。
原因: 他のディスクの問題が原因でシステム・ディスクを削除できませんでした。
処置: そのシステム・ディスクを削除および交換してから、指定したシステム・ディスクを削除および交換してください。
CELL-04606: MDは同期していません
原因: 複数のデバイスが同期されていないため、ディスクが削除されませんでした。
処置: 複数のデバイスがすべて同期されるまで待機した後、指定したディスクを削除および交換してください。
CELL-04607: ディスク{0}には異常なパートナ・ディスクがあります: {1}
原因: パートナ・ディスクの問題が原因でディスクを削除できませんでした。
処置: 異常があるパートナ・ディスクに対して次のいずれかの処置を実行してから、指定したディスクを削除および交換してください。
  • 異常があるパートナ・ディスクをオンラインにします。

  • 異常があるパートナ・ディスクが存在するディスクを削除および交換します。

CELL-04608: 物理ディスクの再有効化に失敗しました: {0}
原因: 物理ディスクの再有効化に失敗しました。
処置: エラー・メッセージCELL-04609で指定された物理ディスクは再有効化されません。エラー・メッセージCELL-04609に示されている問題を解決してから、物理ディスクを再有効化してください。
CELL-04609: 物理ディスク{0}の再有効化中にエラーが発生しました。受け取ったエラー: {1}。
原因: ディスクの再有効化中にエラーが発生しました。
処置: エラーに示されている問題を解決してから、物理ディスクを再有効化してください。
CELL-04610: ディスク{0}を再有効化することはできません。ALTER PHYSICALDISK REENABLEコマンドで再有効化できるのは、交換のために削除されたディスクのみです。
原因: ALTER PHYSICALDISK DROP FOR REPLACEMENTコマンドを使用して削除されていないため、ディスクは再有効化されませんでした。
処置: 物理ディスクが削除されていることを確認してから、ALTER PHYSICALDISK REENABLEコマンドを実行してください。
CELL-04611: 物理ディスク{0}は誤ったスロットにあるため、再有効化できません。
原因: 物理ディスクが不適切なスロットに挿入されています。
処置: ALTER PHYSICALDISK REENABLEコマンドでFORCEオプションを指定して、ディスクを再有効化してください。
CELL-04613: 物理ディスク{0}が正常な状態ではないため、再有効化できません。
原因: ディスクに問題があるため、再有効化されませんでした。
処置: ハード・ディスクを交換してください。
CELL-04614: 物理ディスク{0}でのLUNの作成中にエラーが発生しました。
原因: 物理ディスクでのLUNの作成中にエラーが発生しました。
処置: ALTER LUNコマンドを実行してください。コマンドが失敗した場合は、ディスクを交換してください。
CELL-04615: 物理ディスク{0}でのLUNの再有効化中にエラーが発生しました
原因: 物理ディスクでのLUNの再有効化中にエラーが発生しました。
処置: ALTER PHYSICALDISK REENABLEコマンドを実行してください。コマンドが失敗した場合は、ディスクを交換してください。
CELL-04616: 物理ディスク{0}のファームウェアの更新中にエラーが発生しました
原因: ファームウェアの更新中にエラーが発生しました。
処置: ディスクのファームウェアを更新してから、コマンドを再試行してください。
CELL-04617: LUNの再有効化に失敗しました: {0}。
原因: LUNが再有効化されませんでした。
処置: 再有効化操作の失敗の原因となっているエラーを修正してから、コマンドを再試行してください。
CELL-04618: LUN {0}の再有効化中にエラーが発生しました。
原因: 一部のLUNが正常に有効化されませんでした。
処置: 再有効化操作の失敗の原因となっているエラーを修正してから、コマンドを再試行してください。
CELL-04619: 物理ディスク{0}上のセル・ディスクの検証中にエラーが発生しました。
原因: 物理ディスクにアクセスできなかったため、セル・ディスクのメタデータを読み取れませんでした。
処置: 物理ディスクにアクセスできることを確認してから、コマンドを再試行してください。
CELL-04620: LUN {0}は再有効化できません。ALTER LUN REENABLEコマンドでは、低パフォーマンス・ステータスのLUNのみを再有効化できます。
原因: LUNがpoor performanceステータスではなかったため、ALTER LUN REENABLEコマンドでLUNを再有効化できませんでした。
処置: ALTER LUN REENABLE FORCEコマンドを実行してLUNを再有効化してください。
CELL-04621: 物理ディスク{0}の状態が{1}で、再度有効化することができません。置き換える必要があります。
原因: 物理ディスクを再有効化できません。
処置: ディスクを交換してください。
CELL-04622: 物理ディスク{0}の状態が{1}で、再度有効化することができません。
原因: 物理ディスクが動作の制限されている状態でした。
処置: 物理ディスクが動作の制限されていない状態に変わるまで待機して、ALTER PHYSICALDISK REENABLEコマンドを再試行してください。
CELL-04623: 物理ディスクの電源を切断後ただちに投入することができませんでした: {0}
原因: ディスクの電源の入れ直し操作に失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-04624: 物理ディスク{0}の電源を切断後ただちに投入中にエラーが発生しました。受信エラー: {1}。
原因: 指定されたエラーでディスクの電源の入れ直し操作に失敗しました。
処置: エラーによって指定された問題を修正してください。
CELL-04625: 物理ディスクの電源を切断後ただちに投入することは、X5サーバーより前のストレージ・サーバーでサポートされていません。
原因: X5-2サーバーより前の物理ディスクでは電源の入れ直しはサポートされていません。
処置: powercycleオプションは物理ディスクでは使用できません。
CELL-04626: フラッシュ・ディスク{0}の電源を切断後ただちに投入できません。
原因: X5-2サーバーより前のフラッシュ・ディスクでは電源の入れ直しはサポートされていません。
処置: powercycleオプションはフラッシュ・ディスクでは使用できません。
CELL-04627: 物理ディスク{0}の状態が{1}で、電源を切断後ただちに投入できません。
原因: ディスクが限定された状態であったため、電源の入れ直し操作が実行されませんでした。
処置: ディスク上での制限テストが完了するまで待機してから、コマンドを再入力してください。
CELL-04628: 物理ディスクの電源を切断後ただちに投入することは、このセルに対して無効です。
原因: このセルに対するpowercycleオプションが無効でした。
処置: このセルに対してpowercycleオプションを有効にしてください。
CELL-04629: 物理ディスク{0}は失敗状態ではありません。
原因: ディスクに対して電源の入れ直しコマンドが入力されましたが、物理ディスクは失敗状態ではありませんでした。
処置: コマンドを入力し、失敗した物理ディスクを指定してください。
CELL-04630: 物理ディスク{0}の電源を切断後ただちに投入する回数が最大許容回数を超えており、FORCEが指定されていません。
原因: ディスクの電源の入れ直し回数が最大回数に達しました。
処置: FORCEオプションを使用して、ディスクの電源を入れ直してください。

エラー・メッセージ: CELL-05001からCELL-05500

この項では、CELL-05001からCELL-05500のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-05001: 実行中にエラー・コードが返されました: {0}
原因: プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-05002: <program>の実行中に例外が発生しました。
原因: プログラム例外が発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-05003: {0}を開く、または読み取る際にエラーが発生しました。{1}の内容: {2}。エラー: {3}。
原因: プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-05005: 平均CPUキュー長の検索に指定された間隔の値が正しくありません。
原因: プログラム・エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-05006: checkdevによって返された行を解析できません: {0}
原因: ハードウェアおよびファームウェア・チェック・ツールによって生成された内部文字列を解析できませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-05008: VALIDATE CONFIGURATIONが失敗しましたが、このコマンドは数分後に再試行すると成功する場合があります。エラー: {0}。
原因: VALIDATE CONFIGURATIONコマンドが失敗しました。
処置: 数分後にコマンドを再試行してください。
CELL-05009: システム・ログ出力コマンドからエラーが返されました: {0}
原因: 構成済のロガーに対してメッセージを送信しようとしてvalidate syslogconf操作でエラーが発生しました。
処置: syslogConf設定を確認し、構成エラーを修正してから、コマンドを再入力してください。
CELL-05010: サービスのsyslog再開時にエラーが返されました: {0}
原因: 構成済のロガーを再起動しようとしてvalidate syslogconf操作でエラーが発生しました。
処置: syslogConf設定を確認し、構成エラーを修正してから、コマンドを再入力してください。
CELL-05011: syslog.confファイルの書込み中にエラーが発生しました: {0}
原因: syslogサービスを構成するためにsyslog.confファイルを書き込もうとしてエラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-05012: VALIDATE CONFIGURATIONがI/Oエラーで失敗しました: {0}
原因: VALIDATE CONFIGURATIONコマンドが失敗しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。

エラー・メッセージ: CELL-05501からCELL-06000

この項では、CELL-05501からCELL-06000のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-05501: メール構成が無効です。メール構成を検証する前にsmtpServer、smtpFromAddrおよびsmtpToAddrが設定されていることを確認してください。また、アラートのメール通知を受信するには、notificationPolicyを正しく設定する必要があります。有効なコマンドは次のとおりです: alter cell smtpServer='mailserver.example.com'、smtpfromAddr='yourname@example.com'、smtptoAddr='yourname@example.com'、notificationPolicy=critical、notificationMethod=mail
原因: 電子メール構成の属性に無効な値が入力されました。
処置: メール構成を確認する前に、ALTER CELLコマンドでsmtpServersmtpFromAddrsmtpToAddrnotificationMethodおよびnotificationPolicyの属性に値を設定してください。

関連項目:

「ALTER CELL」

CELL-05503: 通知中にエラーが検出されました。関連する内部エラーのテキストは{0}です。通知の受信者は{1}です。
原因: 通知を処理中に問題が発生しました。
処置: 受信者が有効かどうかを確認してください。toAddrセル属性を確認してください。
CELL-05504: ASRの通知中にエラーが検出されました。関連するエラーのテキスト: {0}。通知の受信者は{1}です。
原因: ASR SNMP通知の送信中にエラーが検出されました。
処置: 受信者が正しく指定されていることを確認してください。受信者が正しくない場合は、ALTER CELL snmpSubscriptionコマンドを使用して受信者情報を修正してください。受信者が正しいのにエラーが引き続き発生する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。
CELL-05505: ASRの検証中にエラーが検出されました: {0}
原因: ALTER CELL VALIDATE SNMPコマンドのASR SNMP通知の送信中にエラーが検出されました。
処置: 受信者が正しく指定されていることを確認してください。受信者が正しくない場合は、ALTER CELL snmpSubscriptionコマンドを使用して受信者情報を修正してください。受信者が正しいのにエラーが引き続き発生する場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

エラー・メッセージ: CELL-06001からCELL-06200

この項では、CELL-06001からCELL-06200のエラー・メッセージについて説明します。

CELL-06001: ユーザーが存在しません: {0}
原因: コマンドで指定されたユーザーが存在しませんでした。
処置: 有効なユーザーを指定してコマンドを入力してください。
CELL-06002: ''{0}''というユーザーはすでに存在します。
原因: コマンドで指定されたユーザーはすでに作成されていました。
処置: 新規ユーザーを指定してコマンドを入力してください。
CELL-06003: ユーザー{0}は予約されたユーザーであるため、作成できません。
原因: 入力した名前は予約されたユーザー名でした。
処置: 別のユーザー名を使用してコマンドを入力してください。
CELL-06004: コマンドで指定できるのは1人のユーザーのみです。
原因: コマンドで複数のユーザーが指定されました。
処置: 1つのユーザー名のみを使用してコマンドを入力してください。
CELL-06005: 新規ユーザーの作成時にはユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
原因: ユーザーの作成時にユーザー名とパスワードが指定されていませんでした。
処置: ユーザー名を指定してコマンドを入力し、プロンプトが表示されたらパスワードを入力してください。
CELL-06006: CREATE USERコマンドではユーザー名とパスワードのみを指定します。
原因: CREATE USERコマンドで追加属性が指定されていました。
処置: ユーザー名とパスワードのみを使用してコマンドを入力してください。
CELL-06007: 有効なユーザー・パスワードは、少なくとも1つの数字、1つの小文字および1つの大文字を使用した、12から40文字の英数字です。新規パスワードは既存のパスワードと同じにできません。
原因: パスワードが有効ではありませんでした。
処置: 少なくとも1つの英数字を使用した8から12文字の英数字であるパスワードを入力してください。
CELL-06008: パスワードの作成に失敗しました。
原因: パスワードが作成されませんでした。
処置: 有効なパスワード書式を指定してコマンドを再試行してください。
CELL-06009: 権限が指定されていません。
原因: コマンドに権限属性が指定されていませんでした。
処置: コマンドを入力し、権限属性を指定してください。
CELL-06010: ロールが指定されていません。
原因: コマンドにロール属性が指定されていませんでした。
処置: コマンドを入力し、ロール属性を指定してください。
CELL-06011: ロールが存在しません: {0}。
原因: コマンドに無効なロール属性が指定されました。
処置: 有効なロール属性を使用してコマンドを入力してください。
CELL-06012: ユーザーが指定されていません
原因: コマンドにユーザー名が指定されていませんでした。
処置: コマンドを入力し、ユーザー名を指定してください。
CELL-06013: ロール{0}はすでに存在します。
原因: CREATEコマンドで指定されたロールはすでに存在していました。
処置: 新規ロール属性を使用してコマンドを入力してください。
CELL-06014: この権限には属性またはオプションが指定されていません。
原因: コマンドに属性またはオプションが指定されていませんでした。
処置: コマンドを入力し、属性およびオプションを指定してください。
CELL-06015: 現在のユーザーにはこのコマンドを実行する権限がありません。
原因: ユーザーには、コマンドを実行する権限がありませんでした。
処置: コマンドを実行する権限がありません。
CELL-06016: 権限{0}はロール{1}に対して定義されていない場合、ロール{1}から取り消すことはできません。
原因: 権限はそのロールに対して定義されていませんでした。
処置: 正しいロールと権限を使用してコマンドを入力してください。
CELL-06017: 少なくとも1人のユーザーがロール{0}を持っているため、このロールを削除できません。FORCEオプションを使用してコマンドを再試行してください。
原因: 少なくとも1人のユーザーにこのロールが付与されていました。
処置: FORCEオプションを使用してDROPコマンドを再試行してください。
CELL-06018: 一部のロールから権限を取り消すことができません: {0}。
原因: これらのロールの権限が取り消されませんでした。
処置: 詳細は、エラーの詳細を確認してください。
CELL-06019: 一部のロールを削除できません: {0}。
原因: ロールが削除されませんでした。
処置: 詳細は、エラーの詳細を確認してください。
CELL-06020: ユーザー{0}は予約されたユーザーであるため、削除できません。
原因: ユーザーが削除されませんでした。
処置: 正しいユーザーを使用してコマンドを入力してください。

EXA-xxxxxエラー・メッセージ

EXA-xxxxxエラーは、ExaCLIツールでのみ生成されます。

EXA-30000: {0}でMSに接続できません。エラー: {1}。
原因: ExaCLIは要求されたセルに接続できませんでした。
処置: コマンド・ライン上のセル名が正しく、セルが現在のマシンからアクセス可能であり、管理サーバー(MS)サービスが実行中であることを確認してください。

関連項目:

「ExaCLIの起動」

EXA-30002: 格納した証明書ファイルの読取り中にエラーが発生しました: {0}。
原因: セルのIDを受け付けた場合に記録される、指定されたファイルを読み取ることができません。
処置: ホーム・ディレクトリ、$HOME/.exacliディレクトリおよびこのディレクトリのすべてのファイルの読取り/書込み権限があることを確認してください。これで問題が解決しない場合は、エラー・メッセージに指定されたファイルを削除してください。ExaCLIにより、セルのIDを再確認するように求められます。
EXA-30003: デフォルトのトラストマネージャまたはキーストアを作成できません: {0}。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
EXA-30004: キーストアから証明書を取得中に内部エラーが発生しました: {0}。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
EXA-30005: 証明書が見つかりません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
EXA-30006: URL {0}からデータを取得中にエラーが発生しました。
原因: ExaCLIは、カスタム証明書をアップロードするとき、指定されたURLからデータを収集できなかった可能性があります。
処置: URLが正しく、到達可能であることを確認してください。
EXA-30007: 証明書の作成中に内部エラーが発生しました: {0}。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
EXA-30008: セル名が指定されていません。"-c <cellname>"オプションを使用して接続するセルを指定してください。
原因: コマンド・ライン上にExaCLIの接続先セル名が指定されていません。
処置: コマンドで"-c <cellname>"オプションを使用してください。

関連項目:

「ExaCLIの起動」

EXA-30009: キーボード{0}から入力を取得できません。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
EXA-30010: cookiejar {0}に予期しない内容があります。
原因: ユーザー認証情報を保存するためのcookiejarファイル($HOME/.exacli/cookiejar)が破損しました。
処置: $HOME/.exacli/cookiejarを削除してください。すべてのセルにログインするためにパスワードを再入力する必要があります。
EXA-30011: securityPrivKey、securityPubKey (および必要に応じてsecurityPrivKeyPW)属性を同時に指定する必要があります。
原因: カスタム・セキュリティ認証のアップロードのために必要なすべての情報が提供されていません。
処置: セルへのカスタム・セキュリティのアップロード時に、秘密鍵(securityPrivKey属性)と公開鍵(securityPubKey属性)に個別のURLを指定する必要があります。
EXA-30012: cookiejar {0}を保存できません。
原因: ExaCLIは、指定されたcookie-jarファイルにCookieを保存できませんでした。
処置: cookie-jarファイルおよびcookie-jarファイルの親ディレクトリへの書込み権限があるかどうかを確認してください。
EXA-30013: ログインできません。不適切なユーザー名またはパスワードです。
原因: ユーザー名とパスワードの組合せが管理サーバー(MS)によって認識されませんでした。
処置: ユーザー名がMSに認識されており、パスワードが正しいことを確認してください。このユーザーは、オペレーティング・システム・ユーザーとは異なります。

関連項目:

「ユーザー管理」

EXA-30014: URLの作成中に内部エラーが発生しました。
原因: 内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
EXA-30015: cookieファイルを読み取れませんでした: {0}。
原因: ExaCLIは、指定されたcookie-jarファイルのCookieを読み取れませんでした。
処置: 指定されたファイルの読取り権限があることを確認してください。
EXA-30016: この接続は安全ではありません。セル{0}に安全に接続するようExaCLIを要求しました。{0}のアイデンティティを検証できません。
原因: セルにはCA認証のアイデンティティがなく、以前にセルからの自己認証のアイデンティティを受け入れていません。
処置: デフォルトでは、セル・ソフトウェアは自己認証のアイデンティティを提供します。続行するには、このアイデンティティを受け入れる必要があります。または、CA認証のアイデンティティをセルにアップロードできます。

関連項目:

「証明書」

EXA-30018: 新しいサーバー証明書を格納できません: {0}
原因: ExaCLIは、同じアイデンティティ証明書を再度受け入れる必要がないように、セルが提供する証明書をファイルに格納できませんでした。
処置: ホーム・ディレクトリ、$HOME/.exacliディレクトリおよびそのすべてのファイルに対する読取り/書込み権限があることを確認してください。
EXA-30019: サーバーを認識できません。終了します。
原因: セルが提供する自己認証のアイデンティティを受け入れませんでした。
処置: デフォルトでは、セル・ソフトウェアは自己認証のアイデンティティを提供します。続行するには、このアイデンティティを受け入れる必要があります。または、CA認証のアイデンティティをセルにアップロードできます。

関連項目:

「証明書」

EXA-30020: ユーザー名が-lオプションに指定されていないか、user@cellnameの形式ではありません。
原因: -lオプションに値を指定していないか、"-c user@cellname"のかわりに"-c @cellname"を入力しました。
処置: コマンド・ライン上に"-l user"または"-c user@cellname"のいずれかを使用してユーザー名を指定してください。両方を省略した場合、ユーザー名を求めるメッセージが表示されます。

関連項目:

「ExaCLIの起動」

EXA-30021: -lとuser@cellを使用してログイン名が2回指定されました。
原因: "-l user"と"-c user@cellname"の両方を使用して、コマンド・ラインにユーザー名が2回指定されています。
処置: コマンド・ライン上に"-l user"または"-c user@cellname"のどちらか1つのみを使用してユーザー名を指定してください。両方を省略した場合、ユーザー名を求めるメッセージが表示されます。

関連項目:

「ExaCLIの起動」

EXA-30022: -cert_proxyオプションにプロキシが指定されていません(証明書を取得するためのHTTPプロキシ)。
原因: --cert-proxyオプションの値がありません。
処置: 必要に応じて、ユーザー提供のURLにアクセスするために、--cert-proxyオプションの値を指定してください(たとえば、HTTPを使用してカスタム証明書をアップロードする場合)。

例: --cert-proxy proxy.example.com:80

EXA-30023: 続行できません。自己署名されていない証明書を検証できませんでした: {0}。中間証明書をダウンロードする必要があり、HTTPプロキシが必要な場合は、-cert_proxy <proxy>[:<port>]オプションを指定してください。
原因: セルが提供したCA認証のアイデンティティを検証できませんでした。これは、アイデンティティ証明書が本質的に無効である場合に発生することがあります。一部のCA認証のアイデンティティは、検証のために中間証明書をダウンロードする必要があります。ExaCLIがインターネットにアクセスできない場合、このような証明書は、実際に有効な場合でも、このエラーを生じます。
処置: ExaCLIがインターネットにアクセスするためにHTTPプロキシによる構成が必要な場合は、コマンド・ラインで"--cert-proxy <proxy>[:<port>]"オプションを使用してください。中間証明書は、ExaCLIにより自動的にダウンロードおよび検証されます。ExaCLIが引き続き、セル・アイデンティティを有効であると認識しない場合は、CellCLIを使用してこのコマンドを実行します:

alter cell securityCert="default"

これにより、デフォルトの自己認証のアイデンティティに戻ります。ExaCLIを使用して、カスタム・アイデンティティを再度アップロードする必要があります。

EXA-30024: 無効なオプションです: {0}。
原因: コマンドラインに指定されたオプションは認識されませんでした。
処置: 「ExaCLIの起動」に記載されているExaCLIの使用方法を参照してください。
EXA-30025: 証明書が無効であるため、アップロードできませんでした。
原因: セルにカスタム・アイデンティティをアップロードするとき、ExaCLIはURLに指定されたデータを有効な証明書として解析できませんでした。
処置: URLが正しい証明書ファイルを指していることを確認してください。証明書がPEM形式である場合、"-----BEGIN CERTIFICATE-----"で始まり、"-----END CERTIFICATE-----"で終わる必要があります。

関連項目:

「証明書」

EXA-30026: 自己認証の証明書は許可されないため、アップロードできませんでした。
原因: 自己認証のアイデンティティをセルのアイデンティティとしてアップロードすることはできません。セルには、デフォルトで自己認証のアイデンティティがあります。
処置: セルにCA認証のアイデンティティをアップロードするか、次のコマンドを使用してセルのデフォルトの自己認証のアイデンティティに戻します。

alter cell securityCert=”default”


関連項目:

「証明書」

EXA-30027: 認証局によって署名された証明書を検証できなかったため、アップロードできませんでした。
原因: ExaCLIは、CA認証のセキュリティ証明書を検証できませんでした。
処置: CA認証のセキュリティ証明書の有効期限が切れていないこと、および失効していないことを確認してください。一部のCA認証の証明書は、検証のために中間証明書をダウンロードする必要があります。ExaCLIがインターネットにアクセスできない場合、このような証明書は、実際に有効な場合でも、このエラーを生じます。ExaCLIがインターネットにアクセスするためにHTTPプロキシによる構成が必要な場合は、コマンド・ラインで"--cert-proxy <proxy>[:<port>]"オプションを使用してください。中間証明書は、ExaCLIにより自動的にダウンロードおよび検証されます。

関連項目:

「証明書」

EXA-30028: 格納されたCookieを使用してログインできません。
原因: 以前に--cookie-jarオプションを使用してログインし、認証トークン(Cookie)が保存されています。しかし、現在セルではこのCookieを受け入れていません。
処置: パスワードを再入力してください。
EXA-30029: ファイル{0}に対して、所有者のみに読取り/書込みアクセスを許可するように権限を変更することはできません。
原因: ExaCLIによって作成されたすべてのファイルは、セキュリティ上の理由から、ファイル所有者のみ読取り/書込み可能に設定されています。しかし、ExaCLIは指定されたファイルの権限を変更できませんでした。
処置: 指定されたファイルが、ファイル所有者のみ読取り/書込み可能であることを確認してください。
EXA-30030: 必要なバージョンのJavaが見つかりませんでした。ExaCLIはJava 1.7.0_80以上が必要です。
原因: ExaCLIではJava 1.7.0_80以上が必要ですが、PATH変数とJAVA_HOME変数のどちらにも見つかりませんでした。
処置: Java 1.7.0_80以上がインストールされていること、およびjavaバイナリの場所がPATH環境変数であることを確認し、このバージョンのJavaの場所にJAVA_HOMEを設定します。
EXA-30031: コマンドとバッチ・ファイルの両方を指定することはできません。
原因: -eオプションにコマンドと@batchfileの両方を指定しようとしました。
処置: "-e command"または"-e @batchfile"のいずれか一方を指定してください。

関連項目:

「ExaCLIの起動」

EXA-30032: バッチ・ファイルは、他のバッチ・ファイルを介して、自身を呼び出している可能性があります。
原因: バッチ・ファイルには、同じバッチ・ファイルの呼出しが含まれています。例:
 $ cat batch_file
 @batch_file
処置: バッチ・ファイルからすべての自己参照と循環依存を削除してください。

関連項目:

「ExaCLIの起動」

CELL-40001: DESCRIBEコマンドには1つのオブジェクト・タイプ・パラメータが必要です。
原因: DESCRIBEコマンドが値なしで発行されました。
処置: DESCRIBEの後に有効なMSオブジェクトが必要です(例: DESCRIBE CELLDESCRIBE CELLDISK)。

関連項目:

「DESCRIBE」

CELL-40003: DESCRIBEコマンドで無効なオブジェクト・タイプが指定されました: {0}。
原因: DESCRIBEコマンドの引数が有効なMSオブジェクトではありません。
処置: DESCRIBEの後に有効なMSオブジェクトが必要です(例: DESCRIBE CELLDESCRIBE CELLDISK)。

関連項目:

「DESCRIBE」

アラート・メッセージ

この項では、アラート・メッセージについて説明します。この項の内容は次のとおりです。

電子メール通知用のアラート・メッセージの書式

アラート・メッセージ用の電子メール通知の書式は次のとおりです。

Subject: 
cell_name: alert level: { critical | warning | clear } alert

E-mail Content:
Alert Type: { ADR | Hardware | Threshold } Alert alert_name is triggered at
alert_time with message:
alert_message

The suggested action is: 
alert_action

SNMP通知用のアラート・メッセージの書式

Oracle Exadata Storage Serverによって送信されるSimple Network Management Protocol (SNMP)のアラートは、各Oracle Exadata Storage Server Softwareのインストールに含まれる管理情報ベース(MIB)に準拠しています。Oracle Exadata Storage ServerのMIBファイルは、/opt/oracle/cell/cellsrv/deploy/config/cell_alert.mibにあります。SNMPアラートとMIBはSNMPバージョン 1(SNMPv1)に準拠しています。表B-1で説明するように、アラートには変数が含まれます。

表B-1 セルのアラートSNMP変数の定義

変数 説明

oraCellAlertAction

このアラートで実行する推奨操作。

oraCellAlertBeginTime

アラートによる状態変更が開始された時点のタイム・スタンプ。

oraCellAlertEndTime

アラートによる状態変更が終了した時点のタイプ・スタンプ。

oraCellAlertExaminedBy

アラートを確認した管理者。

oraCellAlertMsg

アラートの簡単な説明。

oraCellAlertNotif

サブスクライバにアラート・メッセージを通知する場合の状況を示す番号。

  • 0: 試行されなかった

  • 1: 送信に成功

  • 2: 再試行中(最大5回)

  • 3: 5回の再試行に失敗

oraCellAlertObjectName

メトリックのしきい値によりアラートを生成するオブジェクト(セル・ディスクやグリッド・ディスクなど)。

oraCellAlertSeqBeginTime

アラートの順序IDが最初に作成された時点のタイム・スタンプ。

oraCellAlertSeqID

アラートの一意の順序ID。warningからcritical、またはcriticalからclearなど、アラートにより状態が変更されると、同じ順序番号と遷移時点のタイム・スタンプで別のアラート発生が作成されます。

oraCellAlertSeverity

重大度のレベル。値はclearinfowarningまたはcriticalです。

oraCellAlertShortName

アラートの省略名。アラートの基準がメトリックの場合、省略名は対応するメトリックのname属性と同じになります。

oraCellAlertType

アラートのタイプ。値はstatefulまたはstatelessです。

  • ステートフル・アラートは、normalに遷移すると自動的にクリアされます。

  • ステートレス・アラートはクリアされません。


しきい値アラート・メッセージ

しきい値アラートを使用すると、データベースを監視できます。ほとんどのアラートは、特定のメトリックしきい値を超えた場合に通知されます。アラートごとにクリティカルおよび警告のしきい値を設定できます。これらのしきい値は、値を超えた場合にシステムが正常でない状態になる境界値です。たとえば、表領域が97%に達すると正常でない状態と見なされ、Oracle Databaseでクリティカル・アラートが生成されます。しきい値アラートの例を次に示します。

しきい値nameにより、アラート状態severityがトリガーされました

しきい値アラートがトリガーされました。指定したしきい値に違反しているメトリック値を調べてください。しきい値nameで示されている問題を修正してください。

しきい値の違反は解消されました。しきい値nameにこれ以上のアクションは必要ありません。

しきい値の違反は解消されました。

ADRアラート・メッセージ

問題は自動診断リポジトリ(ADR)で追跡されます。ADRは診断データを格納するためのファイルベース・リポジトリです。このリポジトリはデータベースの外部に格納されるため、データベースが停止している場合でも診断データを利用できます。Oracle Databaseリリース11gでは、アラート・ログ、すべてのトレース・ファイルおよびダンプ・ファイル、およびその他の診断データもADRに格納されます。

各問題には問題キーが含まれます。問題キーは問題を説明するテキスト文字列です。問題キーにはエラー・コード(ORA 00600など)が含まれ、1つ以上のエラー・パラメータ値やその他の情報が含まれる場合があります。ADRメッセージの例を次に示します。

Errors in file /opt/oracle/log/diag/asm/cell/stado54/trace/svtrc_2763_0.trc 
 (incident=1): ORA-00600: internal error code, arguments: [main_5], [3], 
[Invalid IP Param], [], [], [], [], []

ADRメッセージで実行する処理は次のとおりです。

Create an incident package for incident <incident number> using ADRCI 
and upload the incident packages to Oracle Support Services.

ソフトウェアのアラート・メッセージ

この項では、Oracle Exadata Storage Server Softwareのアラートについて説明します。

SALRT-00001, 管理サーバーは構成ファイルを正常に書込みました。
原因: 管理サーバー(MS)は構成ファイルを正常に書込みました。
処置: 処理は不要です。
SALRT-00003, セルの構成チェックは正常に終了しました。
原因: セルの構成チェックは正常に実行されました。
処置: 処理は不要です。
SALRT-00004, 構成チェックで次の問題を検出しました: {0}。
原因: セルの構成チェック中に問題が発生しました。
処置: 構成の問題を修正してください。その後、一覧表示されているコマンドを再実行してください。
SALRT-00007, サービスCELLSRVでHugepageの割当てが正常に終了しました。
原因: Hugepageの割当てが正常に終了しました。
処置: 処理は不要です。
SALRT-00008, セルUSBの障害が回復しました。
原因: Oracle Exadata Storage Server SoftwareのCELLBOOT USBフラッシュ・ドライブがリストアされました。
処置: 処理は不要です。
SALRT-00020, [警告] USBに構成の問題があります。バックグラウンドでの修復に失敗しました。
原因: ファイル・システムまたはハードウェアの問題が原因で、CELLBOOT USBフラッシュ・ドライブで障害が発生しました。
処置: CELLBOOT USBフラッシュ・ドライブを交換してください。
SALRT-00052: ソフトウェア・アップグレードにより検疫が自動的に削除されました。
原因: ソフトウェアのアップグレードにより検疫が自動的に削除されました。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。
SALRT-00061: ILOMが応答しなくなり、リセット・コマンドの発行後にリセットされていません
原因: ILOMがipmitool mc reset coldまたはipmitool sunoem cli reset -script /SPコマンドに応答しませんでした。
処置: ILOMの電源を入れ直すには、手動での操作が必要です。このセルまたは別のマシンからILOMに接続するには、SSHを使用します。ILOMプロンプトで、reset /SPを入力します。SSHを使用して接続できない場合は、ILOMまたはリモート・コンソールにログインしてILOMサーバーをリセットしてみてください。ログインするには、「メンテナンス」に移動し、ResetSPを選択して、ResetSPをクリックします。それでも動作しない場合は、ILOMの電源プラグを抜いてください。この操作により、サーバーおよびILOMの電源が入れ直されます。詳細は、My Oracle Supportノート1395747.1を参照してください。
SALRT-00062: ILOMが正常な状態に戻っています。
原因: ILOMが正常に応答しました。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。
SALRT-00081: CELLBOOT USBフラッシュ・ドライブ上の少なくとも1つの必須ファイルでチェックサムのチェックに失敗しました。/var/log/cellos/checkdeveachboot.logで詳細を参照してください。
原因: 1つ以上のファイルでチェックサム・プロセスに失敗しました。
処置: CELLBOOT USBフラッシュ・ドライブを再作成してください。

関連項目:

フラッシュ・ドライブの再作成に関する詳細は、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』を参照してください。

SALRT-00082: Grub構成ファイルの検証に失敗しました。/var/log/cellos/checkdeveachboot.logで詳細を参照してください。
原因: 構成ファイルの検証に失敗しました。
処置: CELLBOOT USBフラッシュ・ドライブを再作成してください。

関連項目:

フラッシュ・ドライブの再作成に関する詳細は、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』を参照してください。

SALRT-00083: Grub構成ファイルの検証に失敗しました。/var/log/cellos/checkdeveachboot.logで詳細を参照してください。失敗したファイルはgrub/grub.confです。
原因: 構成ファイルの検証に失敗しました。
処置: CELLBOOT USBフラッシュ・ドライブを再作成してください。

関連項目:

フラッシュ・ドライブの再作成に関する詳細は、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』を参照してください。

SALRT-00084: チェックサム・リスト・ファイル/checksums_cellboot_usb_files.txtがCELLBOOT USBフラッシュ・ドライブ上にありません。
原因: チェックサム・リスト・ファイルがCELLBOOT USBフラッシュ・ドライブ上にありませんでした。
処置: CELLBOOT USBフラッシュ・ドライブを再作成してください。

関連項目:

フラッシュ・ドライブの再作成に関する詳細は、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』を参照してください。

SALRT-00087: フラッシュ・キャッシュ・モードで構成の矛盾が見つかりません。
原因: フラッシュ・キャッシュ・モードの設定に矛盾が見つかりませんでした。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。
SALRT-00088: カーネルがクラッシュしたため、システムが再起動されました。
原因: カーネルのクラッシュが原因でシステムが再起動されました。
処置: クラッシュのコア・ファイルは{0}にあります。サポートが必要な場合は、サポート・サービスにコア・ファイルを提供してください。
SALRT-00089: メタデータが破損しているため、デバイス {1} のセルディスク {0} を使用できません。
原因: セル・ディスクのメタデータの破損が検出されました。
処置: セル・ディスクは、メタデータが破損しているため使用できません。セル・ディスクを削除して再作成するか、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。
SALRT-00090, セル・ディスクのメタデータの破損が修正されています。
原因: セル・ディスクのメタデータの破損が修正されました。
処置: このメッセージは情報提供用です。処理は不要です。

Oracleサポート・サービスへの連絡

一部のメッセージについては、Oracleサポート・サービスに問題を報告することをお薦めします。自動サービス・リクエストによって発行されたサービス・リクエストがある場合は、Oracleサポート・サービスにも連絡する必要があります。Oracleサポート・サービスに連絡する場合は、次の情報を用意してください。

  • Oracle Databaseを実行しているハードウェア、オペレーティング・システムおよびオペレーティング・システムのリリース番号。

  • Oracle Databaseの完全なリリース番号(例: リリース11.2.0.3)。

  • エラーの発生時に使用していたすべてのOracleプログラムとリリース番号(例: SQL*Plusリリース11.2.0.1.0)。

  • エラー・コードまたはメッセージが1つ以上表示された場合は、正確なコード番号とメッセージ・テキスト(表示された順)。

  • 問題の重大度。次のコードに従います。

    • 1: プログラムを使用できない。操作に重大な支障がある。

    • 2: プログラムを使用できる。操作が大きく制限される。

    • 3: プログラムを使用できるが機能が制限される。全体の操作には重大な支障がない。

    • 4: ユーザー自身で問題を回避できる。操作にはほとんど支障がない。

次の情報も必要になります。

  • ユーザーの名前

  • 組織の名前

  • OracleサポートのID番号

  • ユーザーの電話番号